令和6年度逗子市議会第3回定例会が始まりました。
初日は本会議において報告6件と議案38号から議案46号まで9件の議案と陳情5件上程され、
・議案第38号 専決処分の承認について[損害賠償の額の決定]
が可決されました。
・議案第38号 専決処分の承認について[損害賠償の額の決定]
が可決されました。
また、指定放課後等デイサービス事業所海山時間の不正請求等に関する調査特別委員会の報告が委員長よりなされました。
報告では、
・桑原泰恵議員と海山時間の連絡先が同一であったこと。
・海山時間が利用者に配布したスタッフのチラシに桑原泰恵議員が副管理者と記載されていたこと。
・県の実地調査が行われた際、海山時間の児童訓練室に副管理者と肩書のついた桑原泰恵議員の顔写真が他のスタッフとともに掲示してあったこと。
・桑原泰恵議員が海山時間の経営企画に携わっていたこと。
・桑原泰恵議員が海山時間を存続させられないか担当部長に働きかけがあったこと。
・不正請求を行った児童発達支援管理責任者は桑原泰恵議員が海山時間に紹介したこと。
が明らかになった一方
・不正請求について一番事情をしているであろう、海山時間の児童発達支援管理責任者の出席がかなわなかったこと。
・提出された資料が黒塗りとされ、開示されたなったこと。
などから、
指定放課後等デイサービス事業所海山時間に関わる児童福祉法給付費の不正請求等に関する事項について調査し、再発防止につなげるため設置をしたが、このまま当委員会で調査を続行しても全容の解明をすることは難しいとの判断に至り、当特別委員会における調査は終了すべきものと決定した。
とし、委員長の報告後、特別委員会は解散しました。
その後、
「決議案第2号 旧指定放課後等デイサービス事業所海山時間の行政事務の調査に関する決議」が提出されました。
決議には
地方自治法第100条第1項の規定により、旧指定放課後等デイサービス事業所海山時間の行政事務に関する調査を行うものとする。
とし、採決の結果、賛成多数で可決されました。
その後、旧指定放課後等デイサービス事業所海山時間の行政事務調査特別委員会を設置し、今後は調査権を付したこの特別委員会で調査が行われます。
