Silvioの「最後に笑う者が最もよく笑う!」日記

日々の暮らしの中で、関心のあること、疑問に思うこと、ノスタルジーを感じることを綴っていく日記。

愛国者諸君、今こそ歴史の分かれ目かも知れぬ!

2005-06-10 23:42:48 | 国を想う
 大げさなタイトルですが。しかし、大東亜戦争敗北後(日本人は「太平洋戦争」ではなく、日本政府が名づけた名称を用いるべきです。「敗戦」を「終戦」と言い換えるのは潔くありません。)、60年。今ほど国家の主権、国民の誇りを問われている時期は、少なくともこの20年ではなかったのではないでしょうか。

最近気になった記事の見出しだけでも、

・「併合条約の効力」などで溝…日韓歴史共同研究(読売)
・首相、歴史認識「違いがあってもいい」(日経)
・制裁の発動必要…横田夫妻、参院特別委で訴え(読売)
・靖国参拝「自分の気持ちか国家か」 森氏、首相が判断を(朝日)
・韓国・慶尚北道が「独島の月」…「竹島の日」に対抗(読売)
・中国また活発化 沖ノ鳥島沖に調査船 日米の脅威認識、牽制(産経)

といった具合です。日本国民はよほど覚悟して、今後の我が国の針路を考えなければならないと思います。今までのような「棚上げ・先送り」や「玉虫色の決着」では、取り返しがつかないほどの「国家・国民の誇りに対する傷」を負いかねません。今こそ誇りを取り戻す機運が盛り上がってきたのに。自分たちが生まれ育ち、暮らし、子孫に引き継いでいく国を守らなくて、誇りに思わなくてどうするんですか。精神主義は嫌いですけど、周辺諸国の不当な圧力や国賊らの売国的発言を許さない精神性こそが今の我が国には重要でしょう。

 さて、「歴史共同研究」とやらですが、Silvioはそもそも歴史認識なんか違う国家・国民が共有できるわけがなく、それを試みようとする時点で「愚かさ、ここに極まれり!」と思っています。


(読売新聞HPより)
小此木政夫・慶応大教授は「(歴史の)分析者としての立場を離れて政治的主張を強く展開していることに驚き、失望した」と批判。そのうえで、「個人請求権をめぐる交渉過程は単純ではない。国家建設のための開発資金を必要とした韓国政府が日本政府以上に国家請求権に固執した。安易に再交渉を主張して真摯(しんし)な外交的努力を無益にすべきではない」と主張した。


 共同研究と言いながら、韓国にプロパガンダの機会を提供しただけのようですね。こんなことになるのは目に見えていたのに。アメリカでWASPとインディアンが歴史認識を共有できますか?ロシアとフィンランド、バルト三国の歴史観が一緒になりますか?なるわけないじゃん!!!

 支那と朝鮮は長らく宗主国と属国でしたから共有できるかもしれませんけど、それでも高句麗がどうした、渤海がどうしたで見解が分かれているんでしょう。「バカの考え、休むに似たり」って言葉がありますけど、この共同研究は「休む」どころか、「病気になって悪化してる」じゃないんですかねえ。そういう意味では小泉首相はあまりにも当然のことを言ってるわけですね。

 我が国ははっきり主張すべきです。「日韓併合は国際法上有効であった」と。そして、その後の朝鮮は「大日本帝国の領土」であり、その地に住んでいた朝鮮民族の人々は「大日本帝国臣民」であった、と。そういう客観的な事実を冷静かつ論理的に主張するのは日本国政府の責務ですよ。

 そりゃあ、そういう事実を認めたくない、という韓国のみなさんの心情はよくわかります。併合前には王妃である閔妃を暗殺されるなど、許しがたい国辱を受けてもいるわけですし。しかし、「認めたくないものは事実ではない」というのは、どうなんでしょう。知性のカケラも感じられません。日本文化を受け入れない、学問の分野にまで政府の影響が及ぶ。韓国も北朝鮮ほどではないが、十分「思想統制国家」ですね。

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