こどもとごはん

里帰り出産の毎日とごはん

出産の記録2 5/28

2005-06-04 | diary
早朝からお腹がへって朝食が待ち遠しい。

【朝ごはん】(病院食)
食パン2枚、マーガリン、リンゴジャム、たまご、わかめと玉ねぎスープ、サラダ、オレンジ、牛乳

陣痛もなく、元気に時が過ぎて行く・・・
夕方まで様子を見て変化がなかったら、子宮口を拡張する処置をして、次の朝に陣痛促進剤を使用していくという。但し日曜なのでひょっとしたら月曜朝まで様子を見るかもしれないとのこと。長くなりそうだ。
9時頃に母親、昼頃に夫が様子を見に来る。
便が出そうで出ない。

【昼ごはん】
ごはん、かまぼこ入りサラダ、豚肉と玉ねぎ人参の炒め煮、牛乳、オレンジ

あまりにつらいので、浣腸してもらう。自分でやるのかと思ったら、かわいい助産師さんと一緒にトイレに入ってやってもらう。かなしい・・・けどすっきり

ときたま生理痛のようなお腹の痛みが出て来た。
夫が持ってきてくれたPSPで遊ぶ余裕もなく、横になっている。

夕方頃母親と妹と妹のこどもが来る。
晩ごはんの時間があまりに早いので、お腹がすいていなかったけど、妹のこどもが騒ぐので急いで片付ける。しゃべったり、ごはんを食べたりしているとお腹が痛いのも感じなくなってきた。

【晩ごはん】
ごはん、人参入りスープ、もやし煮、白身魚、ホタテフライ

晩ごはんの後、診察。子宮口がやや開き始めたので、子宮口拡張処置はなしになった。ちょっと安心。陣痛が来るように子宮口をぐりぐりされた。いたたた・・・・
先生に陣痛のことは気にしないで、ゆっくり眠るように言われる。気になるようなら睡眠剤も出してくれるという。

しかし、この後お腹がどんどん痛くなってきた。うーん、これが陣痛なのか?!
助産師さんに時間を計ってみるように言われる。3分おきくらいに痛いんですけど。

消灯前に母親が来る。ちょっと話すけど、お腹が痛くて続かない。どうやら、今日の夜中には産まれるらしい(助産師さんがそう言っていた)。あれ?そうなの??
夜中のつきそいは一人までという病院の決まりがあるので、うちの旦那さんに連絡してもらって、到着したら母親と入れ替わることになった。

気持ちが悪くなって、そばにあった袋に晩ごはんをすべてもどす。

ベビーに酸素が足りないと言われ、酸素マスクをつける。点滴もする。仰向けの方がいいみたいと言われるので仰向けでがんばる。これでも危ないようなら緊急帝王切開になる可能性もあるということで、心電図をとられ、レントゲンをとられる。やってくる先生にあいさつくらいしたいのだけど、陣痛でそんな余裕がない。
何はともあれ、ベビーに酸素を送らなければ・・・と必死で深呼吸をする。

旦那さんが冷たいおしぼりで顔をふいてくれる。陣痛の時に手を握って、一緒に深呼吸をしてくれる。かなり助けられる。ひとりでは、とても耐えられないよ!

陣痛の合間の短い時間に眠れるのは、体力がもつのでいいと言われる。私の場合、眠っているのか毎回いろいろな夢を見る。幻覚に近いかもしれない。足がしびれている。

先生が診察に来る。びっくりしたように子宮口全開だと言う。前回見たときまでは半分くらいだったらしい。やったーもう分娩台だ!!

ベッドから起き上がって、分娩室に移動する。支えてもらうが、足がしびれてよろよろ歩き。
分娩台にやっとあがって、深呼吸。いきんでくださいと言われるが、雑誌とかでいきみのがし方はよく見たけど、いきむ・・って何だ?と一瞬わからなくなるが、ベビーを出していいんだということに気がついて、トイレみたいにふんばってみる。上手上手とほめられる。
3回くらいやって、次に出しちゃいましょうと言われ俄然やる気になり、うーんっ・・・・とやったらベビーの首にへその緒がまきついていたらしい。鉗子分娩というのをやった。

またの間に産まれたてのぬらぬらベビーちゃんが!おつかれ!!苦しい思いをさせてごめんね!
時刻は2:50。