毎度お馴染み後藤さんの記事、勉強になります。
今回はIntelのCPUのことをロードマップとあわせて未来予想。
Intelが2005年に投入予定のデュアルコア名は
「Smithfield(スミスフィールド)」という名前らしいです。
予定では2005年前半~中盤となっているみたいです。
僕も来年の今頃にはAMDもIntelも出ているかな、と予想しています。
最悪遅れても秋かな・・・冬にずれ込むことはない・・・と予想してみる
本来65nmプロセスでデュアルコアを製造するはずだったIntelですが
後藤さんの記事によると「Smithfield」は最初は90nmで製造するようです。
これはきっとAMD対策でしょうね
さて、肝心の「どのアーキテクチャでデュアルコア化するのか」ですが
こればっかりは後藤さんもかなり頭を悩ませているご様子。
まず、「Smithfield」の価格。
後藤さんの記事によると、SmithfieldはPentium4 EEのような
高額商品ではなく、400ドル~200ドル。つまりPentium4のような価格帯の
商品になるとのこと。
これから予想できることはまずPentium-Mベースはありえないこと。
Pentium-Mは非常にコストが高く、そんな値段でデュアルコアは
少々コスト的に無理があるでしょう。
次にTDP
SmithfieldのTDPはIntelの「2005 Performance FMB」に合致するという。
2005 Performance FMBのTDPは125W(Performance)、84W(Mainstream)
IntelのTDPは大体0.8掛けと低めに設定されているから大体
130~W、90~Wぐらいだと思っていいです。
これだと低電力が売りのPentium-Mベースの消費電力としては大きすぎます。
かといってシングルコアで100WオーバーのPrescottベースだとするとこれはだいぶ小さい消費電力です。
うーん、僕はPentium-Mベースのデュアルコアだと思うけど
可能性としてはPrescottベースのデュアルコアも有り得るのか・・・
ちょっと勘弁してほしいが・・・(´ω`;)
とりあえず
PentiumMデュアルコア:コスト、デスクトップCPUとしてのパフォーマンス不足(十分高いですが)
Prescottデュアルコア:消費電力、大幅なクロックダウンが必要(だと思う)
が双方のデュアルコア化の問題点だと思います。
どっちになるんだろ・・・難しいなぁ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0805/kaigai108.htm