ロールってどうすんの? イメージし難いですよね。
一時、出来てスランプに陥る人も結構いるかと思います。
そこで、私なりのロール練習方法をちょっと・・
まずは、ロールの理屈ですが人の背骨は前には結構曲がりますが、横と後ろには殆ど曲がらないですよね。
スィープロールはこの背骨の動きを使います。
前屈でセットしたのち水面をスィープ(掃く)していくと前屈から横屈になります。
この時に背骨は横方向にはU字型には曲がりません。せいぜい曲がっても”く”の字まででしょう。この時にパドルが水面にあれば艇は勝手に回転を始めます。(回転しないと”く”の字以上になり背骨が折れますから~)
回転を始め出すとカヤックの回転しようとする動きの邪魔さえをしなければ勝手に復元しますから、横屈から後屈へ移動して一番重い頭をカヤックの回転軸へ近づける事でロール完了です。
大事なのは、カヤックが回転を始めたら頭を回転軸に近づける事でカヤックの邪魔をしない事です。
当然、頭は最後に水面へ出ます。(早めに出すと水中でさえ重たい頭が空中では浮力の抜けた分だけ重くなり回転の邪魔をします。)
続いて、実技です。(笑)
1.ロールセット:床にアグラ座りして左膝を挟んで両手を床に着く。頭は左膝あたり(左セットの場合)
2.スィープ:両手を後ろ(バウ~スターン)まで回す。 となりますが その時に
①両手を床に着いたまま回す。(実際は右手首は猫招き状態ですが、床でこれをやると骨折の恐れありですので手の平でしっかり体重を支えて気をつけてやって下さい。)
②ゆっくり回す。
③顎を右腕に付けた状態で回す。(視線は最後まで床方向を見て。)
④右手が左手を追い越すのは腰を過ぎたあたり。 ってのを意識してやってみて下さい。
お尻をドカッと床に着いた状態では ④のところで体が回らなくなる筈ですので、ここからは自然にお尻の右側を浮かします。(この時が腰のスナップの効き始めになります。)
このまま廻し続けると片尻着けておくのも辛くなり、最後はうつ伏せに倒れ込んだらロール成功です。
イメージし難いかもしれませんが、床が水面。床下が空。天井が水底。セット時はお尻が床下(空)を向いてますから沈した状態です。
この状態から床をなぞる軌跡が水面を漕ぐパドルの軌跡です。 手が床(水面)から離れると体は楽に回りますがパドルが水中へ沈んでしまった事になり腰のスナップ(お尻が浮く=艇を引っくり返す)が効かなくなった事を意味します。
右半尻が床から離れ出す瞬間が艇の返し始めで、視線は床下(空)を見てますからそのまま行ってうつ伏せに倒れ込んだ状態(お尻が天井=水底)が完全に艇が返った状態です。実際はロールの最後に背中がスターンにベッタリと着いた状態になります。
微妙な表現ですが、手を床に付いて状態でやってみると ”艇を起こす=左膝で押す”と言うより”右膝でカヤックのサイドを水中に引き込む”って感じになる筈です。
腰のスナップって言ってますが、実際はあまり意識しない方が良いです。意識し過ぎると勢いで起きる癖がついてしまいます。
意識するのは水面をゆっくり漕ぐ(水中へ入れない=水面上でパドルを固定する=くの字で艇を半分起こす) 最後まで漕ぐ(結果は頭がスターンのセンターに来る筈です。)の2点です。 そうすれば背骨が窮屈になり勝手に艇は引っくり返ります。
ついでに、私が良く言われた事ですが ”漕ぐ”って言うのは”パドルを軸にしてカヤックを動かす事”だそうです。
感覚的なものですが意識してやってみると確かに変わります。
ついでにCtoCは、パドルを水面に出しセットした段階がすでに”く”の字(艇が起き始めた段階)になります。
では、頑張ってね!大工君???
一時、出来てスランプに陥る人も結構いるかと思います。
そこで、私なりのロール練習方法をちょっと・・
まずは、ロールの理屈ですが人の背骨は前には結構曲がりますが、横と後ろには殆ど曲がらないですよね。
スィープロールはこの背骨の動きを使います。
前屈でセットしたのち水面をスィープ(掃く)していくと前屈から横屈になります。
この時に背骨は横方向にはU字型には曲がりません。せいぜい曲がっても”く”の字まででしょう。この時にパドルが水面にあれば艇は勝手に回転を始めます。(回転しないと”く”の字以上になり背骨が折れますから~)
回転を始め出すとカヤックの回転しようとする動きの邪魔さえをしなければ勝手に復元しますから、横屈から後屈へ移動して一番重い頭をカヤックの回転軸へ近づける事でロール完了です。
大事なのは、カヤックが回転を始めたら頭を回転軸に近づける事でカヤックの邪魔をしない事です。
当然、頭は最後に水面へ出ます。(早めに出すと水中でさえ重たい頭が空中では浮力の抜けた分だけ重くなり回転の邪魔をします。)
続いて、実技です。(笑)
1.ロールセット:床にアグラ座りして左膝を挟んで両手を床に着く。頭は左膝あたり(左セットの場合)
2.スィープ:両手を後ろ(バウ~スターン)まで回す。 となりますが その時に
①両手を床に着いたまま回す。(実際は右手首は猫招き状態ですが、床でこれをやると骨折の恐れありですので手の平でしっかり体重を支えて気をつけてやって下さい。)
②ゆっくり回す。
③顎を右腕に付けた状態で回す。(視線は最後まで床方向を見て。)
④右手が左手を追い越すのは腰を過ぎたあたり。 ってのを意識してやってみて下さい。
お尻をドカッと床に着いた状態では ④のところで体が回らなくなる筈ですので、ここからは自然にお尻の右側を浮かします。(この時が腰のスナップの効き始めになります。)
このまま廻し続けると片尻着けておくのも辛くなり、最後はうつ伏せに倒れ込んだらロール成功です。
イメージし難いかもしれませんが、床が水面。床下が空。天井が水底。セット時はお尻が床下(空)を向いてますから沈した状態です。
この状態から床をなぞる軌跡が水面を漕ぐパドルの軌跡です。 手が床(水面)から離れると体は楽に回りますがパドルが水中へ沈んでしまった事になり腰のスナップ(お尻が浮く=艇を引っくり返す)が効かなくなった事を意味します。
右半尻が床から離れ出す瞬間が艇の返し始めで、視線は床下(空)を見てますからそのまま行ってうつ伏せに倒れ込んだ状態(お尻が天井=水底)が完全に艇が返った状態です。実際はロールの最後に背中がスターンにベッタリと着いた状態になります。
微妙な表現ですが、手を床に付いて状態でやってみると ”艇を起こす=左膝で押す”と言うより”右膝でカヤックのサイドを水中に引き込む”って感じになる筈です。
腰のスナップって言ってますが、実際はあまり意識しない方が良いです。意識し過ぎると勢いで起きる癖がついてしまいます。
意識するのは水面をゆっくり漕ぐ(水中へ入れない=水面上でパドルを固定する=くの字で艇を半分起こす) 最後まで漕ぐ(結果は頭がスターンのセンターに来る筈です。)の2点です。 そうすれば背骨が窮屈になり勝手に艇は引っくり返ります。
ついでに、私が良く言われた事ですが ”漕ぐ”って言うのは”パドルを軸にしてカヤックを動かす事”だそうです。
感覚的なものですが意識してやってみると確かに変わります。
ついでにCtoCは、パドルを水面に出しセットした段階がすでに”く”の字(艇が起き始めた段階)になります。
では、頑張ってね!大工君???