市長、在日米海軍司令官・知事と会談

　１０日のことになりますが、市長は米海軍横須賀基地でレン在日米海軍司令官と会談し、その後、松沢知事と会談を行いました。

　レン司令官との会談では「市が建設に協力し、米軍が従前と同じに、また市民と同様に使用を認めるならば、西側の土地の一部返還を検討したい。」との発言があり、これまでの「要請のあった土地は、現在米海軍で使用しており返還に応じることは困難である。」から大きく逗子市側に理解を示した内容となっています。

　国がかつて米軍の利用を盾に具体的な返還交渉を断ってきた経緯がありますが、この会談には斉藤南関東防衛局長も同席されており、これをとらえて局長の私的な提案ではなく、国としての正式な提案がなされるものと確信しています。

　この後、市長は松沢知事と会談し、知事は「国の努力が見える形になれば、市長も一歩踏み込んだ対応をすべきではないか。市長の意向を踏まえ、県としても早急に国へ働きかけを行いたい。」と国の正式提示を後押しして頂ける力強い発言がありました。

　国会は事実上閉幕してしまいましたが、これまでの逗子市の苦悩を考えれば早期の決着が望まれます。

　私としても、自分自身の国へのチャンネルを使い、逗子市の状況を十分に理解した国の提示を得るための努力をしていきます。