Local-Liner ~静サツ雑記帳

静岡運転所札幌派出所=静サツへようこそ。
札幌圏の鉄道を軸に、気ままに書き連ねていく日記です。

珠栄地方開発記録 その1 [Simutrans]

2015年10月15日 | Simutrans
 静サツがSimutransを始めてから約4年が過ぎようとしているので、現在開発中のマップを上げてみたいと思います。

 知らない人のために説明しますと、『Simutrans』はマップ内にある都市を交通(主に鉄道)で結び、人や貨物を運んで都市を発展させる、交通シュミレーションゲームです。
 同じ系統のゲームとしては『OpenTTD』や『A列車で行こう』シリーズなどが上げられます。

 Simutransの特徴として、本体を含めてフリーソフトであることが挙げられます。このゲームで用いる車両や線路、建物といった全てのものは、pakと呼ばれる画像とデータを一緒にしたもので追加することができます。もちろんこの追加pak(アドオンと呼ばれています)も無料です。
 このゲームの開発者はドイツの方ですが、日本でもアドオン製作は盛んで、多くのアドオンが作られています。アドオンの豊富さもSimutransの魅力の一つです。
 おまけに、多くのアドオンを入れても動作が軽いのもSimutransのいいところ。他のゲームと異なり2Dなのがその理由です。3Dゲームの多視点から眺めるプレイはできませんが、アドオンの豊富さと自由度はそれをはるかに凌駕します。私のパソコンでは「A列車で行こう9」はビューアーすらまともに動かないですし(笑)。

 今回”開発”しているマップは「珠栄(たまさか)地方」と名づけてプレイしています。

・基本情報

 開発年月(ゲーム内経過時間):104年
 実プレイ時間:約3ヶ月
 サイズ:640×640
 マップ総人口:1689369
 都市数:97
 



 現在のマップ概要。灰色が建物の部分です。
 マップ南部(下側)から手をつけ始めたため、南側はほぼ全域が開発されている一方、西側には未開拓の町が残ります。まだまだやりがいはありそうです。



 開発前のマップ。マップ東部は新たに設置した町が多いです。

 さて、このマップの鉄道網はと言うと、



ご ら ん の 有 澤 だ よ !


 臙脂色と白色の部分はすべて線路です。

 はい、全て線路です

 地下の路線も表示されているとはいえ、都市のほとんどが線路に埋め尽くされております。
 まあ、Simutransではよくあることです。
 マップの臙脂色の部分は電化されています。計算したわけではありませんが、主要な路線は北部を除いて電化。私鉄線は軒並み電化しているので、電化率は7割といったところでしょうか。

 で、このマップの系統図がこちら。



もう何も言うまい。


 太い線が鉄道、太い破線が船、細い破線が飛行機、細い線はバス/トラック、丸は駅や港などを表しています。
 開発した私でさえ多すぎていまいち把握しきれておりません。
 Simutransでは鉄道の他に、バス(トラック)、船、飛行機、モノレール、リニア、軽便鉄道なども用意されています。現在の珠栄地方では鉄道・車・船・飛行機のみで輸送をまかなっています。鉄道だけでもかなりの数がある上、主要都市には巨大なバス網を展開しているため系統の数が膨大になっています。これに飛行機や船が加わるもんだから……

 ちなみに、現在マップ内では全部で1766編成が稼動しています。1766両じゃないあたりがもう……ね?



 こちらは待機マップ。
 Simutransの全ての車両には定員があり、定員以上は載せることができません。客や貨物が載せられずに溜まると駅で待機をすることになりますが、Simutransではずっと滞留し続けるため、ほうっておくと軽く1000単位で溜まっていきます。
 が、今のところ全体的に滞留はなし=緑となっています。一部乗客が溜まり黄色になっている駅もありますが、渋滞解消ゲーとも呼ばれるSimutransにしてはがんばっている(という個人的な評価)と思います。無駄に系統を設定しているわけではないのです。

 主な路線の紹介は次にするとして、今回はマップ内の主な都市(都市圏)を紹介します。紹介する主要な街には☆をつけてあります。


○南珠都市圏(☆牧之原・☆廿日市・萩・占冠・萩原・塩浜)



 開発の原点であり、鉄道の街。茶色の部分は全て線路です。もはや駅が街と同じサイズです。南珠は珠栄の南の意味ですが、マップでは中央に位置します。
 線路に囲まれた街が牧之原。周囲には北から時計回りに廿日市・萩・塩浜(この図では範囲外)・占冠・萩原の街があります。



 地下鉄もご覧のように張り巡らされています。牧之原市営地下鉄が1号線から5号線まで営業中です。6・7号線が建設決定しています。



 中心都市の牧之原。マップ人口第1位です。
 奥にあるビルはかつての利益源・自動車工場の跡地です。



 隣接する萩とは市街地が一体化。街中にはバス網が張り巡らされ、萩とあわせて18系統あります。



 山の上にある廿日市は、開発当初は人口第1位の街でした。左下隅に見える石炭発電所の影響もあり、現在でも人口2位を誇る大都市です。


○東京都市圏(☆東京・貝塚・熊本・国見)



 マップ東南部にある、人口第3位の都市。元は高鍋でしたが、人口の多い牧之原や廿日市に対抗して、東京に改名しました。山に囲まれており、わずかな平地に鉄道駅が密集しています。



 広域地図。右下に衛星都市の貝塚と熊本、右上が国見です。



 国見と隣接する大和・昼岡エリア。山の上にもかかわらず住宅が密集しています。



 東部の衛星都市、貝塚(右上)と熊本(右下)。こちらは平地に広がっています。


○玉浦都市圏(☆二丈・泉大津・玉東・崎深)



 マップ西部の湖『玉之浦(たまのうら)』西岸に広がる街。西から順に泉大津・二丈・玉東(※この図では範囲外)と連続しています。



 泉大津~二丈間の風景。それぞれ国鉄と私鉄でメインの駅が異なり、乗客を奪い合っています。



 ここ30年ぐらい開発の進む二丈の西が岡地区。西隣の崎深とあわせて、まだまだ発展途上です。


○橋本都市圏(☆橋本)



 マップ南部の大都市。東京・南珠両方からアクセス良好。対岸には秘境の檜枝岐村があり、観光拠点ともなっている。


○西東京都市圏(☆多治見・西東京)



 文字通り東京の西にある街。いずれの街も東京のニュータウンとして開発され、広義の東京都市圏に入る。


○御浜都市圏(☆守口・勝山・長与)



 マップ中央の大きな湖『輿ノ海(こしのうみ)』東岸に面する街。砂洲(という設定の平地)の上に街が広がっています。
 港からは輿ノ海をわたるフェリーが発着。湖上には守口空港があります。街とはトンネルと地下鉄で繋がっています。


○坂月都市圏(☆坂月・綾津)



 輿ノ海南岸に突き出た半島に広がる都市。国鉄は付け根にある水俣駅までで、坂月市内中心部には南珠電気鉄道が地下線で直通しています。


○逢通(あいづ)都市圏(☆香山・江迎・山口)



 マップ北東部にある街。北にはさらに未開拓の原野が広がっています。写真の一番右が香山。左下が江迎、上が山口です。


○島原都市圏(南島原・☆箕面)



 北部の離島にある2つの街。右が南島原、左が箕面です。
 現在はフェリーのみが繋がっている『僻地』ですが、中央にある南島原空港が開港すればまた変わってくるかもしれません。


○南丹都市圏(☆南丹)



 輿ノ海北西部にある街。東京から北海本線と新幹線が、牧之原から輿海西線と曳春(ひばり)電気鉄道が延び、鉄道のターミナルとなっています。


○山北都市圏(☆山北・月浦)



 マップ北部にある街。人口第11位と多くはないものの、山北には東京から直通特急が多数設定されています。この直通特急のせいで、東京~河鹿(南丹)の並行在来線は今でも特急がたくさん走っています。


○丸亀都市圏(☆丸亀・天栄・新庄・喜多方・田辺)



 マップ北西部の盆地に広がる街。当初ここには町はありませんでしたが、公共事業による建物を多数誘致し、今では東京から新幹線がやってくるようになりました。大きさのわりには人口はまずまず。


○新地都市圏(☆新地)



 マップ中央の中央山地の最高所付近にある街。多分マップで一番高い街。
 北部に炭鉱が2つあり、ここで積み出された石炭は列車で廿日市の玖坂発電所に運ばれます。開発初期から続く利益源です。


○富士都市圏(☆富士・倉内)



 おそらくもっとも交通が不便な都市圏。中央を通る国鉄英金(あがね)線は未だに非電化。とはいうものの、富士急行(→牧之原)・英玉電気鉄道(→二丈・泉大津)の開業で他の町に出やすくはなった。


○未開拓地区



 マップ北西部には面倒くさくて手付かずの自然が残ります。

 ということで、主だった町の紹介は以上です。これだけでも結構ありますね。改めて自分のマップの大きさを思い知らされます。
 とはいえ、東京~山北の特急街道が複線で回せているので、まだまだ余裕ではありますが。

 次回は路線網の紹介をしていく予定です。国鉄線だけで61系統ありますけど……
 


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