外壁塗装をしてもらう業者が決まってその後一番悩むのが色決めです。
屋根の色、壁の色 破風、鼻隠し、幕板、雨樋 雨戸・シャッターなどなど
悩みだしたらキリがありませんね
壁の色次第で印象ががらりと変わります。
色の系統を決めます。
ご家族でまずはどんな系統にするか意見をまとめるといいでしょう。
薄い色&濃い色&新築当時と同系色か&暖色&寒色
ちょっと欲張ってしまい3~4色使って色変えをな~んて思うとチグハグナ家になりがちですので
気を付けましょう。
ご近所や雑誌などで好みの色合いがあったら担当者に教えて下さると助かります。
日本塗料工業会発行の外壁塗装用の色見本帳で数色ピックアップします。
日本の建物はこの中の色でほとんど塗られています。
オレンジの色で例えますと12-60Xや15-60Vなど塗装に使いますと派手すぎて
びっくりする家になってしまいます。
この辺りの色なら落ち着きます(*˙︶˙*)☆*°
面積も広くなりますし太陽の光も当たります。
何より艶がいい塗料だとピカピカ!って光った感じで一段と派手さがアップします。
艶消しの塗料だとマットな感じで、これまた違いますのでご相談してくださるといいですね~
色見本帳はお好みの色より1つ薄め、2つ地味目がちょうどいいくらいでしょうか
カラーシュミレーションを作成します。
中々イメージが決定しない方にはカラーシュミレーションも作成いたします。
写真、液晶で見ると微妙な違いは分かりにくいですが全体のイメージはつかめると思います。
塗装前の家の写真を撮ります。
こちらのお宅は外壁の色、パラペットの色、雨戸の色を変えました。
通常、破風、鼻隠し、樋などはサッシ色と同じが落ち着きますがこのお客様はパラペットと壁を
モノトーンにされるので多少の色変えは大丈夫だと判断しました。
ラインまたは印刷でお見せいたします。
A4版の色板にします。
何枚かA4の板に致しますのでその中からご家族で検討していただきます。
その際、部屋の中で夜とかに蛍光灯の下で選ぶのはNGです。
必ず日中、庭先などで外壁にあてて見てください。
できればサッシか玄関ドアの横で1枚ずつ見るといいのではないかと思います。
10数年に一度、決して安いリフォームではありませんので出来れば落ち着いた色をお勧めいたします。
白っぽ過ぎると汚れが目立つかなとお客様がよく言われますし
濃すぎると色褪せが早く気になるといった傾向にあります。
私は、、、なるべく薄い色目から中間色あたりがいいのではとアドバイスしてますね~
ちなみに紫外線に一番強い色は黄色系です。
塗料の種類に関係なく10年以上前に塗装した黄色系を選んだお客様の家は劣化が少ないなと常々思いますので
ご参考にして下さい。
外壁塗装で塗らないのは玄関ドア、サッシなどのアルミ製品ですのでそのあたりの兼ね合いも考慮しましょう。
塗りあがった時、イメージと違うって悲しいですよね~ 焦らず、時間をかけて結構ですのでしっかり悩んで考えた方が
いいです。
私はお客様が選んだ色が「あ!これはイマイチ」と感じたら正直に言わせて頂いています。
以前、言わなかったら「そんなに変?小野田さん、顔に出てますよ(・・;)」とご指摘を受けてしまい
それ以来、私もプロとして完成形をイメージできますので変更した方が良い場合は優しくご誘導させてもらってます
悩むのも楽しい色選び、ご一緒に相談しながら選びましょう