バカねこブログ

すべての動物たちが幸せになることを願って

「化粧品に動物実験は必要?」

2009年04月25日 | 動物たち
4月24日(金)の朝日新聞朝刊に「化粧品に動物実験は必要?」という見出しで記事が掲載されてました。

3年くらい前から毛皮や動物実験のことなどを知るようになってから新聞やテレビなどでこのたぐいのことをわりと意識して見るようになってましたが、なかなか動物実験のことを取り上げてる記事はなかったように思います。

記事の内容は、「欧州連合(EU)では3月に動物実験をした原料の使用・流通を禁じる法令が施行されたのに対し、日本ではいまも一部の化粧品の安全性評価に動物実験が課せられている」というもので欧米と日本の動物実験に対する意識の違いが報じられてました。

欧米では70年代に動物実験廃止を求める市民運動が活発化し、メーク用品の不買運動も起き、86年にはEUで動物を使わない代替実験法を推奨する「動物実験指令」を制定し、今回の規制が実現したとされています。

一方日本では、「薬用」と表示できる美白用品や日焼け止め、育毛剤などの医薬部外品に新成分を使う場合、国が動物実験で安全性の裏付けを義務付けし、動物実験をしないで開発された製品は販売できないとされているとのこと。

恥ずかしながら日本では義務付けされてるとは知りませんでした。化粧品メーカーが勝手にやってるものだと思ってました。そりゃ簡単に無くならないはずだ

日本化粧品工業会の技術部長・高野勝弘さんは「動物実験をやめたくても、国内では安全性の証明のためにやらざるを得ない。EUには日本の基準を尊重する措置を期待したい」とおっしゃっている。「やめたくても...]と本気で思うならEUに日本の基準を理解してもらうのではなく、日本がEUの基準に合わせられるよう考えられないもでしょうか

02年に日本でも「動物福祉法」で代替法の推奨や実験施設の管理などが盛り込まれたとされていますが、国が動物実験を義務付けている以上、矛盾しているように思えてなりません。
先進国で唯一、動物実験に対して法規制が整備されてなく「実験の現状」さえわからないなんて欧米との温度差は広がる一方です。
日本もはやく動物実験に対して「欧米かっ!」って言われたいものです。

広島カープのボール犬、ミッキー君逝く

2009年04月19日 | 動物たち
広島市民球場で球審にボールを届けて人気者だったボール犬のミッキー君が今月8日、亡くなってたそうです。

背番号「111」のユニホームを着け、ボールの入ったかごをくわえて元気に走ってた姿を見るとしんみりさせられました。

この悲報を聞いた広島カープの松田オーナーは14日に行われた横浜戦で球団旗を半旗とし「ファンサービスに多大な貢献をしてくれたし、ミッキーが亡くなったと知ったら、惜しむファンの方も多いと思う。そういう意味で弔意を示したかった」とコメント。

1回終了時には新球場の電光掲示板にミッキー君が亡くなったことを伝え元気にボール犬を務めている姿が映し出されていました。
なんかとても温かみのある球団だと感じました。

カープの天谷選手は自身のブログで「今日はミッキーのために野球をする!」って書いてたり、ファンからは「天国の津田投手にボールを届けに行った。。」とか「新球場がドームでなくてよかった。天国からミッキー君も試合が観れるから。。」とかコメントされててなんかジーーンきました。

ボールだけでなく癒しや笑顔を届けてくれたミッキー君のご冥福をお祈りします。