吹く風ネット

いろんなことに悩む暇があったら、さっさとネタにしてしまおう!

オムニバス

2024年04月11日 | 日記

【神様の夢】
 昨夜、夢に神様が出てきた。ぼくはいろいろと現状を訴えたあげく、「この状況から脱出させてください」と願った。
 それを聞いた神様は、「では願いを叶えてあげるから、どうなりたいのか漢字二文字で書きなさい」と言う。さて何と書こうか。漢字三文字なら思い浮かぶのだが、二文字だとなかなか出てこない。
 散々迷ったあげく書いた漢字二文字は、なぜか『和狸』だった。一体ぼくは何を考えているのだろう。とっさに目標が出てこないなんて、どうも具体性が足りてないようだ。


【負けず嫌い】
きみから女を引くと、ただの負けず嫌いになる。
それだけを見ると、男は皆引いてしまうだろう。
ところがきみはそこの所を十分に自覚している。
きみが心をくすぐるのは、その負けず嫌いが
女を演じているところにある。
だからそこの部分を所々隠しながら
そこに女をかけているから、妙に心をくすぐるんだ。


【願い】
ぼくが会いたいと願っているあの人は
きっとぼくに会いたくないと願っているのだ。
だからずっと会えないままになっている。
すぐそこにいるのに声すら聞けないということは
きっとそういうことなんだろう。
だからぼくはそこに行かないでいる。
だから連絡も取らないでいる。
思い込みがまたひとつ思い出を壊していく。
思い込みがまたひとつ楽しみを奪っていく。


【勘違いしている人】
 知り合いに凄くわがままな男がいて、いつもぼくらは振り回されている。
 男は言う、
「自分ほど、他人に気を遣っている人間はいない」と。
 すかさずぼくらは思う。
『あんたほど、自分のことしか見えてない人間はいない』と。

 勝手に人に気を遣うのはいい。だけど『こんなこと言ったら、人はどう思うだろうか』なんて考えてはいないのだろう。
 あんたのその独りよがりな気の遣い方が、他人に迷惑をかけているんだよ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿