逗子市は災害時における妊産婦・乳児専用の福祉避難所を新設するとの連絡がありました。
2011年3月11日に発生した東日本大震災の時は、市民交流センターの1階が乳児とそのお母さんの専用の避難場所になっていました。
当時、次女が乳児だったこともあり、帰宅できない乳児を連れた方がいたら自宅に泊まって頂こうと考え、市民交流センターで待機しましたが午前0時を回るころまでには全員家族がお迎えに来たので、自身も帰宅したのを覚えています。
妊産婦・乳児専用福祉避難所が聖和学院体育館に設置されるのは大変喜ばしい事です。
以下はプレスリリースの内容です。
地震等による災害発生時において、妊産婦及び乳児を支援する活動を行うにあたり、逗子市では聖和学院を拠点とする妊産婦及び乳児を対象とした避難所を新設します。
学校法人聖和学院のご協力を得て妊産婦・乳児福祉避難所として開設するために「災害時における妊産婦・乳児福祉避難所としての施設使用に関する協定書」を締結します。
同時に、一般社団法人逗葉医師会からは避難している妊婦等に対する医療的措置等のサポート、神奈川県助産師会からは、避難所への助産師派遣を含む避難生活をおくる妊産婦等に対する心身のケアや助産院への受け入れのサポートをご協力いただくために「災害時における妊産婦等支援活動に関する協定書」を締結いたします。
長期に渡る避難所生活を余儀なくされた場合、産直前の妊婦の不安を解消すると共に、乳児のいる親御さんたちが子供の泣き声や授乳による周りの方への配慮など一般の避難所だと不要なストレスを抱えてしまうことなどを回避できる場所が必要と考え本協定に至りました。
妊産婦・乳児に特化した専用の避難所の開設及び避難所生活において、医師及び助産師のサポートを受けられる避難所は神奈川県では初となります。