韓国サッカー観戦日記、ときどきコラム

韓国サッカーに思うこと徒然

Kリーグ2008/全北対城南【全州】

2008-07-17 11:27:08 | Kリーグ
ステボの投げキッス、がすべてです(こら)。(客席女子チーム大興奮)

今年初のリーグ戦全北。
鹿児島のキャンプからずいぶんと成長していました(そうでなきゃ困るけど)。
もともとの全北の強みでもあった、サイドがより強調された試合展開ではあったかな。城南があまりサイドをあげてこないこともあり、全北は両サイドを徹底的に使って仕掛ける。DFも比較的上がり目で、相手にプレッシャーをかけるけれど、ラスト肝心のゴール前できっちりボールが収まらないのだ。柱であるはずの曹宰榛が欠場だったことも大きいと思うけれど、ステボにしろ文大成にしろ、鄭[日景]鎬、金ヒョン氾まで含め、彼らはみなシャドーストライカー的な役割の方が得意だ。ステボが一番トップのストライカーに近いが、トップでキープのできる選手ではない。

城南は、守備、つなぎ、フィニッシュと役割分担がきっちりとできているチームで、守備は能力の高い選手がそろっている。あまり積極的にあがらない両サイドバックも含め4人できっちり壁を作っている状態では突破するのは難しい。
組織で崩さないといけないんだけどなぁ、クロスがなぁ・・・・(笑)。

一方全北の守備はもともとそれほど強固ではない。
いつまでもそうじゃいけないんだけど、林裕渙と姜敏壽の守備は不安だらけ。中盤の底にコンバートされた李曜漢が想像以上に良かったので、助かっている部分はあるけれど、どちらかというと攻撃好き好きチームだから、失点は覚悟の上で得点をとらなきゃいけない。

でも徐々に良くなってきているし、足らない部分がいわゆる「背骨」の最先端なのがはっきりしているから、解決策は見いだせると思う。がんばれ若手攻撃陣!!!


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