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計量士の資格とは?

2015-01-30 19:22:56 | 日記
こんにちは、今日は失業保険受給資格についてです。
「計量の基準を定め、適正な計量の実施を確保し、もって経済の発展及び文化(「秘密のケンミンSHOW」などをみると、同じ日本でもずいぶん違うものですよね)の向上に寄与する」という計量法に基づく設置されている資格である計量士(計量作業やそれに伴う事務を行う資格を持つ人をいいます)。
この計量士の資格は、経済産業省の管轄です。
何だか難しい説明をしてしまってましたが、計量士(受験資格の制限はありませんが、合格率がかなり低く、難易度の高い試験といえるでしょう)が一体どのような仕事なのか、簡単に説明したいと思います。
計量士(昭和28年から国家試験が実施されており、平成5年から現行の試験へと改正されています)には、「環境計量士(環境計量証明事業所には、有資格者を在籍させる義務があります)」と「一般計量士」があり、環境計量士にはその上、騒音・振動関係と濃度関係の2種類です。
濃度関係の環境計量士は、工場から排出されるガスや有害物質などによって、大気中の空気がどれだけ汚染されているか、土壌が如何に汚染されているかを計量・証明します。
騒音・振動関連の環境計量士(環境計量証明事業所には、有資格者を在籍させる義務があります)は、工場の近隣や建設現場、自動車道路や線路の近く、飛行機なんかの騒音や振動を計量・証明するのが仕事です。
一般計量士(比較的難易度が高い資格なので、取得には200時間以上の試験勉強が必要になるでしょう)は、長さや体積、熱量などを計量・証明したり、計量器の点検や管理をします。
この三種類の計量士資格(取得することで就職に有利になったり、給与アップにつながることもあるものです)のうち、最も試験(全然やっていないという人に限ってこっそりやっているものです)の難易度が高いのは濃度関連の環境計量士で、平成20年度合格率は13.2パーセントでした。
続いて騒音・振動関連の環境計量士の難易度が高く、平成20年度合格率(高いからといっても自分が合格できるとは限りません)は17.9%。
一番難易度の低い一般計量士(比較的難易度が高い資格なので、取得には200時間以上の試験勉強が必要になるでしょう)でさえ、平成20年度合格率は19.7%ですので、ちゃんと受験対策を行わなければ合格は難しいでしょう。
環境計量士は都道府県知事の登録を受けた計量証明事業所に、一般計量士(年収は400万円前後という場合が多いようです)は適正計量管理事業所や分析会社などに就職(一般的には、正社員として職業を得ることをいいます)するのが普通です。


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