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「これって差別?怒られるかな?」ポリコレの正体/福田ますみさんインタビュー 前半

2022-03-06 21:09:48 | 我那覇真子チャンネル

「これって差別?怒られるかな?」ポリコレの正体/福田ますみさんインタビュー 前半

 

「これって差別かな?」と思った経験は誰でもお持ちでしょう。 一方的な言葉狩り、同調圧力が酷く深刻化する世の中について、 『ポリコレの正体』の著者でジャーナリストの福田ますみさんにお話をお聞きしました。

福田ますみ

専門誌・編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。以後、様々な雑誌、webメディアへの 寄稿を続けてきた。学校での「教師によるいじめ」として全国報道もされた事件の取材を通して、 他メディアによる報道が、実際はモンスターぺアレントの言い分をうのみにした「でっちあげ」 だったことを発見。冤罪を解明した過程をまとめた『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』で、

2007年に「新潮ドキュメント賞」を受賞。他に『モンスターマザー 「長野・丸子実業高校 【いじめ自殺】でっちあげ事件」』では、編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞・作品賞を受賞。 他、『暗殺国家ロシア:消されたジャーナリストを追う』(以上新潮社)、『スターリン 家族の 肖像』(文芸春秋)などがある。 『ポリコレの正体』方丈社 (2021/12/1) 「差別はいけない」「弱者・少数者は社会によって守られるべきだ」「多様性を尊重しよう」……どれも正しく、当然のことだ。異論を言う人はまずいない。倫理的にも政治的にも正しいと言えるだろう。だが、一部にはポリティカル・コレクトネス(政治的正しさ=ポリコレ)を、恣意的に拡大解釈し、利用しようとする動きがある。「多様性を認めよ」と言いながら、自分が考える以外の一切の異論は認めず、モンスター的に追い詰める。

ポリコレ先進国・アメリカでは、「キャンセルカルチャー」と称してかつての大統領の銅像を引き倒したり、「差別されてきた弱者だから、放火・暴行や略奪も許される」と主張する犯罪行為さえ激増。また、性的少数者をめぐるトラブルや、新しい差別も増加している。一方、日本では「お母さん食堂」が批判され、「肌色の色鉛筆」は消え去った。子どもたちは学校で「あだ名」をつけることも許されず、一部の伝統行事や文化も、過剰なポリコレにより消滅しかねない。

少数者の権利を認め共生しようとするのでなく、少数者のためという名目で多数者を迫害しようとすることは、「機会の平等」でなく、「結果の平等」のみを求めること。そして、誰も幸せにならない「新たな不平等社会」を創造するだけなのではないのか。 多くのノンフィクション作品で高い評価を受けてきた著者が、忠実で丹念な取材力を基本に、過剰な「ポリコレ」の正体を明かし、警鐘を鳴らす。 公平と平等について改めて考えるための刺激的な1冊。

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