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伸一測量設計株式会社 山本秀夫 経営ブログ

リモートセンシング技術を用いた山村部の地籍調査成果

「国土調査におけるリモートセンシング技術を用いた山村部の地籍調査成果が全国初の認証となる」という公益社団法人全国国土調査協会出版の論説・解説を読んだ。

リモセン地籍(略称)とは、地籍調査作業規定準則第8条(省令に定めのない方法)により実施される、平成30年5月に新手法として「リモートセンシング技術を用いた山村部の地籍調査マニュアル」が発出された。

精度区分が乙2以下の山村部の区域で、現地立会いによる一筆地調査や測量が困難な地域が対象となる。

詳しくは、マニュアルを読んで貰えばと思うが、リモートセンシングというと航空レーザー測量や航空写真測量が必須と考えがちであるが、既存の空中写真や航空レーザーなどの資料を充分に調査し、客観的な資料を収集する。必要であれば、空中写真測量、航空レーザー測量等を実施する。

航空測量は有人機と無人機がマニュアルにある。

弊社は、UAVレーザー😝

この調査の利点は、客観的な資料より図上にて筆界線を推定し、集会所等において地権者の筆界の確認を進めます。高齢者や地権者の代替わりにより、山村部の筆界確認は、時間はかかるが筆界が山の中では特定しにくい事が多く困難を極めます。

この手法は、資料の作成に相当な工夫が必要である事が容易に想像出来るが、従来より遥かに効率的だ。

残念ながら千葉県では対象となる地域は少ないが、是非活用して将来に繋ぐ山村部の森林管理に役立ててほしい。又、その様な仕事に関われれば幸いである。

 

G空間情報センターのホームページにある「CS立体図」は、長野県林業総合センターが考案した地形表現図は、地籍調査が完了した地域においても活用出来る表現方法だ。今日たまたま、ドローンについて意見交換する経営者から山本さんこれ知ってたと言われ、「おー」と感動した。CS立体図については、又の機会に考察したいと思うので今日はこの辺で

 

色々な情報に触れ、学ぶ事は選択肢が増える。

アウトプットする事によって、人と出会い、その出会いが知識を知る機会となる。

弊社では、学ぶ事が評価の一つに入っている。知ってると知らないでは、大きく能力や効率が違うからだ。

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