クロ

徒然なるままに書いております。

サマーウォーズ

2009年08月03日 23時07分08秒 | Weblog
この季節、

白いポロシャツ、紺のスカート、紺のソックス、革靴、肩掛けバッグ、

という女子高生を見かけると、「『時かけ』の真琴コス!」と、ツっこみたくなります。


そんなわけで、「サマーウォーズ」観てきた。
http://s-wars.jp/index.html


初日の一番、映画の日で1,000円ってこともあるのか、満席でした。
ジブリ、エヴァ以外のアニメで満席になるなんて、すごいな。


細田守、貞本義行、影なしアニメ、夏、高校生…。
ってことで、「3年前『時かけ』を観た人たちなのかな?」と思いきや、意外にも親子連れ、中高生、20~30代の人たちと、客層バラエティーに富んでた。
あと、思ったより男性率高かった。


予定調和、最後は大団円、みんなで力を合わせて問題を解決…
自分、正直、そういうハリウッド的で、カップルが観に行くような話ってあまり面白いとは思えないんだけど、観に行こうかどうか迷っている人がいたら、観に行くことをオススメします。


ジブリに2回フラれている細田監督だけど、かつての力を失った最近のジブリより、全然エンターテインメントしていた。
映像センス、すげー。
ヴィトンのCFにも出てきた「細田ドーム空間」が、主な舞台の一つとなっています。


監督曰く、

「日本アニメを振り返ると、だいたい15歳くらいの少年少女が世界を救ってしまう。
一方、ハリウッド映画では世界を救ってきた人は、たいがい30代~40代くらいの白人のオジサンです。
もし日本人が世界を救うとしたら、どういう人だろう。
僕は日本人の40代の男ですが、あまりピンでは世界を救える感じがしないなという自覚があるわけですね(笑)。
日本人の場合は、集団なんじゃないか。
それが親戚一同だったら面白いなというのが、この映画の着想なんです。」

とのこと。


自分は「家族」が苦手な人間なんで、お話はともかく、「映像」と「エンターテインメント」を観に行きましょう。


【「同じことばっかりやってて、面白い?」細田守が"家族肯定"に挑んだ理由】
http://www.cyzo.com/2009/07/post_2341.html