■信太山盆踊り講座(6月・7月)
<日時>
2012年(平成24年)6月16日(土)午後7時-9時
2012年(平成24年)7月21日(土)午後7時-9時
<場所>1階大会議室/和泉市立人権文化センター(ゆう・ゆうプラザ)
<参加費>無料(事前申込みも不要です。)
<講師>泉州信太山盆踊り保存会のみなさん
○初心者でも足さばきから丁寧に指導していただけます。
○踊りやすい服装、履物でご参加ください。
○音頭、三味線、太鼓を習いたい方もご参加ください。
○盆踊りの写真やビデオ撮影をしたい方もお気軽にご参加ください。
泉州信太山盆踊り音頭
「葛の葉子別れ」
古き傳えの信太の森に
昔ながらの月様照れど
安倍晴明その幼頃
いくとも哀れな子別れ話
時は平安天慶五年
卯月二十日も程なく過ぎて
此々は津の國阿倍野の里に
住まいなされた保名の君が
誘う友輩供人たちと
狩場遊びに和泉の野山
さわぐ獲物を追いかけまわり
遊び疲れた憩いの場所
通りかゝりし縁の糸は
賤の乙女の可憐の姿
その後一とせ二とせすぎて
思いのこりし信太の山に
病つかれを癒さんものと
里をはなれて保名の住居
受けた恩義は返さんためと
誠つくした看病の日夜
假の情けもつい深まりて
仇しまくらに葛の葉姫と
仲に生まれた縁の男の子
蝶よ花よと育てていたが
月にむら雲花にはあらし
ままにならぬはこの世のならい
悲しい定めの葛の葉姫に
急にせまりし浮き世の嵐
添うに添われぬへだての垣は
断った断たれぬ絆も切れて
可愛いわが子よ我が夫さまよ
どうぞご無事とあきらめみたが
心ひかるる我が子の寝顔
せめて一目よ保名の君子
残る障子の筆跡さえて
尋ね来てみよ信太の森へ
すゝき尾花に月照りわたる
丘を渡りて可愛い声が
恋しい母さま何処にいてか
阿倍の童子がさまよい歩く
母を慕って子どもの声が
仇な夜風に淋しくひゞく
あれは我が子か童子の声が
胸は張り裂け狂わんばかり
名乗り会えない二つの声は
森の彼方に夜はすゝり泣く
千枝の樟色変わらねど
変わる憂世の嘆きは尽きず
慕う親子の情けは今も
恨み葛の葉この物語
<日時>
2012年(平成24年)6月16日(土)午後7時-9時
2012年(平成24年)7月21日(土)午後7時-9時
<場所>1階大会議室/和泉市立人権文化センター(ゆう・ゆうプラザ)
<参加費>無料(事前申込みも不要です。)
<講師>泉州信太山盆踊り保存会のみなさん
○初心者でも足さばきから丁寧に指導していただけます。
○踊りやすい服装、履物でご参加ください。
○音頭、三味線、太鼓を習いたい方もご参加ください。
○盆踊りの写真やビデオ撮影をしたい方もお気軽にご参加ください。
泉州信太山盆踊り音頭
「葛の葉子別れ」
古き傳えの信太の森に
昔ながらの月様照れど
安倍晴明その幼頃
いくとも哀れな子別れ話
時は平安天慶五年
卯月二十日も程なく過ぎて
此々は津の國阿倍野の里に
住まいなされた保名の君が
誘う友輩供人たちと
狩場遊びに和泉の野山
さわぐ獲物を追いかけまわり
遊び疲れた憩いの場所
通りかゝりし縁の糸は
賤の乙女の可憐の姿
その後一とせ二とせすぎて
思いのこりし信太の山に
病つかれを癒さんものと
里をはなれて保名の住居
受けた恩義は返さんためと
誠つくした看病の日夜
假の情けもつい深まりて
仇しまくらに葛の葉姫と
仲に生まれた縁の男の子
蝶よ花よと育てていたが
月にむら雲花にはあらし
ままにならぬはこの世のならい
悲しい定めの葛の葉姫に
急にせまりし浮き世の嵐
添うに添われぬへだての垣は
断った断たれぬ絆も切れて
可愛いわが子よ我が夫さまよ
どうぞご無事とあきらめみたが
心ひかるる我が子の寝顔
せめて一目よ保名の君子
残る障子の筆跡さえて
尋ね来てみよ信太の森へ
すゝき尾花に月照りわたる
丘を渡りて可愛い声が
恋しい母さま何処にいてか
阿倍の童子がさまよい歩く
母を慕って子どもの声が
仇な夜風に淋しくひゞく
あれは我が子か童子の声が
胸は張り裂け狂わんばかり
名乗り会えない二つの声は
森の彼方に夜はすゝり泣く
千枝の樟色変わらねど
変わる憂世の嘆きは尽きず
慕う親子の情けは今も
恨み葛の葉この物語