さあ、4月。新しい年度に変わりました。気持ちを新たに、仕事もその他の活動もマンネリしないように「元気ハツラツ」でいきましょう。
さて、今回は「第7回石嶺団地W・S報告」、「第4回すいまち研勉強会報告」、「第5回すいまち研勉強会のご案内」となっております。
■□第7回 石嶺団地W・S(2005/03/26)報告
『建替えプランを考えよう4ー全体計画についての確認』
これまでのワークショップの意見と、行政側の条件を踏まえた、各棟配置+建物の高さ広場・駐車場・民活用地・緑地の配置+歩行者・車の動線を図示した最終的な案を住民に提示、案に対する承認をもらうことが目的のワークショップでした。参加者に案の説明後、グループごとにKJ法を利用しつつ、雑談的に進行しました。
前回のワークショップから約3ヶ月が経過してしまったのは、主催設計事務所が作成する案に対する行政側の対応の遅さが原因であったようで、ダラダラと時間が過ぎた結果、開催が遅れてしまったとのことです。しかしながら、案に対する住民の意見は概ね賛同といったものが多く、最後のワークショップを楽しんでいました。
特筆すべき意見としては、これからの基本設計、実施設計の際にも何らかの形で、途中経過を説明してほしいというものが挙げられます。
このワークショップを基に作成する報告書は4月ごろ出来上がるようで、その頃に団地住民+地域住民に呼掛けを行い、報告会を行うとのことです。その会での再開を約束して、このワークショップは閉幕しました。
(報告者:岡田)
■□ 第4回すまいとまちづくり勉強会報告報告
去る3月12日(土)、NPOすまいとまちづくり研究会主催による『首里・龍潭通りのまちづくり』が行われました。前回の『知って確認しよう』に引き続き今回は『まちの現状を確認してみよう!』をテーマに実施しました。
前回のワークショップで確認した『まちの宝』をもとに、ミーガー、世持橋、安谷川、安谷川嶽、伊江殿内といった龍潭通り周辺の歴史資産や昨年那覇市都市景観賞を受賞した当蔵のスージグァー等を巡った後、首里公民館にてまちづくりの目標についてグループ討議といった2本立てで行いました。
当日は寒さに加え、時折小雨が降る悪条件もあってか、参加者は約15人程度ではありましたが、20代から80代までの幅広い世代に参加していただき、世代の垣根を越えた活発なワークショップとなりました。
(報告者:山城)
■□ 「第5回すまいとまちづくり公開勉強会」のご案内
すまいとまちづくり研究会を下記の日程で開催します。地域に住む人々と共に首里の龍潭通りのまちづくりを考えるワークショップを行います。これまでの意見を集約し、首里・龍潭通りのまちづくりに対する具体的な提案を行います。ぜひ、多くの方のご参加をよろしくお願いします。
○日時:
2005年4月23日 土曜日 午後2時~4時
○場所:首里公民館3階展示室(P無し)
○対象:地域にお住まいの方々・その他一般
○内容:「首里・龍潭通りのまちづくりワークショップ」