私自身は3回目のロスでしたが、今回ほど看護師さんにお世話にならないアメリカ修学旅行は記憶にありません。ほぼ全員が元気に過ごすことができました。ブログ担当者として、その作成と予定されていた担任サポートに専念できたのも、2年生の健康があってこそです。この点のみにおいても、十分に素晴らしい修学旅行だったといえるのではないでしょうか。
話は少し変わります。
今からおよそ150年前に「ワールド」という言葉を口癖にしていた日本人がいました。幕末の頃です。彼は新しい日本を切り拓こうとした志士ですが、その基準は常に「ワールド」でした。政治、経済、教育、文化含め、「ワールド」に恥じない日本を模索していたのです。薩摩だ、長州だ、幕府だ、などのセクト主義を超越したところに彼の理想があったと言えます。残念ながら、31歳の若さで暗殺されてしまいます。しかし、「ワールドに恥じない日本づくり」という彼の遺志は、その後の日本近代史の底流に残っていると思います。「彼」とは無論、坂本龍馬のことであり、「ワールド」はアメリカと置き換えても構いません。
2年生が今回のアメリカ修学旅行で学んだことは数え切れない程いっぱいあると思います。その一つに「アメリカは、やはりすごい!」と感じ、アメリカと日本の差を知った事が挙げられるならば、それだけで修学旅行の目的は達成されたと言っても過言ではありません。何故ならば、「アメリカ=ワールドに恥じない日本づくり」をしたい、しなければならないと実感したことが、今後の学習意欲や生きる力に化学変化してくれるものと期待できるからです。坂本龍馬に通ずる意志の種火を、多くの2年生が心のうちに抱いたと思いたくなる素晴らしい修学旅行になったと判断しています。
この修学旅行は保護者の皆様の理解とご支援があってこそです。心から感謝致します。子どもたちのお土産話をたくさん聴いてあげて下さい。また、この拙いボログ?ではなくブログを校内から支えてくれたサポートメンバーの先生方、本当にありがとうございました。今年度の成功要素を確実に継承しつつ、より良い修学旅行を考えていきたいと思っています。
昨年、6クラスで世界史を担当したり、普通科長として系選択を担当したりと、親しみを強く持っていた2年生と同行できて本当に嬉しい気持ちになりました。高校生活後半戦においても、何らかの形で2年生を応援していきたいと思っています。
これで尚志高校アメリカ修学旅行 第2団ブログを終了致します。さようなら。
第2団 ブログ担当
一学年主任 橋本裕二
話は少し変わります。
今からおよそ150年前に「ワールド」という言葉を口癖にしていた日本人がいました。幕末の頃です。彼は新しい日本を切り拓こうとした志士ですが、その基準は常に「ワールド」でした。政治、経済、教育、文化含め、「ワールド」に恥じない日本を模索していたのです。薩摩だ、長州だ、幕府だ、などのセクト主義を超越したところに彼の理想があったと言えます。残念ながら、31歳の若さで暗殺されてしまいます。しかし、「ワールドに恥じない日本づくり」という彼の遺志は、その後の日本近代史の底流に残っていると思います。「彼」とは無論、坂本龍馬のことであり、「ワールド」はアメリカと置き換えても構いません。
2年生が今回のアメリカ修学旅行で学んだことは数え切れない程いっぱいあると思います。その一つに「アメリカは、やはりすごい!」と感じ、アメリカと日本の差を知った事が挙げられるならば、それだけで修学旅行の目的は達成されたと言っても過言ではありません。何故ならば、「アメリカ=ワールドに恥じない日本づくり」をしたい、しなければならないと実感したことが、今後の学習意欲や生きる力に化学変化してくれるものと期待できるからです。坂本龍馬に通ずる意志の種火を、多くの2年生が心のうちに抱いたと思いたくなる素晴らしい修学旅行になったと判断しています。
この修学旅行は保護者の皆様の理解とご支援があってこそです。心から感謝致します。子どもたちのお土産話をたくさん聴いてあげて下さい。また、この拙いボログ?ではなくブログを校内から支えてくれたサポートメンバーの先生方、本当にありがとうございました。今年度の成功要素を確実に継承しつつ、より良い修学旅行を考えていきたいと思っています。
昨年、6クラスで世界史を担当したり、普通科長として系選択を担当したりと、親しみを強く持っていた2年生と同行できて本当に嬉しい気持ちになりました。高校生活後半戦においても、何らかの形で2年生を応援していきたいと思っています。
これで尚志高校アメリカ修学旅行 第2団ブログを終了致します。さようなら。
第2団 ブログ担当
一学年主任 橋本裕二