買ってすぐのシリコンは、においがちょっと気になるかもしれません。
そんな時は1時間の煮沸、または電子レンジで10分ほど加熱することでにおいが押さえられます。

冷凍時間の目安は8~10時間。ヒビや気泡のないキレイな氷を作るには、いくつかのポイントがあります。まず第一に、湯冷ましを使うと透明度の高い氷ができやすい。氷が膨張することを考えて、水は溢れるまで入れないこと。また、急速に冷凍するとヒビが入りやすくなるので、急凍室などには入れないこと。これは、急激に凍り始めることによって水の中の酸素が抜け出せず、ひび割れや気泡の原因になるのです。冷凍庫の温度を高めに設定するとなお良し。さらに、コルクやゴム製のコースターを、製氷皿の上と下に乗せることによって、さらに冷気が伝わる速度が遅くなり、よりキレイな仕上がりになります。
下の写真は2つを合体させたところです。上にあいている穴から水を注ぎます。水を入れてから、穴からハーブや花びら、スライスしたライムやレモンなど、デコレーション材料を入れられるのがうれしいですね。

また、煮沸が面倒でつい使いたくなるミネラルウォーターですが、硬度の高い水(エビアンやコントレックスなど)は氷が白くなりやすいので、国産の軟水の方がより透明に仕上がるようです。
取り出す時は、上下のパーツを回しながらひねり、外しますが、シリコンが軟らかいので指で2つのパーツの間を押し広げると、簡単に取り出せます。
夏の季節、冷たい飲み物の他に料理の盛りつけにも活躍しそうな
シリコンアイストレー。