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■小栗判官伝承の世界~琵琶弾き語りと盆踊り共演

2012年02月02日 02時02分02秒 | ■信太山盆踊り
http://blog.zaq.ne.jp/m471560/
より


伝承文化公演
■小栗判官伝承の世界~琵琶弾き語りと盆踊り共演


熊野街道(通称小栗街道)を舞台にした小栗判官と照手姫のよみがえりの物語


<日時>2012年3月18日(日)午後2時開演
<主催>和泉市立人権文化センター
<場所>和泉市立市民文化ホール(入場無料)
→大阪府和泉市伯太町6-1-20/JR阪和線信太山駅から200M


<出演者>
泉州信太山盆踊り保存会
盆踊り「小栗判官」

古屋和子
「ひとり語り小栗判官」


古屋和子ひとり語り
http://www004.upp.so-net.ne.jp/kazshow/
より

古屋和子(ふるや・かずこ)プロフィール
 早稲田小劇場を経て、1978年水上勉主宰「越前竹人形の会」で語りを務めたのをきっかけに語りに取り組む。その後、1990までは横浜ボートシアターに所属しつつ、観世榮夫演出の「近松門左衛門の世話浄瑠璃を絃に乗せずに語る試みシリーズ」をはじめ、豊竹咲大夫と「高野聖」を共演など。2002年からライフ・ワークとして、故観世榮夫演出による「音の臨書―近松門左衛門世話浄瑠璃集」(近松の世話浄瑠璃を音と呼吸にこだわって読み直す試み)に取り組む。
1991年から北米各地の大学でワークショップを行なうと共に、ストーリーテリング・フェスティバルに出演。また、先住民居留地に滞在、語りを交換。2000年から始まった豊田文化振興財団主催のインターナショナル・ストーリーテリング・フェスティバルのアート・ディレクター。《伝統・実験・異文化・自然を四本立てとするパフォーマンス&ワークショップの場》として『明空風堂』を主宰。
NHK芸術劇場「古屋和子語りの世界」(1998)
自作として、2007年から10年にかけて行なわれる「法然上人800年大遠忌」の浄土宗西山禅林寺派の法要で「法然上人物語」。また渡来文化ネットワークで「桓々たり武王―長岡京」(2007)、一枝の草一把の土を持ちて―聖武天皇・恭仁京」(2008)。
説経・平家・近松等の古典、鏡花・中島敦等の近代古典から童話まで幅広いレパートリーを持つ。





泉州信太山盆踊り音頭
「復曲 小栗判官」


一 小栗判官 照手の姫の
  いとも哀れなこの物語

二 時は室町 その中のころ
  国は常陸の小栗の里の

三 小栗判官 満重さまは
  民に慕われ よき殿様と

四 月にむら雲 花には嵐
  友の懺悔で 国をば追われ

五 行方さだめぬ さすらい暮らし
  流れ流れて 相模の国に

六 昔なじみの 権現堂の
  郷士太郎に 一夜の宿を

七 あるじ太郎は 悪人ばらで
  小栗肌身の 宝をねらい

八 その夜太郎は 小栗の衆に
  飲めよ飲めよと 毒酒をすすめ

九 毒と気づいた 照手の姫は
  酒を飲むなと ささやきけれど

十 口につけたる さかずきだけで
  五体しびれて その場にたおれ

十一 小栗主従は 上野が原の
  谷に落とされ のたうちまわる

十二 天の助けか ほとけのめぐみ
   通りかかりし ひとりの聖

十三 その名大空 上人さまは
   あれやこれやと お手当てなさる

十四 話変わりて 照手の姫は
   夜にまぎれて 姿をかくす

十五 逃れのがれて ゆきとせの浦
   売られ買われて 水仕の勤目

十六 さても恐ろし 毒酒のたたり
   命ばかりは とりとめたれど

十七 手足動かず ものをも言えず
   盲はてたる 病のからだ

十八 さても上人 ほとけに念じ
   手押し車に 小栗をのせて

十九 ひけやこの綱 熊野の湯まで
   衆生もろとも えいさらえいと

二十 幾夜かさねて 和泉の国の
   いとも名高き 信太の森の

二十一 坂を登れば 夜はほのぼのと
    明けてゆく坂 明坂道で

二十二 しばし憩いと 笠をばはずし
    松に掛けたる 笠掛けの松

二十三 下に祀れる 小栗の地蔵
    語りつたえて ふるさとばなし

二十四 人のねがいと ほとけの力
    病を癒えたる 小栗の殿は

二十五 美濃の青墓 照手の姫と

二十五 会いてめでたく 結ばれなさる

切り上げ
 サーヨイヤセー ヨイヤセー ヨーイヤデー
 今日 斯様な声で歌われぬ
   声がなければ踊られぬ
     あ でわでわ 終わりましょ。

作詞 松尾義雄
補作 乾 武俊




泉州信太山盆踊り音頭
「復曲 小栗判官」

一 小栗判官(おぐりはんがん) 照手(てるて)の姫(ひめ)の
  いとも哀(あわ)れなこの物語(ものがたり)

二 時(とき)は室町(むろまち) その中(なか)のころ
  国(くに)は常陸(ひたち)の小栗(おぐり)の里(さと)の

三 小栗判官(おぐりはんがん) 満重(みつしげ)さまは
  民(たみ)に慕(した)われ よき殿様(とのさま)と

四 月(つき)にむら雲(くも) 花(はな)には嵐(あらし)
  友(とも)の懺悔(ざんげ)で 国(くに)をば追(お)われ

五 行方(ゆくえ)さだめぬ さすらい暮(ぐ)らし
  流れ(なが)流(なが)れて 相模(さがみ)の国(くに)に

六 昔(むかし)なじみの 権現堂(ごんげんどう)の
  郷士(ごうし)太郎(たろう)に 一夜(いちや)の宿(やど)を

七 あるじ太郎(たろう)は 悪人(あくにん)ばらで
  小栗(おぐり)肌身(はだみ)の 宝をねらい

八 その夜(よ)太郎(たろう)は 小栗(おぐり)の衆(しゅう)に
  飲(の)めよ飲(の)めよと 毒酒(どくしゅ)をすすめ

九 毒(どく)と気(き)づいた 照手(てるて)の姫(ひめ)は
  酒(さけ)を飲(の)むなと ささやきけれど

十 口(くち)につけたる さかずきだけで
  五体(ごたい)しびれて その場(ば)にたおれ

十一 小栗(おぐり)主従(しゅじゅう)は 上野(うえの)が原(はら)の
  谷(たに)に落(お)とされ のたうちまわる

十二 天(てん)の助(たす)けか ほとけのめぐみ
   通りかかりし ひとりの聖(ひじり)

十三 その名(な)大空(たいくう) 上人(しょうにん)さまは
   あれやこれやと お手当(てあ)てなさる

十四 話(はなし)変(か)わりて 照手(てるて)の姫(ひめ)は
   夜(よる)にまぎれて 姿(すがた)をかくす

十五 逃(のが)れのがれて ゆきとせの浦(うら)
   売(う)られ買(か)われて 水仕(みずし)の勤(つと)目

十六 さても恐(おそ)ろし 毒酒(どくしゅ)のたたり
   命(いのち)ばかりは とりとめたれど

十七 手足(てあし)動(うご)かず ものをも言(い)えず
   盲(めしい)はてたる 病(やまい)のからだ

十八 さても上人(しょうにん) ほとけに念(ねん)じ
   手押(てお)し車(ぐるま)に 小栗(おぐり)をのせて

十九 ひけやこの綱(つな) 熊野(くまの)の湯(ゆ)まで
   衆生(しゅじょう)もろとも えいさらえいと

二十 幾夜(いくよ)かさねて 和泉(いずみ)の国(くに)の
   いとも名高(なだか)き 信太(しのだ)の森(もり)の

二十一 坂(さか)を登(のぼ)れば 夜(よ)はほのぼのと
    明(あ)けてゆく坂(さか) 明坂(あけさか)道(みち)で

二十二 しばし憩(いこ)いと 笠(かさ)をばはずし
    松に掛(か)けたる 笠掛(かさか)けの松(まつ)

二十三 下(した)に祀(まつ)れる 小栗(おぐり)の地蔵(じぞう)
    語(かた)りつたえて ふるさとばなし

二十四 人(ひと)のねがいと ほとけの力
    病(やまい)を癒(い)えたる 小栗(おぐり)の殿(との)は

二十五 美濃(みのの)の青墓(おおはか) 照手(てるて)の姫(ひめ)と

二十五 会(あ)いてめでたく 結(むす)ばれなさる

切り上げ
 サーヨイヤセー ヨイヤセー ヨーイヤデー
 今日(きょう) 斯様(かよう)な声(こえ)で歌(うた)われぬ
   声(こえ)がなければ踊(おど)られぬ
     あ でわでわ 終(お)わりましょ。

作詞 松尾義雄
補作 乾 武俊

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