今回、PICマイコンを使った赤外線リモコンによる戦車(?)を製作した。
この車は、赤外線送信機により前後進、左右旋回、左右の前後進を行うことができる。左右独立のキャタピラ・モータおよびギヤボックスの動力部、および制御基盤・バッテリで構成されており制御基盤では1個のPICマイコンで赤外線の受信と2個のモータドライバIC(東芝製TA7291P)を制御している。電源は9Vのバッテリと単3乾電池3個をそれぞれ制御回路とモータの動力とした。
駆動部にはモータとキャタピラがセットになっている既製品を利用した。またモータはギヤセットと一体になっているものを購入した。
1)赤外線送信機について
下図は赤外線送信機。試作とはいえ、かなり不細工.
一個のPICマイコンを単三乾電池2個で駆動している。レギュレータも使って いない。赤外線LEDを点滅させるための出力と2個のモータをそれぞれ独立に前後進させるための入力スイッチを4個(図の赤と白、計4個、黒は予備)を PICマイコンへの入力スイッチとしている.
かなりひどい作り。。。
赤外線送信回路図と部品表を示す。
2)赤外線受信回路について
受信回路ではPICマイコンのRA0入力ピンに赤外線受信モジュールを接続し、さらに 出力ピンにつながれたモータドライバICによってDCモータを回転させる。今回は左右のキャタピラを独立に動かすため2個の東芝製TA7291Pを使用し た。下図に赤外線受信回路図および部品表を示す。