大したメンテナンスをしていないわりにはちゃんと動いてくれる優秀な下駄です(^^)
ところが先日コーナンで買い物した帰り、普通に60km/hくらいで流してたら突然のエンジンストール!
ガス欠ならいつもの事なんですが(おいおい)ガソリンはちゃんと入ってるしなぁ・・・
ガス欠以外でベスパを押したのは初めてかも?
元々それなりに賑やかなエンジン音だったので、もしやリングスティックか最悪焼き付きか?と覚悟をしました。
ガレージに帰ってきて恐る恐るコンプレッションを測ってみたら・・・

とりあえずセーフ(^^)
ガス欠っぽい止まり方やったんでキャブ詰まりかな?と思い

キャブを摘出して分解清掃。
一番怪しいのは

外から取れるようになっているスロージェット。


こういうわざわざ外しやすくしているジェットは得てして詰まりやすいジェットだったりします。
全バラ掃除して組み上げてプラグの火花を確認していざキック!
なんとかかかるも少しアイドリングしたら止まってしまいます。
良い火花、良い圧縮、良い燃料、この3つが揃えばエンジンはかかるはずなんですが・・・
まさかと思いマフラーの排圧を確認してみたら・・・弱いやん(>_<)

これは修理後(といってもハンマーでしばくだけ)ですが、手直し前にはテールパイプが3cmくらい外に飛び出てました。
今までマフラーをそんなにじっくり眺めた事がなかったので気がつきませんでした(^^;
多分消音用の隔壁の間隔が詰まってしまい、ガスが出にくくなってたんでしょうね。
疑いもしなかったところが悪かったので修理に思いのほか時間が掛かってしまいました。
ほんと、人生死ぬまで勉強ですね(^^;;
以前乗ってた白ベスパにはVM18キャブを組んでました。
それに比べてノーマルのデロルトキャブは吹け上がりがかったるいです(>_<)
とはいえ今は付け替えてセッティングをするほどのパワーがありません・・・
ま、普通に動けばいいかな、と。