早いもので、年が明けてから10日近くが立ちました。
冬休みはあるようでなかった気がします。今日からは学校が早くも再開し、勉強に勤しまなければなりません。月末には期末試験が大口を開けて控えていることですし……
夏の帰省がダイナミックだったのに比べれば、今回の帰省は実にシンプルでした――総乗車日数5日間(家にいた時間を除く)の旅行をシンプルというのかはまた別問題ですが。
書かずに残してある久留里線(2012年11月)……というか前々から告知していたダイナミック帰省(2012年9月)や、列島縦断(2012年8月)、はては受験旅行(2012年3月)と書くネタは尽きないのですが、とりあえず最近の出来事を整理してから過去を振り返っていく方針です。キハ30の出番はもう少し後ということで……
12月27日、朝の6時半。重い荷物を背に札幌駅にやってきました。静岡まで長い帰省の始まりです。
ちなみにこの時の気温はマイナス10度。手袋なしではとても外には出られません。
そんな中でも、電車はしっかり動いていました。

耐寒車両のパイオニアともいうべき711系が滝川に向かって発車します。

同じ折、7:21発「オホーツク1号」となるキハ183系が入線してきました。

それとは反対側から、札幌運転所からやってきたキハ283系が入ってきます。人の流れより、列車の方が活気があるのではないでしょうか。

さて、今回一番列車となったのは快速「エアポート56号」。雪の影響でしょう、2、3分の遅れが出ていました。止まらないだけましだと思いましょう。ちなみに、この数日後に函館本線の特急「スーパーカムイ」が雪で全部ストップすることとなります。
座れるかどうかあやしい所でしたが、幸い乗客の半数以上がここで入れ替わり、無事窓側の席を確保することができました。
[札幌7:08→新千歳空港7:50(約10分遅れ)]

降りしきる雪は止むことを知らず、列車の遅れは伸びていくばかり。結局新千歳空港に着いたのは7:50頃でした。折り返しの7:51発札幌行普通は当然遅延。千歳線から分岐する南千歳~新千歳空港間の単線区間がネックとなっているため、車内点検の後即発車というわけにもいきません。
JRのことが気になりながらも、上の階へと上がります。

今回利用する航空会社はジェットスター(正式にはジェットスター・ジャパン)。看板右上に見える、オレンジ地に白星がジェットスターのマークです。いわゆるLCC=格安航空会社の一つで、オーストラリアのカンタス(Qantas)航空が母体です。日本では国際線が先に登場し、2011年に国内線の運航も始まりました。札幌からは大阪と東京まで各3便が運行されています。新規参入ながらかなりの大盤振る舞いっぷりです。これで一万円以下というのだから驚きです。
一つ残念だったのが、空港内で少し時間をつぶしてから荷物を預けようとしたところ、手荷物預かりを締め切られてしまい、結局中に持ち込む羽目になったことです。せっかく手荷物預かり代(運賃+1000円)払ったのに……

ジェットスターが発着するのは、新千歳空港の端にあたる0・1番搭乗口。改札からは早足でも5分ほどかかります。
待合室は2階建ての新千歳空港で唯一3階にあります。年末ということでご覧の通り待合室は満席状態です。

想像以上にアナログな時刻表にびっくりしました。
8:40、出発時刻が近づいて搭乗開始。機材調整で遅れが出ているみたいです。今回はさほど急ぐ旅ではないので遅れても平気なのですが、ちゃんと整備しとけよ、と思わないでもありません。
あらかじめ印刷しておいた搭乗券のバーコードを読み取ってもらいます。バーコード式の乗車券――といっても送られてき添付ファイルをA4用紙に印刷しただけですが――はスカイマークでも例がありますが、ジェットスターのすごいところはネット上でチェックインまで済ませられること。手荷物がなければ空港に着いてからすぐ手荷物検査場に直行できます。
簡素なゲートを抜けると飛行機まで長い通路が続きます。ゲートまでもだいぶ歩いたのに、さらに歩けと。格安だから仕方ないと割り切って飛行機まで向かいます。
時刻表によれば、機体はエアバスA320。片側3列ずつの座席が30列弱並んでいます。前方の座席はかなりの数が埋まっていますが、後ろ半分は空席が目立ちました。ジェットスターは運行当初欠航や不調が相次いで起こっていたので(乗る前は知らなかったのですが)敬遠している人がいるのかもしれません。安ければいいというものではないということを実感させられました。
座席はなんと革張り。黒の光沢を放つ座席に意表を突かれました。さしずめ車に乗っている気分です。
出発時間を大幅に遅れてA320は滑走路へと向かいます。そして、速度を緩めることなく急加速。大阪に向けて飛び立ちました。
[新千歳空港9:00頃?→関西空港11:20頃]
機内には家族連れやグループ客が多く、私のような一人旅の人間はあまり見かけませんでした。
雲を抜けて安定飛行に入るとドリンクのサービス。有料サービスは使っていないので受けたサービスはこれぐらいでしたが、基本的に飛行中寝ている私にはそれだけで十分です。革張りの座席でも案外寝れる自分に驚きました。機内誌は親会社の影響を反映してオーストラリアと日本の記事がメインで、シンガポールを紹介する記事もありました。国際線に載っているような気分が味わえます。
快適な機内だったのですが、通路を挟んで隣の客(私は通路側に座っていました)がビールを飲み始めた時には、危うく吐き気を催しかけました。飛行機の独特の匂いとビールの匂いのダブルパンチで気持ち悪さが倍増してしまいした。寝て嗅覚情報を遮断していなかったら、関空に降りる前に吐いていたかもしれません。関空到着時に前の席にいた子供が吐いていた原因がビールにあってもおかしくないと思います――思い出したら気持ち悪くなってきました。
なにはともあれ大阪に到着。当然ながら伊丹ではなく、LCCのメッカ・関空です。最近ではLCC専用ターミナルができるとの噂もあります。
ちなみに気温は5度。暖かい!
しばらくの間年末帰省を集中的にとりあげていく予定です。
本年も静岡運転所札幌派出所をよろしくお願いいたします。
冬休みはあるようでなかった気がします。今日からは学校が早くも再開し、勉強に勤しまなければなりません。月末には期末試験が大口を開けて控えていることですし……
夏の帰省がダイナミックだったのに比べれば、今回の帰省は実にシンプルでした――総乗車日数5日間(家にいた時間を除く)の旅行をシンプルというのかはまた別問題ですが。
書かずに残してある久留里線(2012年11月)……というか前々から告知していたダイナミック帰省(2012年9月)や、列島縦断(2012年8月)、はては受験旅行(2012年3月)と書くネタは尽きないのですが、とりあえず最近の出来事を整理してから過去を振り返っていく方針です。キハ30の出番はもう少し後ということで……
12月27日、朝の6時半。重い荷物を背に札幌駅にやってきました。静岡まで長い帰省の始まりです。
ちなみにこの時の気温はマイナス10度。手袋なしではとても外には出られません。
そんな中でも、電車はしっかり動いていました。

耐寒車両のパイオニアともいうべき711系が滝川に向かって発車します。

同じ折、7:21発「オホーツク1号」となるキハ183系が入線してきました。

それとは反対側から、札幌運転所からやってきたキハ283系が入ってきます。人の流れより、列車の方が活気があるのではないでしょうか。

さて、今回一番列車となったのは快速「エアポート56号」。雪の影響でしょう、2、3分の遅れが出ていました。止まらないだけましだと思いましょう。ちなみに、この数日後に函館本線の特急「スーパーカムイ」が雪で全部ストップすることとなります。
座れるかどうかあやしい所でしたが、幸い乗客の半数以上がここで入れ替わり、無事窓側の席を確保することができました。
[札幌7:08→新千歳空港7:50(約10分遅れ)]

降りしきる雪は止むことを知らず、列車の遅れは伸びていくばかり。結局新千歳空港に着いたのは7:50頃でした。折り返しの7:51発札幌行普通は当然遅延。千歳線から分岐する南千歳~新千歳空港間の単線区間がネックとなっているため、車内点検の後即発車というわけにもいきません。
JRのことが気になりながらも、上の階へと上がります。

今回利用する航空会社はジェットスター(正式にはジェットスター・ジャパン)。看板右上に見える、オレンジ地に白星がジェットスターのマークです。いわゆるLCC=格安航空会社の一つで、オーストラリアのカンタス(Qantas)航空が母体です。日本では国際線が先に登場し、2011年に国内線の運航も始まりました。札幌からは大阪と東京まで各3便が運行されています。新規参入ながらかなりの大盤振る舞いっぷりです。これで一万円以下というのだから驚きです。
一つ残念だったのが、空港内で少し時間をつぶしてから荷物を預けようとしたところ、手荷物預かりを締め切られてしまい、結局中に持ち込む羽目になったことです。せっかく手荷物預かり代(運賃+1000円)払ったのに……

ジェットスターが発着するのは、新千歳空港の端にあたる0・1番搭乗口。改札からは早足でも5分ほどかかります。
待合室は2階建ての新千歳空港で唯一3階にあります。年末ということでご覧の通り待合室は満席状態です。

想像以上にアナログな時刻表にびっくりしました。
8:40、出発時刻が近づいて搭乗開始。機材調整で遅れが出ているみたいです。今回はさほど急ぐ旅ではないので遅れても平気なのですが、ちゃんと整備しとけよ、と思わないでもありません。
あらかじめ印刷しておいた搭乗券のバーコードを読み取ってもらいます。バーコード式の乗車券――といっても送られてき添付ファイルをA4用紙に印刷しただけですが――はスカイマークでも例がありますが、ジェットスターのすごいところはネット上でチェックインまで済ませられること。手荷物がなければ空港に着いてからすぐ手荷物検査場に直行できます。
簡素なゲートを抜けると飛行機まで長い通路が続きます。ゲートまでもだいぶ歩いたのに、さらに歩けと。格安だから仕方ないと割り切って飛行機まで向かいます。
時刻表によれば、機体はエアバスA320。片側3列ずつの座席が30列弱並んでいます。前方の座席はかなりの数が埋まっていますが、後ろ半分は空席が目立ちました。ジェットスターは運行当初欠航や不調が相次いで起こっていたので(乗る前は知らなかったのですが)敬遠している人がいるのかもしれません。安ければいいというものではないということを実感させられました。
座席はなんと革張り。黒の光沢を放つ座席に意表を突かれました。さしずめ車に乗っている気分です。
出発時間を大幅に遅れてA320は滑走路へと向かいます。そして、速度を緩めることなく急加速。大阪に向けて飛び立ちました。
[新千歳空港9:00頃?→関西空港11:20頃]
機内には家族連れやグループ客が多く、私のような一人旅の人間はあまり見かけませんでした。
雲を抜けて安定飛行に入るとドリンクのサービス。有料サービスは使っていないので受けたサービスはこれぐらいでしたが、基本的に飛行中寝ている私にはそれだけで十分です。革張りの座席でも案外寝れる自分に驚きました。機内誌は親会社の影響を反映してオーストラリアと日本の記事がメインで、シンガポールを紹介する記事もありました。国際線に載っているような気分が味わえます。
快適な機内だったのですが、通路を挟んで隣の客(私は通路側に座っていました)がビールを飲み始めた時には、危うく吐き気を催しかけました。飛行機の独特の匂いとビールの匂いのダブルパンチで気持ち悪さが倍増してしまいした。寝て嗅覚情報を遮断していなかったら、関空に降りる前に吐いていたかもしれません。関空到着時に前の席にいた子供が吐いていた原因がビールにあってもおかしくないと思います――思い出したら気持ち悪くなってきました。
なにはともあれ大阪に到着。当然ながら伊丹ではなく、LCCのメッカ・関空です。最近ではLCC専用ターミナルができるとの噂もあります。
ちなみに気温は5度。暖かい!
しばらくの間年末帰省を集中的にとりあげていく予定です。
本年も静岡運転所札幌派出所をよろしくお願いいたします。
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