吹く風ネット

事故に遭った(後)

「どうしたんですか、事故ですか?」
「はい」
「連絡しましたか?」
「ええ、30分ほど前に後ろの運転手さんが、110番しました」
「そうですか」
「あのー、こちらの処理は、あちらが終わってからなんでしょうか?」
「いや、こちらは私の管轄と違うもんで」
「えっ、H署の方じゃないんですか?」
「はい。私は、高速道路管轄です」
「あのバイパス、高速道路扱いになるんですか?」
「はい」

 なるほど、そのバイパスは高速道路と繋がっているから、高速道路扱いなるわけだ。さらに産業道路からバイパスに繋がる50メートルほどの道も、産業道路ではないから高速道路扱いになるわけか。
 ということは、こちらの事故がちょっと先の50メートルほどの道路の中で起きていたら、処理は高速道路管轄で行われたことになる。
 こちらとしては、そちらの方がよかった。なぜなら、H署の人が来たのは、高速管轄の人と話してから20分程経ってからだ。通報からだと50分かかったことになる。いったい、何をやっていたんだろう。

 さて、この事故のことで、ぼくは高速管轄の方に聞いてみた。
「こんなこと初めてなので、どうしていいのかわからないんですけど」
 すると、その方はこちらが取るべき行動を丁寧に教えてくれた。
「まず、お互いの情報交換と、保険会社への連絡をしてください」
 保険会社へ連絡する際、また相手の保険会社から連絡があった際の注意事項も細かく教えてくれた。こちらの事情聴取も結局その方がやってくれたのだった。いいお巡りさんだった。

 事故処理から解放されたのは、午後10時前だった。それから家に帰って、遅い夕飯を食べたのだった。

 明けて今日は朝から双方の保険会社や、車の修理工場から電話が連続してかかった。
 体の方はと言うと、背中が少し痛いような気がする。近日中に検査してもらおうと思っている。

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