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DIYで漫画用の本棚を作るその1 1×6材と水性ステイン塗料

2020-05-14 | 野球・音楽・その他
今回は少し趣向を変えてDIYの記事をアップしようと思います。

リビングに漫画本を置いていたのですが、
独身時代から使っていたIKEAのやっすい棚で、
もう歪んでるし棚の高さも変えられなくてスペースもったいないし、
漫画スペース拡張したいしということで、自作しました。

確か4月末頃に作りました。
構想、簡易図面作成をあらかじめ行っておいて、
材料の買い出しに1日、
木材の塗装に1日、
組み立てに1日くらいな感じで完成させました。

現地を実測して図面を描いて寸法を決めておいたので、
ホームセンターに行って材料を選んだら、
そのまま加工サービスで欲しい長さに切断してもらいました。
楽チンなのでオススメです。

よく2×4(ツーバイフォー)材って聞いたことある方は多いかもしれませんが、
今回は1×6(ワンバイシックス)材だけを使用して作成しています。
ツーバイフォーってなんぞや?って方はご自分で調べていただくとして、
規格表を載せておくので参考にしてください。

私はこの中の1×6材を使ったので、
断面寸法が19mm×140mmの木材ってことですね。
キッチンカウンターの出寸法がおおよそ130mmだったので、
1×6材の寸法が近く、しかも漫画の単行本のサイズがちょうどいい感じでした。
また、置くのが漫画本なので棚板の厚さは19mmあれば十分だと判断し、
かつ柱も同じく1×6材を800mmピッチで建てれば十分だろうと考えました。
あまりスパンを長く飛ばすと本の重みで歪んだり、
安定感に欠ける可能性がありますから、
まぁ900mmピッチ前後で建てれば十分だろうということで。
まぁテキトーですけどね。
厚みも19mmあればビスも使えますし。

いわゆるツーバイフォーって規格の話なので、
先ほどの規格表のサイズに加工されていれば材質はなんでも良いらしいのですが、
ホームセンターで良く見かけるのは、ホワイトウッドとかSPF材のようです。
SPFっていうのは、
S=スプルース(えぞ松)、P=パイン(松)、F=ファー(もみ)の頭文字を取ったもので、
けっこう混ぜこぜになって売られているようです。
アメリカとかカナダ原産が多く、
構造材に使えるうえに成長が早くて用途が広いので安く買えるようです。
材質的には柔らかくて加工しやすいのでDIYにも多く使われているんですね。

長さもいろいろ売られているので、
自分の計画に合った長さで買って、
私のようにホームセンターでカットしてもらうと楽ですね。
ただ、長物を買う時は、材料の反りに注意しましょう。
特に1×6材などのように薄くて幅広い材料は反りが多いです。
1枚ずつ確認してなるべく反りが少ないものを選んだ方が無難だと思います。



ということで前置きはこのくらいにしておいて、
実際の作業写真を紹介していきたいと思います。

まず設置場所のビフォー写真です。
ちょっと生活感丸出しなので嫁に怒られそうですが。。。



このリビング側に跳ね出しているキッチンカウンターの下に棚を作ります。


まずは材料の塗装からです。
ホームセンターで買って寸法カットしてきた材料を塗装します。
材料そのままの色だと味気ないし、他の家具の色に合わせたいし、
材料の耐久度も上がるので塗装した方が良いかと思います。
特に屋外で使う場合は対候性、耐腐食性の塗装は必須です。

今回は天気が良かったので庭で塗りました。
材料はこんな感じです。




ちなみに、ホームセンターでカットはしてもらえますが、
カットした小口はこうやってバリが残って毛羽立ってます。
これだとかっこ悪いので、ヤスリで削って均しておきます。


ヤスリはこれが使いやすそうだったので一緒に買いました。


ついでに塗料の乗りがよくなるように、
全体的に軽くヤスリを当てておきました。
ガンプラ風に言うとゲート跡の処理と表面処理ですよ。
DIYでも表面処理しなくちゃいけないんですねー。
私ホントに表面処理が嫌いなんですけどねー。
まぁガンプラと同じでやってもやらなくてもどっちでも良いんですけど、
やらないよりはやった方が綺麗に美しく仕上がるかなと思います。
まぁ個人の自由なので、お好みに合わせてください。


で、使った塗料はコチラ。

いわゆる水性ステインの塗料です。
ステインってなんぞや?ってことは気になる方は調べていただくとして、
ざっくり簡単に言うと、木材に染み込んで色を付ける塗料って感じです。
一般的なオイルペイント塗料っていうのは、
材料の表面に塗膜を形成して色を付けるものなのに対して、
オイルステイン塗料っていうのは塗膜は作らず染み込んで発色させます。
なので塗膜の厚みを考慮しなくてOKです。
水性ステインっていうのはそれの水性バージョンってことですね。
はい、ガンプラ同様、もちろんここでも水性塗料を使いますよ。
それに水性ステインって扱いやすいし、当然匂いもないし、
色ムラにもなりにくいし、簡単に仕上がりが綺麗になるのでオススメです。
一応材質との相性もあるので良く調べた方が良いと思いますが。

写真を見てもらうと分かるように、
これはハケとかローラーではなく、スポンジで塗り込みます。

こんな感じで少しすくって木材に刷り込んでいく感じです。
この塗料はプリンみたいな感触ですが、
良く伸びるのですんごく塗りやすいです。

塗るべし、塗るべし、塗るべし。






本来はある程度乾燥したら、
タオルなどを使って木材表面の余分な塗料を拭き取って落とします。
この拭き取りの際の力加減次第で仕上がりの雰囲気がちょっと変わります。
強めの力でしっかり拭き取れば特にエッジ部分なんかはかすれたような表情になり、
一気にアンティーク感が増したりします。
が、今回は拭き取らずにしっかり乾燥させて完了としました。


さて、いよいよ組み立てて、、、と行きたいところでしたが、
ちょっと長くなってしまったので、組立工程は次回に回したいと思います。

たまには木材を扱うのも良いですよ。


ではまた。

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