Local-Liner ~静サツ雑記帳

静岡運転所札幌派出所=静サツへようこそ。
札幌圏の鉄道を軸に、気ままに書き連ねていく日記です。

ダイヤ改正に合わせて行った結果がこれだよ! その11 ~さらば200系 「とき342号」 前編

2013年06月04日 | 鉄道 ‐ 旅行(2013年)
 更新ペースが遅かったせいで、このシリーズも6月に突入してしまいました。申し訳ありません。書きたいことは他にもたくさんあるのに。

 前回までのあらすじ:200系、ふたたび。


 次に乗ろうとしている「とき342号(17:44発)」までの間、新潟駅をうろうろしてみました。

 新幹線改札口を出てすぐの売店では、200系引退にあわせて記念グッズが売られていました。



 これは200系引退だからというわけではなく、JR東日本の新幹線(東北・上越)30周年を記念したSuicaケース。左から4番目が200系K47編成です。200系より早く引退したE1系の姿もあります。右端のE4系も引退の話が出ており、これからはE5系・E6系(右から2・3番目)が席巻することとなります。

 新潟に来るまでにNRE(日本レストランエンタープライズ:JR東日本の車販を担当する会社)のプレスリリースでグッズを確認していたのですが、ここの売店にはあまり数がありません。
 もっとないのかと思って調べてみると……



 新幹線の改札内に特設のグッズコーナーができていました。品ぞろえも、先程の売店の比ではありません。

 実は、新潟に来る途中、「とき327号」の車内販売で目ぼしいものはあらかた買っていたのですが、ここでもさらに買い込みます。車内にはなかった下敷きなども扱っていました。

 200系K47編成の待つ11番線に戻ることとします。



 緑の車体にたくさんの人が群がります。人がかぶらないようにするのも一苦労です。



 10号車・222-1510と駅名標。

  

 LEDの灯る行先表示機の厚みからも、年季が十分に伝わってきます。

 最後の200系乗車の前に、全車両を駆け足で見ていきましょう。

  

 10号車・222-1510(指定席)。

  

 9号車・215-1065(グリーン席)。

 

 8号車・226-1065(指定席)。

 

 7号車・225-505(指定席)。元237-1013(ビュフェ車)です。

 

 6号車・226-1063(指定席)。

 

 5号車・225-1025(指定席)。

 

 4号車・226-1062(自由席)。
 この先4両は、改札口に繋がる階段が近いこともありホームの幅が狭い上に、自由席に並ぶ人が列をなしているため、それまでのようにスムーズに撮れなくなっています。
 ここでカメラが電池切れ寸前に。座席は6号車なので、往復で200メートルもダッシュする羽目になりました。

 

 3号車・225-1413(自由席)。

 

 2号車・226-1061(自由席)。ひっきりなしに人が通るため、人のかぶらない写真はあきらめました。

 これでやっと先頭の1号車の221-1510(自由席)……と行きたいところですが、この間だけで50枚近く撮っている私の手持ちに、1号車の写真はほとんどありません。



 撮れたものはこの車番ぐらい。

 なぜかというと……



 200系の鼻先にわんさか人が集まっていたからです。
 「とき342号」は200系の上り最終となりました。本来のダイヤでは「とき346号(新潟18:39発)」がラストなのですが、最終日のこの日は翌日の車両変更の関係で1時間前の「とき342号」が上りラストランとなったのです。
 これに合わせて、「とき342号」の先頭では出発セレモニーが催されていました。黄色のヘルメットをかぶった人たちがそうです。
 そのため、200系の先頭部から10メートル四方は関係者以外立ち入り禁止。それを囲うようにギャラリーが人垣を作っているため、200系を前から撮れなかったのです。



 セレモニーの様子(上手く撮れませんでした)。

 一応セレモニースペースの奥なら撮ることはできるのですが、そこには予想通りカメラ持ちの姿が……



 望遠を駆使しても、これが精一杯でした。



 睨まれた(´・ω・`)。



 発車5分前になると、ギャラリーの数はますます増えました。1号車前位のドアにまでそいよせ、駅員さんが必死で出入り口を確保していました。
 この間に14番線に200系K43編成の「とき331号」が入線しているはずなのですが、それに気づけないほどの盛況ぶりでした。2面4線あるホームの最も離れた2本に停まったため、K43編成の姿を見ることはできませんでした。



 もっとも、乗り込んだところで、1号車はこの通りデッキまで埋まっていましたが。

 セレモニーも終盤を迎え、いよいよ残すは出発時の敬礼のみとなりました。発車ベルに急かされる形で、私も1号車前位のデッキに飛び乗ります。すでに満杯でしたが、上体を屈めてなんとかねじこみます。
 2013年3月15日、17時44分。221-1015を先頭とした「とき342号」は勢いよくタイフォンを鳴らし、新潟駅を発車しました。新潟駅の出発時刻表に、200系「とき」の表示が出ることは、もうありません。








 大変残念なお知らせですが、あまりにも長すぎるためこの続きは次回にします。
 200系だけでどんだけ長引いているんだと言われそうですが、何卒ご容赦ください。


おまけ 新潟駅で見たあれこれ



 200系のパンタグラフ。新製当初は偶数号車全てにあったパンタグラフですが、使用しているのは5基中3基で、残りはカバーごと撤去されています。



 7号車(225-505)のドア。他に比べて幅広です。おそらくビュッフェの荷物搬入口だったのでしょう。



 手作りの横断幕で200系を見送る人がいました。6号車付近にて。


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