人生後半戦〜楽しみましょう

何でも日記の感じで戯れております

来た道を振り返る…その先は。。

2020-06-01 14:22:00 | 日記
新しい事に興味を持つ。
それが多ければ尚のこと刺激がある。
ただ、面白いと感じ、続けようと思うことは狭まってきた。若い頃のような吸収力も薄れたし、何より気力が保たない。
二十歳の時に原因不明の心臓発作を起こした。異常は無く今で言うパニック症候群(当時はそんな病名はなかった)で、今も服薬を続けているから、人並みより早く脳みそが老け込んでいるのだろうか…。


ちょくちょく似たような夢を見る。いや、普段もひとりでいると脳裏に浮かんで引きずってしまう。

訳あって、子供たちともう何年会うことや声を聞くことがないのだろう…。娘とは高校卒業後の進路相談の電話を、息子とは「高校の文化祭でバンドをやるからベースギターを貸してくれ」とお願いされ、バンド仲間から借りたものを渡しに行ったのが、真面に触れ合った最後だろうか…

娘はすでに嫁いでいるという話は友人から聞いた。
息子も一昨年、高校の教員になった。これも友人から聞いた。

父親としては、この時点で失格である。


私が大好きな歌。ジュリーの「ある青春」
https://youtu.be/rz0qqvL24ng

若い男女の悲恋の歌だ。

この歌を最初に聞いたときはまだ子供だったので、意味もわからず「綺麗な歌だなぁ」って聴いていたが、今は何故か自身の若い頃を呼び戻されてしまう。

会社もそうだ。先輩より早く出世して、その中の1人から会うたびに嫌味を言われた。もちろん飛び越されるが、その先輩が役員になり会社の雰囲気が一変して去っていくものが出始めた。いつしか私も体調を壊し、辞めた。

あれだけ愛着を持って過ごしていた時間は、自らの判断で断ち切った、という事だ。

ただ、同時に時間というものに常に巻き込まれながら生きている。自身の時間は産まれたという時から変わらない。

沢山ある交差点を嫌でも渡って来た。

この先はさほど大きな交差点は無いだろう。だからもう少し気楽に歩んでみたい。

そう出来ない事だってざらにはあるだろうが
行く道がひとつに絞られるまでは、可能な限り笑っていたいのだ。

それが自分で探し当てたものでも、与えられたものでも。



などと、日頃の鬱憤ばらしにブログを書く、と言うのはいかがなものかと思ったが、匿名性のある空間に自分を少しさらけることをやってみたくなった。

失礼な事かな、と思うが、これも自分の判断。