■予想印■
◎ 3枠06番 ディープインパクト
○ 2枠03番 ゼンノロブロイ
▲ 5枠10番 ハーツクライ
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■予 想■
ハイペース志向
今年の競馬はいろいろ凄いことがあったんだが、中でも話題を独占してしまったのがディープインパクト。無敗3冠制覇は本当に凄いこと。3冠レースってのは3冠全部に出走することさえ難しいもんです。今年で言えはディープインパクト、シックスセンス、アドマイヤジャパン、ローゼンクロイツ、アドマイヤフジの5頭のみ。確かナリタブライアンの時はサムソンビッグと2頭だけだったと思う。それを全部勝ってしまうのがどんなに凄いことか。しかも無敗で。。。今年の3歳世代は弱くて3冠は相手に恵まれたとか言われてますが、それはたとえ事実だとしても、この馬の強さを否定する理由にはならないんだよな。全部圧勝してるんだから、むしろまだ底が割れてないってことだ。
この馬に関してはまだまだ見えていない部分はあるけれど、個人的に不安と思うのは今のところ超超超スローペースか道悪かくらい。今回はそんなレースになりそうもないんで、素直に本命です。
レースの流れはどうなるのか。今回のメンバー見渡すと行く馬が多い。タップダンスシチーが復調していて、これが逃げそうだけど、コスモバルクが引っかかったり、ビッグゴールド、コイントス、オースミハルカ辺りもいるし、恐らくペースは遅くなることはないでしょう。さらにディープのライバル達はディープに勝つために前で勝負したい。デルタブルースのペリエなんかは早めに仕掛けて「スタミナ勝負」=「上がりの掛かる競馬」に持ち込みたいと言っているし、リンカーンの横山典もそのクチでしょう。そうなるとやっぱり、非常にタフで厳しい流れになることが予想されます。
で、こういう厳しい流れになった時に、ディープインパクトはどうなのかと。確かに叩き合いになるようなレースをしてないので未知数は未知数だが、わたしは悪い方向でなくて、良い方向での未知数だと考えてます。わたしも以前は反ディープ的な見方をしてましたが、ダービーを見て考えが変わった。というのはディープはペースに関係なく一定以上の末脚を繰り出せるというのがわかったから。スローペースでもハイペースでも同じような末脚が使える。なので、今年の秋天のような32秒台で上がっても勝てないような異常に速い上がりの競馬では、取りこぼしてしまうかも知れないとは思うが、逆にハイペースになる分にはいくらでも来いとさえ思える。超ハイペースなのに馬なりで上がっていって4コーナーで射程圏で末脚爆発したら・・・ぶっちぎりだよな。結局、叩き合いにはならない。ハッキリ言って非常識な競馬だが、そういう競馬が出来る可能性が、この馬にはあるし、それにチャレンジ出来るのはこの馬だけだし、ぜひそんな競馬を見てみたい。その先に見える光の中にあるものは何なのか・・・?なんか「スプリンター」の結城光みたいだな。。。負けちゃいけないプレッシャーはあると思うが、武さんならやってくれないかなー・・・。
相手。もしこんな厳しい競馬になるのなら、結局は底力のある強い馬が来る。ということで、ゼンノロブロイ。今年は勝ってないけど、なんだかんだ言って強いことは強い。前走で厳しい競馬をしてるので、余力が気になるところですが、レース後、早い時期から乗り出して十分にキツイ稽古を積んでいるようなので問題ないのでしょう。むしろ強い稽古が出来てるんだから、さらにパワーアップの可能性もある。鞍上のデザーモもこの馬で結果を出したいというモチベーションが高い。
そんなゼンノロブロイに今年2回も先着しているハーツクライが単穴。単純だけど理由はそんなもん。中山コースで脚質うんぬんなんてレベルの話じゃない。
そして、今年この2頭に先着しているのはスズカマンボとビッグゴールドとヘブンリーロマンスだが、今年の天皇賞は春秋共に参考外レース。リンカーンなんてハーツクライに4連敗でゼンノロブロイには3連敗。タップダンスシチーにしろサンライズペガサスにしろコスモバルクにしろ全部ロブロイとハーツには負けている。
デルタブルースは去年の話になるけど、JC3着・有馬記念5着共にロブロイに負けてる。菊花賞勝った後っていうのもあるんだろうけどね。その後、疲れが出て休養して、休み明け2戦目でステイヤーズS勝ったくらいではまだまだ。エルノヴァとどっこいだろ。それとステイヤーズS組って有馬と相性が良くない。本当の狙いは来年の春天なんだと思われる。
ということで、ハイペースをディープインパクトが直線で楽に抜け出して、後はゼンノロブロイとハーツクライの底力勝負・・・そんな妄想が実現することに期待して、馬単2点勝負。それと、万が一のタテ目の馬連。
この妄想が実現して、いい年越しになりますように。
■買い目■
馬単 6→3、6→10
馬連 3-10