goo blog サービス終了のお知らせ 

白鳥五郎右衛門(十三代目)の日記

3代前くらいで士族から平民におちぶれている一般人の日記。

相棒~「亡霊たちの咆哮」を読む!

2012年05月02日 13時20分59秒 | Weblog
「監禁」コマ送りです。
 女子中学生がわくわくし、亀ちゃんがこれが中学生の文章ですかねといい、右京さん本人が技巧に走りすぎたという「亡霊たちの咆哮」を読んでみよう。
 よめない漢字は□だったり推測したりで間違ってるかもしれませんがこんな感じ。
 
**************

新進気鋭の中学生作家の傑作ミステリー
「亡霊たちの咆哮」杉下右京

 大尉が殺されたことを知った時、私は全身に寒気を感じていた。
 あれからもう5年経った。月日は移ろいあの戦争について語ろうとする者も少なくなってきている。
 私はあの事件の後、刑事になっていた。たまたまそうなってしまったのだ。ある勇敢な軍人に会うことがなかったら、おそらく刑事にはなっていなかっただろう。

 わたしは東北にある□□大学の法学部を卒業すると郷里に戻り、関東新報の新聞記者として働きはじめた。そこには二十人の新聞記者がいて、当時としては活気に満ちた職場であったといえる。仕事内容は主に地元で起きた喧嘩や事故の取材、とはいっても田舎町の新聞記者であるが故、殺人などの血生臭い事件等はおきる事もなく、たまにおきる交通事故や傷害事件の取材がメインであった。いつかは新聞記者を経て県議員にでも立候補し、ゆくゆくは国会議員でも目指そうかと思い、農道で起きた轢き逃げ事件や高校生同士の喧嘩の取材を続けていた。
 そんなある日だった一人の男が新聞社にやってきた。男は石田と名乗り殺人事件についての情報を提供したいとの事で記者との面会を希望したのであった。その日はちょうど自分以外に話を聞ける人間がいなかったのと殺人事件のスクープで功名心をあげたかったことが重なり、自分が石田という男と話をしてみることとなった。男は私が会議室の椅子に座るなり、私に対し「今から話す事は私とあなただけの秘密にしてほしい。事件がもし解決すれば、その後生地にするのは自由だし、あんたがご利益を受けてもいい」と話しかけてきた。「私にとってご利益かどうかはわからないですが、その殺人事件については私が責任を持って取材しますし、その間他の人間にも取材のことを話しません」というと、男は納得した様子で話し始めた。「わかった、まずこういう事はちゃんとしておかなきゃまずいと思ったんだ、その殺人は山荘で起きたんだ。死体もまだあるだろう。事件が起きて一週間も経っていないし、かなり温度も低い場所だ。腐乱なんかもしていないだろう」その話は私にとってはかなり胡散臭いと感じたが、もしこれが事実であった場合のことも考え、しっかりと相槌をうっていた。「金絡みのトラブルだったんだ、正確に言うと金塊だが、あいつのせいで5人が死んだ。自分はそいつらとの殺し合いで一人生き残ったというわけだ」今までは気にしていなかったがその男の振る舞いには癖があり

***************
2ページ目の途中から前の文章が繰り返されてました。残念。
続き読みたいなあ。

登場人物
私(刑事) 大尉が殺されたことに寒気中。5年前の事件回想中。
大尉    殺されたらしい。
勇敢な軍人 まさか石田?

わたし(記者)いつかは国会議員になろうと思ってたらしいインテリ。
石田     金塊トラブルの生き残り。山荘での殺人を語る。
あいつ    5人が死んだ原因?
そいつら   金塊トラブルで殺しあった人たち?
刃桜の会   金庫に四億円相当の金塊を隠した秘密結社

事件は記者である私と石田が解決したと思われた。
しかし5年後大尉が殺された。
事件はこれで本当に終わったのか?
次に狙われるのは刑事の私か?
謎は深まるばかりなのでした。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿