皆様、こんばんは!
人生、何時何が起こるのか分かりません。つい最近まで病気とは無縁と思っていました。毎年受けている人間ドックでは特に目立つ異常はなかったです。今年の初めにインフルエンザから軽い肺炎を発症したのが事の発端でした。人間ドックで肺に影があり肺がんの疑いでCT検査を受け、たまたま写っていた膵臓部分に異常が見られ、専門の病院(がんセンター)で徹底的に精密検査を受けました。
病名はIPMN(粘液性良性腫瘍)と診断されましたが、すでに発症から5年ほど経過していて、IPNC(粘液性悪性腫瘍)の発生も視野に入れて更に精密検査を行いました。検査は専門の二つの病院の連携で行いましたがIPMCの発見には至りません。検査も大詰めに入り、PET-CT検査及び膵臓内視鏡検査などを経て膵臓部の病変を確認、手術となりました。
膵臓は大きく分けて膵頭部、膵央部、膵尾部の三つに分かれますが、膵頭部に発生しており、胆管・胆嚢・膵臓(膵頭部)・十二指腸・小腸の一部及び周囲リンパ節と共に切除となりました。手術時間は9時間にも及び当がんセンターで今年行われた手術の中では二番目に大きい手術となりました。手術から3か月になりますが、順調に快復しています。
癌は二人に一人の時代です。定期的に健康診断を受けましょう。異常が見つかった場合は専門の病院で精密検査を受けましょう。癌の疑いがある場合は、PET-CT検査を受けられる医療機関で精密検査を受けましょう。
翡翠(カワセミ)
カワセミの飛翔 3 です。