■ 半分の月がのぼる空
2010年
監督:深川栄洋 キャスト:池松壮亮、忽那汐里、大泉洋
良かったです♪
何はなくとも池松君が良い!
「陽はまた昇る」(テレ朝)とか、「とんび」(NHK)も印象的でしたが、
これまた素敵なお芝居を拝見しました。
忽那汐里ちゃんも良かったです!
ツンデレ感がほど良くて、魅力的な女の子でした。
監督の演出も巧さを感じます。
若い二人の距離感にドキドキしながら共感していく。
そして泣かされた・・・
ちょっとビックリするような仕掛けが施されているのですが、
池松君の芝居にそれを匂わせる雰囲気があったことにビックリ
(演技力なのか!?演出力なのか!?)
しかも大学合否発表の時の髪型とか芸が細かい(笑)
難病モノはちょっと苦手なんだよなーとか思いながら見始めましたが、
コレおすすめです!
■ しあわせのパン
2012年
監督:三島有紀子 キャスト:原田知世、大泉洋
「かもめ食堂」とか「南極料理人」好きな人にはおすすめです。
「食堂かたつむり」系ですが、私「食堂かたつむり」が好きじゃないからなー
りえさん(原田知世)は心に傷を負ってるっぽいキャラ設定ですが、
ハッキリとした描写はありません。
そんなごまんと居そうな設定にして、女性の共感を狙ったんでしょうか?
これまた大泉洋演ずる水島君が、年下ながら超優しくて
りえさんを温かく見守ってくれるという、アラフォー世代が理想とするような夫。
夏秋冬それぞれに訪れる客が、それぞれエピソードとなり
水島夫妻が営む「カフェ マーニ」で人生の転機を迎える。
春には水島夫妻にも人生の転機が訪れます。
美しい自然と、ゆったりとした時間。
そして美味しそうなパン。
まったり系なので、細かくどうこう言う作品じゃないんですよね~
映画全体の雰囲気みたいなものを楽しむ感じ。
ちょっと、ふんわり幸せ気分を味わいたい時に観たい1本です。