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ちょっとした心の動きを綴ります

サーチング

2015-01-05 | 詩歌
最新のマシンでも検索できはしない
エンジニア気取るならそれでもいいけれど
特別のプレースもありふれてるじゃない
この街を知り尽くす紳士と見てあげるけど

私に気にいられたいと次々繰り出すモバイルギア
貴方はそれで気持ちが掴めると思ってるのね ああ

どんなWebサイトにも何にも載ってないのよ
どんなアプリ使っても何にもならないのよ

スマートフォンもタブレットもいまはスイッチオフでお願い
私の心探りたいなら検索窓はここよ
貴方の前にいる、ここよ

風に誘われて

2014-12-31 | 詩歌
風に誘われてここまで来たの
誰に言われて来たんじゃないの
思うんだけどあなた考え過ぎ
分かるんだけどとても力み過ぎ
好きなんだから仕方がない
忘れられないならやるしかない
風に誘われてここまで来たの
誰に言われても止める気はないの

だって

2014-12-24 | 詩歌
甘い言葉をかけるだけがやさしさではないと
貴方は教えてくれるつもりだったの?
そんなに察しがよくない私はまるで
気づかなかったの

遠くで暮らして少しわかりかけてきた
満ち足りたようで物足りない毎日
今日もお化粧はするわ
だって何があるかわからないじゃない

ありふれたほめ言葉貴方は馬鹿にしたけど
それが大切なことも絶対あるのよ
そんなこと知らないで私の前に
現れたことが少し許せない

近くに貴方の息遣いを感じると
いろいろな違いがとにかく目につくのよ
今日もお化粧はするわ
だって何があるかわからないじゃない

貴方はいまでは会いたくても会えない
その事実が重たくのしかかる
そんなに先のことわかるはずないじゃない
それを責めることはないじゃない

はるかにはなれた貴方を今は仮想的に
空想的に考えるだけなの
今日もお化粧はするわ
だって何があるかわからないじゃない

2014-05-29 | 詩歌
どこにいてもどんな時も忘れることはない
私の一番大切な部屋に鍵を掛けて
なにより一番大事な箱に入れて守ってきた
あなたのことは何もかも忘れたくはない
私は一つ一つの出来事をみんな残すつもりよ

だけど時間という名のネズミが忍び込んで
私の一番大切な箱に穴を開けて
なにより一番大事なものをどこかに運び出す
あなたのことは何もかも忘れたくはない
私は一つなくしていくたび涙を流してるのよ

あなたを失ってから私は空を飛べない
あなたを失ってからどこにも行けない

あなたのことは何もかも忘れたくはない
私は隙間のできた思い出の箱をまだ手放しはしないわ

時を越えて

2013-12-01 | 詩歌
流れる川のうたかたは消えては結ぶものと
昔の人はあきらめながらつぶやいたものと

そんな話を聞いたのは確か学生時代

時は流れ  あなたはどこに いまはどこに
今年も同じ 街の明かり   年の暮れのかざり


夢を向かっていくとか走っていくとか
間違いも失敗も恐れず進んでみるとか

そんな話を聞いたのはあなたとのデート

時は流れ  あなたは今も  同じ思いなの
今年も同じ クリスマスの  曲が"痛い"の


時を越えて あなたに会うわ あのころのあなた
今年も同じ あの街角で   あなた探して