韓国サッカー観戦日記、ときどきコラム

韓国サッカーに思うこと徒然

Kリーグカップ2008/城南対大田【城南】

2008-10-02 11:35:22 | Kリーグ
大田は、キムホ監督になって大きくメンバーが入れ替わった。以前キムホの元で育ったいわゆるキムホチルドレンもいるし、新人選手もいる。さらにはポジション変更した選手も多く、まったく初めて見るチームとほぼ変わらない状況だった。

キムホのやろうとしていることは、基本的に変わってないように見える。
もともと技術の高い選手達で緻密なサッカーをやっていたキムホだが、お世辞にも高い技術を持っているとは言えない大田の選手達がどこまでキムホサッカーを体現できるかというのは、興味深い。

緻密なサッカーは、逆にミスが致命的になる。
現に大田の失点は、2点ともミスからきたものだ。
1点目は、完全なるクリアミス。最終ラインではなく、DHのクリアミスが、トゥドゥの足下にきれいに入った。
2点目はPAで崔成国引っかけてPK。

中盤を仕切るのは「キムホチルドレン」李如星。
彼はパスの精度の高さを持っているが、それがなかなかゴールにつながらないのがもどかしい。選手は一生懸命監督の要求に応えようと頑張るが、身体がついて行かない。そしてまだまだ余裕がないから周りがみれてない。必然的にファールが増える。

キムホが抗議する。退席処分。

キムホ監督の求める物が、果たして大田の選手達にあっているのか、大田というチームカラーにそぐわなくないのか、まだまだ疑問は残るけど。
たとえキムホがこのまま指揮を続けても、これまでのおおらかさは失わないで欲しいと願うだけだ。