忍の国産車ドライバー施行解説史2022

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ダイハツ2代目ムーヴ後期型

2022-02-19 20:15:22 | ダイハツ工業株式会社
こんにちは、shinogoo-blogger202238です。
Gooブログ、更新いたします。

ダイハツ2代目ムーヴ後期型のドライバー施行解説をいたします。


標準シリーズ「カジュアル」


カスタムシリーズ

ダイハツの軽トールワゴン車種、ムーヴは平成7年8月に登場いたしました。
2代目モデル機種は平成10年10月に登場していますが、二度目の軽自動車新規格化対応に伴うフルモデルチェンジで、同時期にモデルチェンジした5代目ミラ、そして新発表されたテリオスキッドとともに「QUALITY~Safety&Perfor
mance~」をコンセプトに、品質向上、とりわけ先進の安全性と快適な走りを目指した軽新規格対応車種として発売されていました。

衝突安全ボディ“TAF(Total Advanced Function ボディ)”を採用に伴いながら
も、新国内衝突安全基準(50km前面・後面・側面衝突)および、新欧州衝突安全基準(40%オフセット前面衝突、側面衝突)に余裕を持って対応し、クラストップレベルの衝突安全性を確保したほか、滑りやすい路面での安全運転をサポートする新機構“DVS(Daihatsu Vehicle Stability control system)”<一部グレードにオプション設定>などを採用し、安全性を大幅に向上するとともに、新開発高性能エンジンシリーズ“TOPAZ(トパーズ)”として5タイプのエンジンユニットを取り揃えるなど優れた基本性能を実現させ、さらに、抜群のユーティリティと斬新なスタイリングを確立するなどとしていました。

ボディバリエーションは標準シリーズとカスタムシリーズの2タイプで構成されています。

今回、取り上げる後期型は平成12年10月にマイナーチェンジを受けたものであり、バリエーションの見直しの他に内外装の変更、装備品の変更、新色追加など、多岐にわたるものでありました。

  • バリエーションの見直し

標準シリーズ「カジュアル」とカスタムシリーズという2ラインに変更なし。

標準シリーズ「カジュアル」

CR、CX、CLセレクションは以下通りのグレード名称に変更。

CR→CX-T
CX→CLリミテッド
CLセレクション→CL

特別仕様ピコの追加設定  

CLをベースにドアサッシュブラックアウトやメッキドアハンドル、電動リモコンメッキタルボアスフェリックミラーなどを採用した特別仕様車種。

カスタムシリーズ

エアロダウンカスタムXX、エアロダウンカスタムS、カスタム、カスタムLセレクションは以下通りにグレード名称変更。

エアロダウンカスタムXX→エアロダウンカスタム
エアロダウンカスタムS→カスタムターボ
カスタム/カスタムLセレクション→カスタムL(両旧グレード機種を統合)

ハイグレードオーディオやABS(エアロダウンカスタムを除く)などを装備したリミテッド(M4を除く)仕様がラインアップされている。

カスタムM4とハローキティ仕様の仕様変更

カスタムM4は、カスタムターボ、カスタムLの2グレードの展開になる。
M4はMT(マニュアルミッション)・4WD仕様のことである。

ハローキティ仕様は、このマイナーチェンジでカスタムベースの展開になる。

  • 内外装の変更

標準「カジュアル」シリーズ/カスタムシリーズともにデザインを意匠変更

カスタムシリーズ

異型丸4灯ヘッドランプとクリアーテールレンズを採用しつつも、グリルはフォグランプ一体型のデザインに変更。

標準「カジュアル」シリーズ

大型メッキグリルとマルチリフレクターヘッドランプを採用しつつも、テールウィンカーをクリアータイプに変更。

標準「カジュアル」シリーズ/カスタムシリーズとも、ルーフレールの標準設定をやめ、リアコンビ一体型ルーフスポイラー(カスタム)、バックドアスポイラー(CX-TとCLリミテッド)を標準装着した。
但し、ルーフレールはリミテッドを除く全車に、標準「カジュアル」系のスポイラー付エアロルーフレールはCX-Tに、メーカーオプション装着設定した。

カスタム系にメーカーオプション設定されていた電動サンルーフはカスタムターボのみの適用となった。

  • 装備品の変更

従来型自然吸気NAエンジンユニット機種のカスタムAT車種にメーカーオプション設定のあったキーフリーシステムが100V電源、オートエアコンとのセットオプション「ユースフルパック」として、エアロダウンカスタム系のみの設定となったほか、同時にエアロダウンカスタム系は、ブルー表示のLEDメーター照明に変更されている。

自然吸気NAエンジンユニット機種の計器盤のデザインを変更。
(タコメーターを廃止し、1眼式の扇形デザインになる)

オーディオでは、カスタムターボには新たにカロッツェリア製1DINオーディオが標準装備、カスタムのリミテッドシリーズには、カロッツェリアの2DINオーディオを装着。標準シリーズ「カジュアル系」のCX-TとCLリミテッド、ピコにはダイハツオリジナルの2DINオーディオを装着した。

  • カラーリング

カラーリングの変更
(緑色のみ。ジェイドグリーン→ブリティッシュグリーンに変更)

  • 内装の変更

リアスライドシートを廃止して、フラットフロアを追加設定。
(ピコ、CL、CG)

シート形状/表皮およびセンターアームレストのデザイン変更
(標準「カジュアル」CX-TとCLリミテッドを中心とした主要グレード機種)

黒ウッド調木目パネルの新規採用。
(カスタム系。エアロダウンカスタム、ハローキティのみ)

新意匠のスポーティステアリングホイールを採用。
(エアロダウンカスタム系)

空調スイッチのデザインを変更。
(全機種)

  • メカニズム面の変更
EF-SE型OHCトパーズエンジンユニット搭載機種をやめ、全機種EF-VE型DOHC12バルブトパーズエンジンユニット搭載機種に統一。
それに加えて、低排出ガス優遇税制の適用化。
(自然吸気NAエンジンユニット機種)

ecoCVT「無段変速機CVT」と4段AT搭載機種(ターボエンジンユニット搭載機種を除く)の廃止。
(標準シリーズ「カジュアル」。但し、ecoCVTはカスタムLのみに設定)

  • 安全面の変更

安全インテリア「SOFI」の展開。
(全車種)

プリテンショナー付フロントシートベルトを全車種に標準装備しつつ、ISO-FIXチャイルドシート対応車両にするとともに、クラス初のサイドエアバッグをカスタムL、同リミテッド(M4は除く)にメーカーオプション設定。

ブレーキアシスト付ABSの標準装備。
(エアロダウンカスタムとカスタムのリミテッドシリーズ)

DVSの仕様変更
(標準シリーズ「カジュアル系」はCX-Tのみに)

そして、年が明けて2001年1月には、“史上最強のムーヴ”として、エアロダウンRSが登場しています。
これは、エアロダウンカスタムをベースにEF-DETに換装され(FF車)、専用の大型フロントマスクと赤一色のテールランプ、新デザインのアルミホイールなどを与えられたモデル機種ですが、この車種の最大のトピックは当時発売されていた小型乗用車種のストーリアやSUV車種のテリオスで先行発表のステアシフト付4段ATがFWD前輪駆動に採用された点であり、従来のコラムシフトでは苦手としていたスポーツ走行を補うものとして投入されたものでありました。

装備類はエアロダウンカスタムに準じており、ブルーのメーター照明やブルー照明付マルチホルダーなど、ブラックライトを意識した照明装置も共通です。また、専用塗色としてクールシルバーマイカメタリックが用意されました。
これに伴い、ムーヴシリーズは世界でも例を見ない「1ボディ・3フェイス」となりました。

  • ドライバー施行にあたって

後期型は自分にして好意のタイプ機種なんですが、その利点は標準シリーズ「カジュアル」にあり、ぽっちゃり旧友の母親がかつて乗られていたのがこれの後期型で、新意匠のフロントデザインの渋さに惹かれたことからだと思う。
そのことから、後期型は標準「カジュアル」中心範囲のドライバー施行を受けることとなるため、カスタムシリーズも、3気筒ターボエンジンユニット機種を中心範囲としたドライバー施行を受けることになります。

  1. 該当グレード機種  

☆ フルタイム4WD

CG「ホワイト・5段ギアミッション」

CL  「シルバーメタリック・3段フロアオートマチック」
   「シルバーメタリック・3段コラムオートマチック」
   「メイプルレッドマイカメタリック・5段ギアミッション」 ★

  リミテッド 「メイプルレッドレッドMe・3段コラムオートマチック」
         
ピコ 「ロイヤルブルーマイカメタリック・5段ギアミッション」

CX-T 「パールホワイトI・5段ギアミッション」
    「シルバーメタリック・4段コラムオートマチック」 ★

カスタムL  「ホワイト・4段コラムオートマチック」
      「ウォームシルバーマイカメタリック・5段ギアミッション」★

           リミテッド「パールホワイトI・4段コラムオートマチック」 ★

     ターボ 「シルバーメタリック・4段コラムオートマチック」
         「ホワイト・5段ギアミッション」 ★
          
       リミテッド 「ブラックマイカ・4段コラムオートマチック」


エアロダウンカスタム 「メイプルレッドMe・4段コラムオートマチック」
           
                                       
                     リミテッド 
                     「ブリティッシュグリーンMe・4段コラムオートマチック」 ★

エアロダウンRS 「ホワイト・4段コラムオートマチック」   
                    
                         リミテッド 
                       「クールシルバーメタリック・4段コラムオートマチック」 ★

標準シリーズ「カジュアル」 5グレード8タイプ
カスタムシリーズ      6グレード8タイプ
RSシリーズ          2タイプ

続きます。

☆記事への感想コメント、リアクション等をお待ちしております。

by. shinogoo-blogger202238






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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (おおばかめぐみ)
2021-12-13 16:13:28
はじめまして。

ブログにコメントありがとうございます。

この丸目のムーヴは、まだ現役で走っている車両を見かけます。
それだけエンジン、車体がしっかりしていたんでしょうね。
女性オーナーが多いので、オイル管理も適当だと思うのにすごいですよね。
歴代ムーヴでも台数でたモデルですかね?

また、おじゃましますね。
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Unknown (shinogoo-blogger202238)
2021-12-13 20:24:11
おおばかめぐみさん、こんばんは。
コメントのほうをありがとうございます。

確かに2代目モデル機種、現役で実働車種を見かけたりしていますが、初期/前期型はあまり見かけることが少なくなったような気もします。
2代目モデル機種曰く、台数は多くのユーザーをひきつけ、一時はワゴンRに迫るほどの売れ行きを見せたものの、前期型以降になると、コストダウンに伴う一部改良や今回のマイナーチェンジモデル機種などで人気が徐々に低下していってしまいます。
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