2/12日曜日
こんな真冬の登山は初めての経験。
月初めに降ったと思われる残雪の光景などを目の当たりにし、
つらなる”つらら”が市内で見られるとも思ってもいなかったので、
感激もひとしおでした。
スタート地点は、明治天皇のおじにあたる中山忠光公が暗殺された地に
立つ中山神社前。
神社前で準備にかかると、他に2グループが来て総勢20名位が思い思いに
準備しそれぞれが出発。
出発地点では、雪を探すのに苦労をする位見あたらない。
しかし、四恩寺跡を過ぎると一変、地面は所々は凍って注意しながら登る。
5合目付近からは更に景色は一変。
一瞬の油断も出来ない凍り付いた崖下を前にして、時には岩をしっかり
つかんでカニ歩き、この状態では油断をすると、軽くて骨折、最悪なら
命をなくすかも、との思いを肝に命じて一歩一歩すすむ。
ゴルジュ帯に入ると一瞬の気も抜けないところばかり。
所々のロープの助けをかりて肘をつきやっとの思いで這い上がる。
左右には2メートル位はある、つららの数々。
この辺り迄来ると一面雪原地帯。
風力発電建設の為に拡幅された道路。
この辺は太陽に遮られてご覧の通りの雪道。
ココを右に横切ると30分位で頂上に。
頂上からみる角島から向津具半島
横には風力発電。
この山には20基位はあるようです。
この山が市内でこれだけスリル満点の山だったことを初めて知った。
全行程は休憩と食事時間40分を入れて約5.5時間。
最高の気分を味わい帰途へ。