若冲に憧れて.. 若冲と韓国民画.. 人々に安らぎを与える韓国の民画、人々の美術

7年日本滞在した韓国大学のデザイン教授による、若冲と韓国伝統美術(李朝家具、李朝民画)についての資料 備忘録です。

100年前のソウルの中心、光化門(朝鮮の王様がいた宮殿の正門)[白岳春曉図」

2019-05-23 14:20:37 | 生活の中の伝統
100年前のソウルの中心、光化門(朝鮮の王様がいた宮殿の正門)の絵と近くの写真資料。
1915年に描かれた案重植の代表作[白岳春曉図」
光化門の春の明方の風景。白岳とは光化門の後ろにある山の名である。
当時はすでに多くの屋敷が取り去れ、近代建物が建てられていて、この姿とは違っただろうが、画家案重植は、記憶を元に描いたとされる。

韓国国立中央博物館 近代書画展(2019.04.16 ~ 2019.06.02)より。

比較のため、最近の姿もいっしょに。



ソウル、国立中央博物館、500羅漢展 特別展 Five Hundred Arhats of Changnyongsa Temple Site : Reflection of Our Hearts

2019-05-22 09:27:01 | korean contemporary art
ソウル、国立中央博物館、500羅漢展 特別展 2019 4.29-6.13
コウリョ末、朝鮮初めの時期の遺物。
羅漢とは、自分の中に存在する悟ったモノであり、悟った生を生きる能力である。
悟った生とは、遠く違うせいかにあるものではなく、もっとに天真爛漫に笑い、もっと余裕を持って真剣で、もっと余裕を持って怒り、もっと楽に悲しむことができる生です。
とてつもなく遠い存在ではなく、我々自身もいくらでも近寄ることができる、今自分の生のすぐ近くににある人生です。