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めちゃすごい勘違いいろいろ



そういや出会い系サイトってなんだろうと、ちょろっとのぞいてみたら、当方スーツ着用だから安心・・・みたいなよくあるやつが出てきた。

いつだったか道玄坂だったか歌舞伎町だったか忘れたけど、裏物ビデオ屋が密集しているエリアで、アタッシュケースを持ったスーツ着用の男が店のドアをノックしているのを見かけた。カモフラージュしてるつもりなんだろうけど、逆に誰よりも目立っていた。いったいこういうひとたちはどういう感覚で世間というものを見ているのか。不思議でならないんだな。



そんなに昔の話じゃないと思うんですが、四国のど田舎に神童扱いされて育った少年がいて、その少年の進学先が青山学院大学だったという笑い話を聞いたことがあった。誰からだったっけ。まあいいや。とにかくそんな話があった。

福島県にある某県立高校は、その昔は県屈指の進学校で、甲子園にも出場するほどの野球強豪校でもあった。そのため大変な人気があり、嘘か本当か高校受験では珍しい受験浪人まで現れたのだという。この高校の名前を検索ボックスに入力すると、なんと「浪人」が補完されるのである。現在は偏差値65くらいの並の進学校で、甲子園にもたぶん出ていない。

でも、人気の理由はそれだけではなかった。昔から福島は閉鎖的な県民性でよく知られている。

調べてみると、某県立高卒でなければ人ではないという風潮が少なからずあり、(市内の)就職では東大卒よりも有利、女性は●●女子高(某県立高の女子校版)出てればお見合いで無敵、逆に言うと、出てなければ女ではないと言われた。

でも、なぜ大学ではないのか?どんな高校だろうと所詮は高卒。そこにこだわってる時点でレベルが低いように思われるんだけど・・・



10年くらい前のことだったか、某エジプトのサッカーチームが、当時リーグ戦で負け知らずで、さらにアフリカ大陸王者となって、毎年年末に行われるクラブワールドカップに出場した。

そのときチームは「われわれはFCバルセロナよりも強い」と言い放った。ところが結果は最下位。アマチュア主体のオセアニア代表クラブにも勝てなかった。

どうしてこんな勘違いをしたのだろう。昔ならともかく、この情報化社会の時代になぜバルサよりも強いなどと思ってしまったのか?一応はサッカーをトップレベルでやっていて目が肥えているはずのひとたちが、バルサの試合映像を見て、俺たちよりも下手だと、メッシのプレーを見て、なんだこの程度かと思ってしまったわけである。

企業でも、なんでこんな風潮がまかり通っているんだと思われることが多々ありますね。そのたびごとに、いっぱいひとがいるんだから、誰かひとりくらい冷静なやつはいなかったのか、と誰もが思うわけです。しかし、事実は、集団によるものだからこそ、それだけ妄想も大きくなるということなのです。

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