マッシュRoom(キャンプ/カヌー/キッズモトクロス)

我が家のキャンパー(マッシュroom)と息子しいたけ、父まつたけ他家族のキャンプ・カヌー・キッズモトクロス等の外遊び記録

ロール (練習方法)

2006年05月04日 | カヌー
ロールってどうすんの? イメージし難いですよね。
一時、出来てスランプに陥る人も結構いるかと思います。
そこで、私なりのロール練習方法をちょっと・・

まずは、ロールの理屈ですが人の背骨は前には結構曲がりますが、横と後ろには殆ど曲がらないですよね。 

スィープロールはこの背骨の動きを使います。 
前屈でセットしたのち水面をスィープ(掃く)していくと前屈から横屈になります。
この時に背骨は横方向にはU字型には曲がりません。せいぜい曲がっても”く”の字まででしょう。この時にパドルが水面にあれば艇は勝手に回転を始めます。(回転しないと”く”の字以上になり背骨が折れますから~)
回転を始め出すとカヤックの回転しようとする動きの邪魔さえをしなければ勝手に復元しますから、横屈から後屈へ移動して一番重い頭をカヤックの回転軸へ近づける事でロール完了です。
 
大事なのは、カヤックが回転を始めたら頭を回転軸に近づける事でカヤックの邪魔をしない事です。
当然、頭は最後に水面へ出ます。(早めに出すと水中でさえ重たい頭が空中では浮力の抜けた分だけ重くなり回転の邪魔をします。)

続いて、実技です。(笑)
1.ロールセット:床にアグラ座りして左膝を挟んで両手を床に着く。頭は左膝あたり(左セットの場合)
2.スィープ:両手を後ろ(バウ~スターン)まで回す。 となりますが その時に
  ①両手を床に着いたまま回す。(実際は右手首は猫招き状態ですが、床でこれをやると骨折の恐れありですので手の平でしっかり体重を支えて気をつけてやって下さい。)
  ②ゆっくり回す。
  ③顎を右腕に付けた状態で回す。(視線は最後まで床方向を見て。) 
  ④右手が左手を追い越すのは腰を過ぎたあたり。 ってのを意識してやってみて下さい。

 お尻をドカッと床に着いた状態では ④のところで体が回らなくなる筈ですので、ここからは自然にお尻の右側を浮かします。(この時が腰のスナップの効き始めになります。)
 このまま廻し続けると片尻着けておくのも辛くなり、最後はうつ伏せに倒れ込んだらロール成功です。

 イメージし難いかもしれませんが、床が水面。床下が空。天井が水底。セット時はお尻が床下(空)を向いてますから沈した状態です。
この状態から床をなぞる軌跡が水面を漕ぐパドルの軌跡です。  手が床(水面)から離れると体は楽に回りますがパドルが水中へ沈んでしまった事になり腰のスナップ(お尻が浮く=艇を引っくり返す)が効かなくなった事を意味します。
 
 右半尻が床から離れ出す瞬間が艇の返し始めで、視線は床下(空)を見てますからそのまま行ってうつ伏せに倒れ込んだ状態(お尻が天井=水底)が完全に艇が返った状態です。実際はロールの最後に背中がスターンにベッタリと着いた状態になります。

 微妙な表現ですが、手を床に付いて状態でやってみると ”艇を起こす=左膝で押す”と言うより”右膝でカヤックのサイドを水中に引き込む”って感じになる筈です。

 腰のスナップって言ってますが、実際はあまり意識しない方が良いです。意識し過ぎると勢いで起きる癖がついてしまいます。
意識するのは水面をゆっくり漕ぐ(水中へ入れない=水面上でパドルを固定する=くの字で艇を半分起こす) 最後まで漕ぐ(結果は頭がスターンのセンターに来る筈です。)の2点です。 そうすれば背骨が窮屈になり勝手に艇は引っくり返ります。

 ついでに、私が良く言われた事ですが ”漕ぐ”って言うのは”パドルを軸にしてカヤックを動かす事”だそうです。
感覚的なものですが意識してやってみると確かに変わります。

 ついでにCtoCは、パドルを水面に出しセットした段階がすでに”く”の字(艇が起き始めた段階)になります。 

では、頑張ってね!大工君???

 長良川(出会い~ふれあい) 中○さん 初沈!

2006年05月03日 | カヌー
昨日、いち早く寝たマツタケ。。。
5時過ぎに起きてゴソゴソしだす。(年のせいではありませんよ~。 いつでも休みの日は早起きですから・・)
他の二人も、6時には起きて来た。(私が起こしてしまったようです。)

朝食etc 済ませ 出発地点まで素直に左岸の156号線から行くが、相戸の堰堤あたりから渋滞。やっとGWらしさに出会う。

<スタート前:余裕の大工君と準備に余念のない中○さん>

スタートしたのが9時半。しょっぱなの瀬は無くなったようだが、要所要所では下見しながらテクニカルな瀬を順調に越え進む。

順調??? うん?? 激しい瀬もテクニカルな瀬も順調でした。

 
<しかーし、大工君やってくれました。チャラ瀬でまさかの沈脱!>
正直、レスキューする気も失せるほどのチャラ瀬です。(笑)
とは言っても軽く30m位は流されてたから、さすが・・ナガラ(大笑)

再乗艇後、ロール練習開始。(またまたスランプに陥ってます)
ここでマツタケのワンポイントアドバイスな~んて言うほどのもんじゃないが一言でスランプ脱出!(ヨカッタね)

この間に中〇さん、瀬遊びで1沈。 とかしてる間にダッキーとカヤックの二人組みに追い越される。(追い越され際にパドル失くしてませんか?と聞かれる。/パドルを拾ったそうです。)

川の真ん中に2m近く水面に顔を出した大岩が2個。 3年ほど前、この岩が隠れるほどの大増水の時、下ったな~。大学のカヌー部の子等と20人近い所帯で下り始めてゴールしたのは師匠と私の二人だけというサラリーマン転覆隊みたいな修羅場を思い出した。ヨ~生きとった。などど怖かった記憶が蘇る。

間もなく
オーナー針へ到着。
入口で釣師を見かけここで小休止。(鮎は解禁前なので余計気を遣います。私も渓流釣り大好きですから・・)
右岸入口に一人、左岸のエディーに一人っと思ったら左岸に二人?一人は裸?? 
よく見ると途中で追い越された二人組でした。

裸って事は沈脱?(2段目のホールでやられたか?)
右左右左のルートでホールと釣人を避けるマツタケと中○さん。

ところが大工君、ホールへまっしぐらの男ラインで勝負!
一瞬捕まるも無事クリア。
先程の裸人に捕まりませんでしたか?と声を掛けられる。(って事はやっぱり、あそこでで沈脱っすか?)

続く相戸の堰堤

<バックウォシュがない一番手前を下る>


<三段の瀬で岩に抱き着き暖を取る中○さん。笑えます>
すでに瀬遊びでは2回ほど泳いでますが、未だ沈せず。



<スケボーで遊ぶ大工君とマツタケ>
中○さん、写真は無いけどダッキーで半回転をかまし歓声を浴びる。

遊んでる時に8人位で下ってきた団体さんの内3人ほど沈脱。一人は張り付きズルズルっと水中へ。一瞬、周りが焦るも無事、沈脱(コワ~)

最後の円空ホールは、マツタケ→大工君→中○さんと大工君となか○さんが入れ替わった状態で通過。
私は右岸よりで通過。大工君はちょっと中央寄りで通過するも最後のホールをギリギリ避ける(残念!)
最後の中○さん、期待通りど真ん中ライン! 下見してないからホールには気付いてない。(ワクワク)

ズッドーン! ずりずりっとバックしてます。 必死でパドリングするもウイリー状態でむなしく空を切る。

 バ・ン・ザ~イ! 初沈です。最後のさいごで万歳!

(ダッキーが捕まる姿はやっぱ、迫力ありますな~ などど大工君とマツタケの笑が響きまくる)

とかなんとかでゴールしたのが4時。 ってことは今回も6時間漕いだのかよ!!



キャンプ IN ふれあい

2006年05月02日 | カヌー
スタート地点のふれあい広場へ帰る途中、子宝温泉で冷え切った体を温め生き返ったところで郡上八幡のスーパーまで食料調達。(ハッキリ言って遠かった。計画性の無さを思い知る。)

ふれあい広場へ帰ってきたのは大方20時。多数のカヤッカーがキャンプしてるのを予想してたが…・私らだけでした。

腹へった~!
温泉の時から“腹減りましたね~”なんてお互いに言い続けてた3人。


<テキパキと準備して食事に勤しむ。(片っ端から胃の中へ・・)>

去年のGWもこの3人で由良川をダウンリバーしたっけ。(確か…無茶ハードなツーリングで6時間ほど漕いだような。。。 あの時も腹減った~ と叫びながら食べたよな~ あの時は風呂から上がったら21時過ぎてたよな~ ホント、懲りない3人です。)

それにしてもよ~食った! よ~飲んだ! 気が付けば焚火の横で寝てました。(ほんで気が付けば片付けも終わってた。スンマセン)

<炎の向こうには、寝てるマツタケ:燃えそう?>

そのまま車へ直行。(おやすみなさい。)

追記:中〇さんですが、20年ほど昔のBE-PAL(だったかな?)に投稿してあるのを読んだ事がありますが 由良川を綾部あたりから海まで一日で下った経歴を持ってます。 由良は綾部過ぎたらほとんどが瀞場なんですが延々と漕いでゴールした時は真っ暗だったそうです。(ハードなツーリングに成るのはこの人のせいか??)

来年はキャンプ道具積んで古座川へのんびり行こうか! などど言ってましたが、この人と行くとキャンプ地は多分、漁港です。(一日で下っちゃいますから・・)


さすが・・ 長良川(ふれあい~美並道の駅)

2006年05月02日 | カヌー
2時半、道の駅到着。ふれあい広場スタートが3時。
水が透明。(さすが長良!) 水はツメた~(さすがナガラ!木曽とは違う意味で沈したくない)

取合えず、広場前の瀬でフェリー・エディーキャッチやらのウォーミングアップ。
サーフィンに興じる中〇さんに“じゃ~、行きますか?” と下り始めた瞬間に後ろから声が…  
水がキレイなせいか?中〇さん、泳いでました。(上沈した模様)
 
この人、瀬遊びではしょっちゅう沈してくれますががダウンリバーでは見た事がありません。。。

<初沈を期待します。>


<完全に飲み込まれ水舟と化すが>


<二つ目の波もクリアー。残念>


<ロールスランプから脱却。余裕?か大工君>


<どっか~ん>


<びゅ~ん とウイリーで二つ目を越えるも力尽き沈。張り付きの流れからも外れてるし笑って見とく>  

つづくザンゲの瀬、入念な下見を繰り返す。 中央の岩,左ギリギリを通過したら即、落ち込み後、左へ寄って次の岩を…・ 落ちて、最後は右へ寄って次の岩をクランクして。。。
 
失敗パターンは、2段目の岩へ張り付きか、沈しての3段目張り付きか 3段目に張り付くとやばそう!

先ずは、私から:思い通りのラインをトレース!

続く、中〇さん:ちょっと左よりから進入するも、途中でラインを代えて無事通過!

続いて、大工君:なかなか来ない。 レスキューロープを片手に待つ時間が妙に長い。体が冷えて来た。寒い・・(待機場所まで、中〇さんのダッキーに掴まり泳いで渡ったマツタケ) 
“まだ歩いてるで~” と中〇さん。  見るとウロウロしてる大工君が…

結局、待つ事10分ほどでトライ開始。

無事通過!(本人曰く、チキンルートorボテージラインを探してたらしい。。)

後は、下見しながら刺激的な川下りを楽しみ崩れた木尾ウエーブで、ちょこっと遊んで5時半ゴール。
温泉、夜の宴会へと続く・・・

あっという間に終わっちゃた木曽川(中濃大橋~桃太郎港)

2006年05月02日 | カヌー
  
中〇さん、大工君と木曽・長良川ダウンリバーにやってきた。

距離の短い木曽を初日、二日目は長良。 
キャンプ地は長良と言う程度のばく~っとした計画があるだけのお気楽ツアーである。 

家を7時前に出発。下道でとことこ3時間。約束の10時ちょっと前、ゴール地点の桃太郎港到着。
 ほぼ同時に中〇さんと大工君も到着。(前回の反省からか入念に地図をチェックした模様)

早速、準備を済ませスタート地点までの道中、国道より富士ヶ瀬と呼ばれてる所(多分、初めてなので解かりませんが)を下見する。
正直、道路から見た感じでは素直な瀬ってだけで比較対象物もなく大きな波には見えなかったが…・ (噂どおりのデカ波でした。)

11時半、中濃大橋左岸よりスタート。

<準備中の中○さん>


<中○さんとマツタケのツーショット!>

大工君、ひたすらロールのウォーミングアップ(バッチリ、上がってます)
水質は、瀬田川といい勝負か? って感じだが透明度はこっちの方が悪い様な・・
(沈したくないな~ってんで私はロールは1回だけ)

スタートしてすぐに、瀬音が聞こえ白波も見える。
木曽は3人とも初めてなのでスカウティングしてから下ろうと言ってたのだが、上陸するような場所もない。(困った)
幸いにも高低差も少なく見渡せるし途中のマイクロホールやらでエディーを取り下見しながら下る。 

排水管から流れ込んでる正体不明の排水で色付きの瀬はさすがに避けたが、大河木曽って感じの2mほどの高低差のある大波をザッブン、ザッブーンて感じで堪能する。

中〇さんのダッキーは常に水舟状態。あれをちゃんとコントロールしてるから驚くわ。

大工君はちゃかり、急にフェリーしだす私を見て余裕でライン取りかましてます。(今度は、ホールに誘い込んだろうと誓うマツタケでした。) 

後ろから日本ライン下りのアナウンスが聞こえたので、たくさんの船を予想し上陸してやり過ごしたが、1艘だけ。(GWとは言え世間は平日なのか?)

結局、この時休憩しただけで所要時間1時間半ほどで、あっと言う間にゴール地点に到着。 

時間も十分あるし、ちょっと不完全燃焼に終わったので、そのまま長良へ移動する。