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逗子市議会議員 菊池俊一 ブログ

海の家「ワイルドボア(WILD BOAR)」に厳正な対処を求める要望書を提出

海の家「ワイルドボア(WILD BOAR)」が7月9日付でプレスリリリース配信サービスPRTIMESを利用し、プレスリリースををした件で、逗子海水浴場の運営に関する検討会メンバーとして「海の家「ワイルドボア(WILD BOAR)」に厳正な対処を求める要望書」を市長あてに提出しました。

 

私が7月9日のブログで指摘したサイトは閉鎖されていますが、逗子市がまん延防止等重点措置におけるその他区域に該当しているにもかかわらず、「3時間飲み放題プラン」をうたっているのは、誰もが問題を共有できますが、それ以上に私が要望書を出さなければと強く感じたのは、なぜ今年、逗子市が海水浴場を設置したのかを全く理解していない事です。

5月27日のプレスリリースにあるように「今夏の逗子海岸は、海水浴場の開設有無に関わらず、昨年より来訪者の増加が予想され、開設しない場合、昨年同様の体制では対応できない可能性があります。安全・感染防止・マナー対策を十分に実施するためには、海水浴場を開設して、市が条例などルールに基づく管理を行い、海の家など多くの関係者の協力を得て、常に海岸で感染予防やルールを呼びかけ、対策を取ることが重要です。」と考えて苦渋の決断で海水浴場を設置したのです。
決して、多くの海水浴を呼ぶためではありません。

鎌倉が海水浴場を設置しないから、ぜひ逗子海岸へ、と言う訳でもないのです。

逗子市のホームページのトップページでは「神奈川県外からの逗子海岸への来訪はお控えください」とうたっています。

この考えは、逗子海水浴場の運営に関する検討会でも共有され、参加されている逗子海岸営業協同組合(海岸組合)理事も認識していると思っていました。

しかしながら、逗子海岸営業協同組合のメンバーには全くもって伝わっていなかった。と言うことになります。1件でも逗子市との考えと異なる認識でいるのであれば、他の海の家もそうなのではないか?と不安を感じます。

「2021年度逗子海水浴場事業者・利用者ルール」によれば8ページには

「(15)関係法令等の遵守
 組合及び海の家は、占用許可や営業許可のほか、消防法、神奈川県屋外広告物条例、安全で快適な逗子海水浴場の確保に関する条例等、関係法令の遵守を徹底する。 」

P12には

「(2)違反確認及び減点について
 組合は、違反した海の家に対して違反確認書を発行し、海の家を営業する組合員に対して、違反行為の種別に応じた点数を加点し、合計が6点となった場合は営業停止処分、9点以上となった場合は除名処分を行う。営業停止の期間については海岸組合の定款及び規則に準じて行う。
なおこの点数は、違反をした日から2年を経過する日まで消滅しない。 」

「クラブ的営業を企画するなど重大な条例・規則違反を市及び組合が確認したとき 3点 ※重大とは故意または悪質なものを指す。」

と記されています。

これは、過去の逗子海水浴場の運営に関する検討会にて、音霊から始まった海の家のクラブ化、ライブハウス化問題で逗子海岸の治安が悪化し、信用を失った海岸組合から提案されたものであり、組合員の問題は組合が処分するとの強い意志の表れを評価し、営業時間の終了時間も午後5時から午後8時になったり、海の家内でのBGMが解禁された経緯があります。

もし、自浄作用が働かないとすれば、海岸組合の信用は再度無くなり、逗子海水浴場の運営に関する検討会や第3者委員会などを立ち上げて処分を判断していくことが必要になります。

行政も海岸組合も、指摘したPRTIMESのプレスリリースとホットペッパー、それ以外のぐるなびでの3時間飲み放題予約の件は確認しています。

逗子海水浴場が開設される7月16日までにルールに基づいた処分を求めます。


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