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中日新聞杯を分析してみる



中京2000MのG3レース。4年前から現在の時期に開催されるようになった。

JRAの公式サイトのデータ分析によると、近4年軽ハンデの馬は劣勢とあるが、2年ごとに分けて見ると、直近の2年では6頭中5頭が斤量負担55キロ以下の馬が馬券圏内を独占している。

ここ1,2年は顕著に牝馬、そして3歳馬の活躍が目立つが、これを今年の3歳馬は強いと言ってしまうのは簡単で、福永騎手がコントレイルの天皇賞での敗戦理由の一つに斤量差を挙げていたように、斤量負担のルールを変えるべき時期に来ていると見るべきではないか。つまり、現状では3歳馬が強いとかいうよりも、3歳馬あるいは牝馬勢を買うことが実においしい時期にあるのだと言える。

◎ディアマンミノル

アル共杯は超スローからの直線勝負型のレースで、後方待機のこの馬には向かない展開だった。それでも東京の長い直線ということもあって、掲示板は確保している。引き続き直線の長いコース。レイアウト的にスローペース徐々に加速型の持久力勝負になりやすく、3日目の馬場とはいえ、昨年一昨年に続き差し決着となる公算が高い。距離短縮でも中京なら持ち前の渋とさを活かせそう。

○シゲルピンクダイヤ

昨年は人気薄ながら②着。勝ったボッケリーニが昨年から3.5キロ増であるのに対し、昨年と同じ54キロで走れるのは魅力。今年のヴィクトリアマイル⑤着馬。実績、力関係では抜けた存在でも、いつ走るかわからないタイプだけにアテしずらいという点で評価を下げた。

△レイエンダ

G3勝ち、G2連対があり実績ではメンバー上位。近走不振続きだったが、前走の京成AHを差のない⑥着。去勢後休み明けと好走の理由がはっきりしているだけに、復調傾向と見ていいだろう。ひさびさにルメール騎手が騎乗。復調の兆しが見えたこのタイミングでの鞍上強化から、ここ目標感の高さが窺える。


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