ポメとチワワ~2014年夏に私の中咽頭癌と食道癌が発覚、今の2匹と過去のワンコに励まされ治療しています!~

8月に告知、翌年3月に治療終わるもら左右頸部リンパ節に再発、再々発し術後抗癌剤。食道ESD等で今は閉気管切開してます。

痛み止めのお値段のイタさ

2015-04-05 14:32:44 | 日記
昨日は最高に楽しかった関西オフ会皆様本当にありがとうございました。その面白話は後日詳しく書かせて頂くことにしまして
本日は痛み止めを貰う為に毎日診察を受けて薬局に行く日々の涙と苦悩のお話の続きを書かせて頂きたいと思います(嘘です。そんな大袈裟なものではないです

退院して東京に行った翌日の火曜日から、例によって例の如く「10段階で痛みはどの位でしょうか?」の質問を受ける診察が始まりました。でもこれは本当に答えにくい質問ですね。「5じゃないかと思います」と答えると「結構、痛みが強いですね」と言われ、「言い過ぎたかな?」と内心アタフタしたり あまり下すぎると痛み止めが貰えないかも?と思ったり。難しいところです

でも先輩方のアドバイスに従い、無理して我慢する事はない!と痛み止めを貰う気持ち満々でいました。主治医の先生は丁寧な方なので「これこれこういう薬を使おうと思うのですが、よろしいですか?」「このお薬にはこういうメリットと副作用にこのような物がありますが、よろしいでしょうか?」と確認して下さるんですね。せっかちな私には「もう長い話はいらんから薬をくれ!薬を!」という言葉を飲み込むのが辛かった事

そして、この手の麻薬系のお薬は段階的に出してもらうようですね。「僕の場合、まずこの量でお出しして、明日またお手数ですが診察をして、お薬の効果を聞いて、もう一段階上の量でお出しする、という形になりますが、よろしいでしょうか?」えー嫌ですぅ…とは言えず、「よろしくお願いします」と言ってオキシコンチンの10ミリグラム1日分の薬を貰いに院外薬局へ。そして、また長く待たされ薬を貰って帰りましたが、1日分の癖に高い事 とりあえず、早く痛くなくなりますようにと飲んで、翌日の診察へ。ここ段階ではまだ胃瘻を使う決心がつかず、自家製流動食を涙目になりつつ時間をかけて口にしていました

翌日の診察室。「お薬どうでしたか?効きましたか?」と聞かれるも、効果が抜群とは言えず「あんまり昨日と痛さが変わらないような気がします」と答えると「そうでしょうね」はい?そうでしょうね?あなた今、何と言いましたか?まじまじと見つめたからか、主治医の先生はパソコンから目をこちらを向けて「段階的に上げていくので、効いたという感覚がなくても大丈夫です。今日は一気に3倍量に増やしますので、幾分か楽になると思います」と言って下さいました。そう!そういう言葉が欲しかったんだよぉ~!と思いながら「よろしくお願いします。」と頭を下げて診察室を後にしながら、まさか、この繰り返しが毎日続いていくとは思ってもみませんでした

この日はその他にも、ロキソニン、アセトアミノフェン、頓服にオキノームなど痛み止めのオンパレードを2日分です。2月も中旬で外来の診療費は限度額を超えてる為に不要、薬だけを貰うために院外薬局へ。散々待たされた挙句に金額を聞いてビックリ!昨日よりまた高くなってるよ…。2日分に増えたからじゃないよね?と自問自答しつつ、この日も薬局を後にしました

翌日の木曜日は放射線治療科の先生は不在でしたが、緩和医療(精神科)の先生の診察があった為、放射線治療を終えた後に薬局へ。毎日毎日、この薬局で時間取られるのも嫌だし、明日はまた痛み止め貰いにくるし…と思い、院外処方箋をろくに見ずに「明日また来ますので、まとめて明日受け取りにきます」と言って帰って来ました。これが、えらい事になる原因になってしまうのでした

そして御飯を食べようとするけれども、とにかく涙が出る。多分痛み止めも効いてるけど、それ以上に痛い!前回の中咽頭の時はあまり噛まずに飲み込めば後は食道を通過して胃に到達してくれたのに、今回はよく噛まなくては食道に入った時点で痛い。そしてかなりミキサーを回した物でも、食道から胃に行くまでずーっと!痛さが続いていくのです!「あー、もう限界…。悔しいけど、胃瘻使おう…」と思ってTERUMOに発注の電話をかけてしまいました。品物が来るまでは、秋にエンシュアを10缶もらってたのと、アボットのプロシュアは院外薬局で買えたのでそれで乗り切る事に。もう戦いが放射線ではなく、食べる事である!という皆様のお話を身を以て体感致しました

さて翌日の金曜日。放射線治療後の診察室。放射線治療も残り1日です。ここまで痛み止めを飲み続けてきて、ハッキリ言って効いてるのか効いてないのかが全くわからない!状態。朝から「先生にはなんて言おう?でも正直に言う以外ないよねぇ」などと悩みながら、やって来ました診察室

まだ前回と同じやり取りが続き、オキシコンチンを10ミリグラム増やして30グラムと5グラムを2錠。合計40グラムを朝晩です。他の頓服などはそのまま。それでまた月曜日に診察をすると。「うーん。まぁ、最後やし(と思っていた)しゃーないな。」と処方箋を持って薬局へ。待たされた上に、窓口に置かれている薬の山にビックリ

実は前日の精神科の先生は3月いっぱいで異動されるそうで、そのお話と次の先生を誰にするか、次回の診察日は、などと色んなお話をしていたのと、薬の量が増えていて、どれが精神科処方で、どれが放射線治療科処方なのかわからなくなっていたようで、全て出して下さっちゃったんです!頓服のオキノームまで!私も確認せず、すぐ薬局に出して、今日も微妙に違う量の同じ薬の処方箋(笑)出したもので、薬剤師さんも戸惑われたご様子。非常に言いにくそうに確認をされてしまいました

そしてこの日のお薬代金は、ついに一万円超え!痛み止め自体は3日分の筈が、ややこしい薬の山になってしまいました。非常に寂しくなった軽いお財布と薬の山を抱えてこの日は帰宅することになったのでした

土曜日にはTERUMOからエフツーショットが届き、胃瘻を使って栄養補給をする日々が始まりました。ザーッと計算すると、ビタミン、ミネラルが不足するのがわかったので、スギ薬局に行き、棚を眺めて、お財布と相談をし、ザバス(と明治の共同開発?)のジュニアプロテイン(税抜き980円)を買いました。これは朝晩2回、牛乳か豆乳に溶いて飲むとカルシウム、鉄、マグネシウム、ビタミンB1,B2,C,D が摂れる!という素晴らしい優れもの(らしい)ので、飲めたら経口で飲もう!と試してみました。どうも水は違和感がないのですが、お茶や豆乳、ジュース系は胃に行くまでずーっと、ヒリヒリする感じなのです。5日ほど口から飲みましたが、ついに諦めて、これも胃瘻経由になりました

さて月曜日。最後の診察日。と思ったら代診になってまして、私は「カルテあるし別にいいよ、誰でも」と思ったのですが先生ご自身が不安だったのか、「オキシコンチン50グラムに増やすので、1週間様子をみて、来週また主治医の先生の診察を受けて下さい」と言われてしまいました。そして、また1週間分に増えた大きな薬の包みと軽いお財布を持って帰途につきました。「今月、薬局にいくら払った?」ともう計算する気にもならんわ…状態で

因みに翌週の診察日には咳が出るという理由で抗生剤が増えて、また薬代がアップし、「1週間様子を見て、また来週診察に来て下さい」と言われております。何処まで増えるんだろう、私の薬…
もう、これだけあるとどの様にしてもかさばる事!見てるだけで胃が痛くなります。薬は口から飲めるのですが、カプセルだとたまに「いつまでも喉に居座ってる感」があり、気になって仕方ないです。そして今だに怖くて先月の薬代を合計してません。でも凄くお高い事だけはわかってます(笑)

「来週には炎症も治まってきて、少し楽になると思います」と言われた来週が今日か明日からなのですが、未だに変化を感じません。もしかして、今晩寝て起きたら突発的に改善されている!なんて夢のような事はないと思いますが、早く口から食べないと、筋肉が萎縮してしまうと怖れております。どうなりますことやら…

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2 コメント

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そんなに~! (じゅりえった)
2015-04-05 18:17:30
昨日はありがとう!
まだまだ辛そうなのにオフ会来てくれてありがとう、お会いできて良かったです。
次回はいっぱい食べれる時にね!

そんなに薬代高くつくんですね~お財布もしんどいね。でも身体の為だからね、助けられないけど・・・

しんどそうだったので、くれぐれも無理なさらないようにね。
こちらこそありがとうございました (もも)
2015-04-05 21:17:34
楽しかったです。今後もよろしくお願いします。

本当にお薬代は毎日お金に羽根がついて飛んでいくように出て行きました。こちらも「○○は要りません」とか言えば良かったんでしょうね。「念のため」とか言われて「はい」とか言ってしまってました。反省です。

アセトアミノフェンかさばるのにメッチャ余ってます。次回は要るものだけを厳選して出して貰うつもりです。

しんどそうな顔してましたか?うーん、会話について行けてなかったのかもです(笑) まだ検査まで気が抜けないので、注意して毎日を過ごします。

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