篠笛の音 ―今更日記―

「犬夜叉」をこよなく愛し「殺りん道」を極める日記【ブログ内の無断転載はよろしくありません;禁止無斷轉載】

若干終わってないけど落ち着きました

2009年12月17日 | since06.11.13
 県立病院行ってきました。
考えられる要因は幾つも。
視神経の異常、内臓の腫瘍、脳内の腫瘍、てんかん、溶連菌後遺症。
それら全てが否定されればチック症ということになります。
ただ、先生のお話ですと、溶連菌がチック症を引き起こすとも一説には言われているようで、そのメカニズムも研究も明らかではないのだとか。

実はその症状が出る8日ほど前に発熱し、病院へ行ったのですけどインフルでした。
しかし、同じ時期に発熱した兄弟の中でしの花だけが熱が長引いたのでした。

そういった経緯もあり、もしかしたら溶連菌では?という線が濃くなったわけです。
専門科の先生のお話ですと、溶連菌でチック症のような症状が出る子は珍しくないのだとか。
しかしながら、前に言ったように学校での様子を確認するのに時間をかけすぎてしまい、溶連菌の反応は出ないだろうと・・・。

やるせないです。
学校を恨みたい気持ちもありますが、結局は自分の決断の遅さを呪うしかありません。
だって、子供を守れるのは結局のところ親だけなのですから。

そして検査結果。
脳内の腫瘍に関しては、他の症状も出てないので除外され、それぞれに眼科、血液
、レントゲン、脳波の検査をしました。
眼科もレントゲンも異常なし。
てんかんの検査の脳波も、睡眠導入剤まで使って検査しましたが異常なし。
ただ、やはり血液に関してはひっかかるところあり。

溶連菌の簡易検査では陰性だった検査結果でも、血液検査では溶連菌の2種の検査のうち1種が高い数値。
ただ1種だけ高いというのは必ずしも確定できる判断材料ではなく、結局のところ振り出し。

更に精密な血液検査をする方法もあると言われたのですが、腫瘍やてんかんなどの病気でない以上、それが例え溶連菌が原因だったと特定できても、そうではなくてチック症だと特定できても、いずれにせよ『何も対処できることはない』と告げられてしまいましたので、もうこれ以上はしの花に負担をかけるだけだと思い、打ち止めにしました。

今の段階では何もすることがない――。そういうことでした。

ただ、これが半年、1年と続く場合はまた違う検査をしなければならないそうです。
それはCTにMRI、髄液検査となるので、小学生には酷です。
緊急を要する場合でない今の現状を考えた上での先生のご判断でしょう。
溶連菌であれば数ヶ月で消失する場合もあるとのことなので。

逆に、チック症であればそれは今からでも家庭で気にかけていくことはできます。
真ん中生まれの、男兄弟に挟まれている彼女ですから、それも長男は末っ子溺愛ですし;;;
絶対的に愛情に満足していることはないと、親としても思いますから。

家庭が原因だったのなら、皮肉ですがそれはそれで良しと思います。
体の中の原因だと、本人もずっとずっと苦しい思いをすることになりますから。

そういったことで、この件は長い目で要観察となったのです。
ご心配下さった方、本当にありがとうございます。
ここを見て下さっているのだということだけで、それだけで励みになりました。

残すは、担任の先生の件の収束です。
ここからは(も?)長いです;

実は私、今後担任の先生にお任せするには不安で、学校でのしの花の様子をどう見て頂ければ良いか、教頭先生にはお話していたんですが、役員で学校に出向いた時に呼び止められまして、校長先生も交えて謝罪のお言葉がありました。
私は先生方がどれだけ忙しくされているかだとか、少々教育現場のことも知っているので、(担任は別としても)学校を責めるつもりは毛頭なかったんです。
教育現場の多忙さを知っているがゆえに、担任の連絡を待ってあげてしまったというのもあるのですが。。。

もちろんこの件を言えば指導は頂けると思っていましたし、その後のことは上司の教頭先生と校長先生のお仕事であろうと、そこは学校を信頼していました。
私はただ切実に、異常と思えることについての様子をどう見守って頂けるか、そのれが最優先でした。
けれど、私が考えている以上に今回の件は深刻な問題に・・・と言うか、真摯に考えて下さっていたようです。
そしてその件を、今行われている個人面談で私から担任に直に訴えて欲しいと。
自分達が指導することはできるが、父兄からの言葉を受けるのは上司から言われるのとは全く違うし、布いてはそれが本人の為になる、その上で指導をしっかり入れたい、と。

なので私は、今までの全て、つまり、私からの相談の放置のほかに、実は今に至るまで担任とは2回に渡り別件でコンタクトがあったが、放置の件については一度も担任から未だに触れられてないことも明かし、もし面談でも触れてこられなかったら私から担任に訴え出ましょうということにいたしました。

正直なところ、担任の先生は教師の素質としては皆無と思っていますし、そういう方に何を言っても伝わらないし、長年教師をしている方がそうでは何か言ったところで育たないと思っていますので、酷なことを言いますが「言っても無駄」と思う気持ちが大きいです。
それに前途に言ったように、今回の件は無駄に担任に情をかけて私自身の決断の遅さを招いたこともありましたので、人のことは言える立場でもないという気持ちもありました。

で、面談があったのは一昨日のことです。

女の先生なんですが、私の雰囲気を察してか(笑)負い目があるのか、やたら子供のことは褒めちぎり、それで終了させようと締めくくりに入ったので、「あの、あと一つ、私からお話があるんですが」、と、結局言うに至ったのです。

面談ですから後がつかえていますし、最後は、「今後も同じようなことがあるかもしれませんし、先生が親の不安をこれからどのように解消され、具体的にどう様子を見て頂けるのかお考え頂いた上で、後日連絡頂きたく思います」としました。

ぶっちゃけもう連絡欲しくない!会話はお互い避ける方向で!
と思えるような、先生の応対でした;
応対と言うか、考え方捉え方がトンチンカンなんですよ;;やっぱり言っても無駄だった?
と思った。
それをここで言っても構わないのですけど、長くなりそうなので、知りたい方はご連絡下さい(笑)

そして昨日の夜、早速電話がありました。
あの先生にしては早い。
と思ったら、側に教頭先生が控えていました。
けれど結局、ただ謝罪するのみで、私の提示した「具体的にどう様子を見ていただけるのか」ということについては何もなく、同じことの意味合いを復唱するかのように途切れないので(苦笑)、冷たいようですがもう一度お考え下さいと申し上げて終了しました。

って言うのも、その「具体的」というのは既に明確なのですよ。
教頭先生からも養護の先生からも、こちらが要求しなくてもお二方からは同じお言葉が返ってきました。
それは、「一クラスに必ず補助の先生もついて見てます、相談員も一緒に見てます、不安なときはスクールカウンセラーもいます、もちろん教頭も、養護の先生もいる。担任だけではなく、沢山の先生の目で見ていますから、どうぞ安心なさって下さい」というお言葉です。

わかっているのに先生を試す私は意地悪ですかね?(笑)

でもそのお言葉を、担任の先生から伺いたかったんです。
担任の先生に考えて頂き、自身で気付いてもらって、言って頂きたかった。
やっぱりまだ、そこに辿りつけてない以上、担任への不安解消には至りません。

その言葉が聞けた時こそ、崩れた信頼関係を取り戻す第1歩となるのではないかと思っています。
でも、まぁ。
側で教頭先生が電話のお話を伺っていたんで、その答えを教えてしまったかもしれませんが。

果たして今夜、また電話がかかってくるのでしょうか・・・。