元風俗嬢的悦楽論。

shinshia-この十本の指が綴る嘘偽り無き言葉達。-

紅い爪。

2006-07-30 | 欲情BOT。
私の両手の先はいつも紅く紅く染め上げられている。
物心ついた時からやってたもんで、習性は取れなくて、少しでも剥げてきたら、
馬鹿のような時間をかけて塗りなおす。

小さい頃から私の回りにいた女達の爪や唇は、紅やら紫に彩られたものばかりで
きつく香る香水の中で私はメキメキと成長し、大きくなった今あの日と同じような世界に
入り込んでしまっている自分がいた。

夜という環境の中で育った私だから、
私の中で、女を色に表すと常に「紅」と言う色になるのだ。
赤ではない。少し黒の混じった「紅」
それはこの世界に生きる女の腹の中の色にも似てる気がする。
けして綺麗事だけでは生きられない。咲くか散るかの中で生きる女の内心は
次第に紅く燃え上がり、時が経つにつれ、その中に「偽り」という
黒さが滲んでくる。

紅い爪は少しでも剥げると女らしさを失ってしまう。
生活感が滲み、何とも情けない爪になってしまうのだ。
だから少しでも欠けてしまったらすぐに全部の爪を塗り直す。
繰り返されるその行為すらも又、あの日見た女達と同じ場所に立てたという
優越感に浸らせる。

昔から唇を彩られるのが「紅」のように私の爪を彩るものも「紅」と決まっている。
まだ紅い口紅は似合わないからね。それだけ私は子供なのだろう。

いつの日にも女は紅を付け綺麗を纏う。
女としての執念なのか、女としての象徴なのかはよく分からないけれど

どれだけ年老いても「紅」という色の似合う女でありたいと私は思う。


堕落的短文集ょり。『おきにいり』

2006-07-30 | 衝動。
何時までも綺麗でいたい
何時までも華麗でいたい

貴方に似合う女でいたい
貴方の好きな女でいたい

ぁたしの大事なモノは1つ
ぁたしの大切なモノは1つ

貴方に抱れる女でいたい
貴方と眠れる女でいたい

汚れたくはない
朽ちたくはない

ぁたしは死ぬまで女で在りたい


堕落的短文集ょり。『只・・・。』

2006-07-30 | 衝動。
只想う
只願う
たったそれだけの事ができないでいる。

心の奥の汚れた部分が「不安」を呼ぶ
揺れ始めた奥の部分が「疑い」を生む

繰り返す 繰り返す 同じ過ち 同じ傷跡
繰り返す 繰り返す 同じ行為 同じ痛み

只愛す
只欲す
僕は只「君に必要とされたい」だけなんだ
僕は只「君だけに愛されたい」だけなんだ

堕落的短文集ょり。『欲求』

2006-07-30 | 衝動。
永遠に続く支配欲と独占欲の中で
ゆっくりと剥がされる羽は2度と生えてはこないだろう

永遠に続く嫉妬欲と破壊欲の中で
ゆっくりを剥がされる皮膚は2度と再生はしないだろう

ぁたしの中にだけ住んでくれればぃぃ
ぁたしの瞳にだけ写ってくれればぃぃ
ぁたしの心にだけ幸せをくれればぃぃ

安全装置はほんの些細な出来事で外れてしまう
そんな「都合のいい物」は本当は無いのかもしれない
実際問題とうの昔に外れてしまってるのかもしれない

それでも己で作り出してでも自分を縛ってないと
愛し過ぎた貴方を殺してしまいそうなんだ・・・・。




胡椒ゴリゴリ・・・。

2006-07-30 | 欲情BOT。
ファミレスのテーブルの端なんかにある胡椒を擂る機械が大好きなんです。
胡椒が粉じゃなくて粒になってて、外から見えて自分のお好みで摺れる奴。あれです。




見つけると灰皿の上でゴリゴリ・・・・。
一心不乱に灰皿の上でゴリゴリ・・・。
中身が無くなるとまだ満足出来ないぁょは店員を呼びつけ胡椒粒 補充。(たまに怒られる)


連れにもしょっちゅう怒られる・・・。
「煙草を消すと胡椒臭い」と
「子供やないんやから止めろ。」と。


でもね、でもね、止まらないのぉぉぉぉぉぉぉ。手が勝手にぃぃぃぃぃぃぃ。(ぉ




ゴリゴリ・・・・。
ゴリゴリ・・・・・・。


何か単純に好きなんですよ。あの手に伝わるゴリゴリ感が・・・。
もう「フェチの域」ですね。胡椒引きフェチ。字だけ見たらいやらしい。(謎)
まぁ何て言うんだろう・・・






「手に伝わるゴリゴリ感がたまらなぁ~ぃ」 と言うか






「ぁぁっ。私今胡椒擂ってるのょぉ~!!」 と言うか






何か好きなんです。
ゴクまれに擂り過ぎて両手が変な痛みに襲われるんですけどね。(馬鹿)
胡椒自体がとりとめて好きな訳じゃないんだけどなぁ・・・何でなんだろうねぇ。
てか、あの機械も魅力的なんですょ。ぁょ的には。で疑問。







「あれ、何処から胡椒入れてんの?」







補充の時は店員さんキッチンに持ってくから見れないし あんなモン我が家にはねぇ。
数年前、若かりしぁょさんは連れとファミレス行ってその事を連れに言ってみた。


(ぁょ)「なぁ。コレさぁどっから胡椒入れてるねやろか?」
(連れ)「ん?さぁなぁ・・ちょっと貸してみぃょ。」




キョロキョロ・・・・サワサワッ・・・・



(ぁょ)「分かれへんやろ?」
(連れ)「何処やろ・・・ぁぁ~何か腹立ってきた。絶対見つけたんねん」
(ぁょ)「其処で萌えんかよ。」



キョロキョロ・・・・イジイジ・・・・ゴンゴンッ(机にぶつける音)



(ぁょ)「店員に聞いたら早いやん」
(連れ)「いや。絶対見つけたんねん。」(ちょっとキレ風味)



キョロキョロ・・・・ガンガンッ・・・・ガンガンガンガンガンッ
ガンガンガンッ。。。。ガチャッン!!!・・・・くさっ!!ゴホッオエッホッッッ。(涙目吐気)




見つけられなかった事がたいそうムカっとしたらしく
机に胡椒の瓶をぶつけていた連れは本体を破損。
己の体に胡椒をまぶし、てか自分が悪いのに駆けよってきて
『大丈夫ですか?』と声をかけてくれた優しい店員に向かって




「おどれトコは潰れるような調理器具使ってんのかぁ!!」と1言。



馬鹿しかいないのか・・・ぁょの周りには・・・(涙)




貴方はあの機械の胡椒粒を入れる穴知ってますか?
知ってたらぁょまでメール下さい。ぃゃまぢで。 (切実)