11日
□<露出の多い服の女性たち>が参加した自民党の懇親会。仕切り役の県議は「多様性をテーマにした懇親会でございまして、世の中にはいろんな職業の方がいる中、ダンサーの方々がですね・・」と苦しい言い訳。会のテーマを言い訳の材料に使うのだから、会そのものが汚れたものだったとしか言いようがない。そして、つっこんだ質問をされると、慎重に記憶をたどる必要があると言って逃げる。
□責任者に当たる自民党議員2名も役職を辞任したが、こちらも「触った記憶はない」。しかし、記者から、後で触った事実が判明したら議員辞職をするつもりはあるか、と尋ねられると、「今の認識では触った記憶はないということです」とごまかした。事実ではないと言い切れないどころか、記憶にないとすら言い切れないのである。
□一般論として、後で触った事実が判明したら、議員辞職は当然だろう。事実に関係なく、一般論としてそう認めることができたはずだ。触った事実があきらかになってから、当時の認識としては触ったつもりはなかった、と言えばいいわけだ。間違いなく触ったろう。