ほのぼの日記

日々の出来事

プール

2009-10-11 11:05:07 | 日記
映画『プール』を観ました。

『かもめ食堂』や『めがね』のシリーズですね。
監督は別の方のようですが・・・。

舞台はタイのチェンマイ郊外。

ゲストハウスで働く京子のもとに、
4年前、祖母とともに日本に残してきた娘さよが、一人で訪ねて来ました。

ゲストハウスには、
京子の仕事を手伝う市尾、ビーというタイ人の子供、不思議な空気感を持つオーナーの菊子がいました。

さよは久しぶりに母に会ったものの、
見知らぬ人々と楽しそうに暮らす様子に戸惑いを感じていました。

しかし、彼らと過ごすうちにだんだんと心を開くようになります。

小さなプールのあるゲストハウスで、
とてもゆったりとした時間が流れていました。

観終わってから、
静かな余韻のある映画でした。

落語

2009-10-10 22:53:34 | 日記
『特選 落語名人会』に行きました。

出演は春風亭小朝、桂歌丸、他です。

落語はあまり聞かないし、詳しいわけでもないのですが、
この両師匠はテレビ出演も多いし、じっくり聞いてみたいという気になりました。

演目は、
小朝が『紙屑屋』で、歌丸が『ねずみ』です。

『紙屑屋』は<古典落語>の一つで、

道楽のし過ぎで勘当された若旦那が、居候先の棟梁の勧めで<紙屑屋>に奉公し、
主人の留守中に紙の仕分けを任されるが、
道楽していた頃の癖が抜けずに仕事がなかなか捗らない。

大声で歌いだしたり、役者になった気分で芝居の真似事を始めてしまう。

そこへ主人が帰って来て、
「何をやっているんですか?まったく、貴方は人間の屑ですねぇ・・・。」
と呆れると、それに対して若旦那は、
「屑?今選り分けているところです。」

落語のさげはいつも可笑しいのと同時に、感心させられます。

『ねずみ』は、

江戸時代初期に活躍したとされる伝説的な彫刻職人の<左甚五郎>(ひだり じんごろう)が登場する有名な演目です。

彫刻のねずみが本物のように動き出すというのが、
ユーモラスだと思いました。

落語は噺家の仕草を見ながら聞くとよりいっそう楽しいので、
また機会があれば行きたいです。

鹿鳴館

2009-10-04 23:36:44 | 日記
劇団四季の『鹿鳴館』を観ました。

『鹿鳴館』は三島由紀夫の原作で、文明開化を迎えた明治の日本が舞台です。

内閣の大臣である影山伯爵の夫人・朝子と、
かっての恋人で反政府派リーダーの清原とのあいだには、久雄という息子がいました。

影山伯爵は、父に恨みを持つ久雄を利用して、
鹿鳴館の夜会での清原暗殺をたくらみます。

それを止めるために、決して公の席に出ることのなかった朝子は、
夫の主催する夜会の主人をかってでるのです。

けれど、何も起こるはずのない鹿鳴館の舞踏会で、
運命は悲劇的な結末へ向かっていました・・・。

朝子のセリフや存在感が、貴婦人らしく美しかったと思います。

この舞台で、
<鹿鳴館>というきらびやかな世界の裏側は、
とても悲しいものでした。

私の中のあなた

2009-10-03 12:15:36 | 日記
映画『私の中のあなた』の試写を観ました。

この映画の予告を見た時から、絶対に観たいと思っていたので、
今回試写会が当たって良かったです。

キャメロン・ディアスが初の母親役を演じていました。

白血病の姉・ケイトのドナーになるために、
生まれてきた妹・アナ。

けれど11歳になったアナは、「自分の体は、自分で守りたい」と、
姉のドナーになることを拒否して、両親を訴えたのです。

突然の出来事に困惑する家族。

しかし、そのアナの決断にはある理由があったのです・・・・・

家族みんなで浜辺で過ごすシーンが、
本当にのどかで幸せそうでした。

病気と向き合う家族愛にほろりとする映画でした。

『私の中のあなた』は10月9日から公開です。

童謡コンサート

2009-10-02 23:34:49 | 日記
『由紀さおり・安田祥子 Songs With Your Life Consert ~ふるさとを遠く離れて~』に行きました。

「21世紀の子供たちに美しい日本の歌を残したい。」
そんな思いで、姉妹が始めたこのコンサートは、
今年で23年目を迎えるそうです。

今回は、
「みかんの花咲く丘」、「里の秋」、「しゃぼん玉」、「赤とんぼ」、
「大きな古時計」などといった童謡の他に、
「木綿のハンカチーフ」、「なごり雪」などの歌謡曲も歌われました。

由紀さおりの茶目っ気のあるトークが可笑しかったです。

コンサートの後半で、「ソレアード」という曲の一部を観客全員で歌うのが恒例なのですが、
安田祥子が優しい雰囲気で、歌唱指導をしていました。

ラストに歌われた「トルコ行進曲」は、
二人のハーモニーが本当に素晴らしかったです。