シムチョンは今・・

大阪大学演劇学研究室によるアカデミック・キャバレー『シムチョンは今・・』の制作過程から上演までをリアルにレポート。

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公演を終えて・2

2009年02月09日 22時40分13秒 | ポスト・プロダクション
ご覧いただいた方からの感想に続いて、参加者からのコメントです。

<<<参加メンバーからの感想>>>
●観客がいることのパワーを、身に染みて感じました。見に来てくださった方達に感謝します、ありがとうございました!!(制作/出演 MM)

●こんな楽しく貴重な企画に参加できて嬉しいかぎりです☆ぜひ卒業までにもう一度!!(制作/出演 W)

●ホンマもんの演技派二人と共演だったので若干肩身が狭かったんですが、それなりに楽しかったです。立って演技とか難しいですな、自分がしゃべってないときもどうしたらいいか全く分からんし…でも舞台はやっぱいいもんだと思いました(出演 YK)

●劇そのものをやるのもいいですが、ひとつのテーマに添って色々な要素を混ぜ込むという方法が新鮮でした。一見そうは見えないような内容でも、常に「伝統と現代」の目線からメスを入れることで、新しい見方を発見できたと思います。(出演 I)

●私がした結婚式のプレゼンがこのように劇中で使われ嬉しかったです。(制作 HN)

●永田先生の熱血ぶりに終始圧倒されましたが、期待に応えられたと思うので、自分で自分を褒めてあげたいです。(出演 KR)

●自分自身も含めて参加メンバーの知らなかった一面が垣間見えた気がします。不安いっぱいでしたが、自由にやらせてもらって楽しかったです。忘れられない体験になったと思います。創作を経験することで、作品の見方も少し変わる…かも?(演出部 Y)

●出演できて良かったです。次回作期待してます。。しかし、本当に伝統とは何なのぞや。。。(出演 H)

●上演お疲れ様でした!初めはいろいろと初めてのことが多くて不安でしたが、練習も本番もとても楽しくさせて頂きました。最後まで関西なまりは治せませんでしたが…(笑)上演の構成を練ってくださった演出の皆さん、色々と買い出しに行ってくれた制作の皆さん、出演者の方々、見に来てくださった皆さん、そして永田先生!本当にありがとうございました(出演 SA)

●公演後もなぜか気がつくとあの長セリフをボソボソと言ってしまいます。そう気がつくとき改めて終わってしまったことを実感します。ご来場くださいました皆様本当にありがとうございました!そして、共演者の方々、スタッフの方々、そしてなによりも我らが永田先生ありがとうございました!今回僕にとって何より新鮮だったのは、演出家や台本作成者と直に議論を交わしながら稽古ができたことです。稽古後残って、皆さんが一緒になって登場人物の気持ちについて考えてくださいました。僕にとって本当に特別な経験でした。10年後の上演たのしみにしてます!(出演 KT)

●皆様お疲れさまです。今回は、教室でお芝居を上演する、という貴重な体験をさせていただき、とても勉強になりました!本当にありがとうございました☆(出演 AA)

●最初はどうなることかと思った劇(?)でしたが、最後にはちゃんと完成して公演もでき、やってよかったなぁと思いました。永田先生の「無駄なものは何もないんだよ」という言葉がすごく印象に残っています。(出演 YY)

●10年ぶりの上演、よい機会に巡りあえたと思います。初めの頃は本当に上演するのか半信半疑でしたが……個人的にはまだ完成する前、台本のたたき台を作っていた時期が大変でした。伝統について考えるだけでなく、普段の講義室でも上演ができること、座学中心のみんなの、そして先生の新しい一面がみられたこと、たくさんの発見ができてとてもよかったと思います。Vol.2もあるといいですね。観に来ていただいた皆さんありがとうございました。(演出部/出演 S)

●今回のシムチョン公演を終えて、大学の研究室単位での演劇上演がもっと気軽に行われるようになればいいな、と思いました。次回「アカデミック・キャバレー Vol.2」に乞うご期待です(笑)(演出部/出演 K)

●制作と言いつつ私ほとんど何もしてなかったんで申し訳ないです…。本番は皆さんの演技と演出の素晴らしさにただただ圧倒されて魅入ってしまいました。10年に一度に遭遇できて嬉しかったです。10年に一度と言わず是非また!そのときはあの…もっとちゃんと参加します(笑)(制作 YA)

●理論研究をやっているからこそ、の公演になったと思います。演出をはじめとし、演技も構成も他にはない公演だったのではないでしょうか。今回はあまり皆さんのお力になれませんでしたが、アカデミックキャバレーの再結成を強く希望します!(制作 SK)

●演劇学研究室でシムチョンの劇をすることが決まり、私は道具係?をすることになりました。台本はかなり早い段階から大体決まっていたので、台詞の読み合わせと演出が練習内容になります。私は出番は無かったのですが、「出演しなくても、せめて練習には参加しよう」と思い、出来るだけ練習には顔を出しました。最初は出席率も悪く、内容変更が度々あったので心配でしたが、本番前日にシッカリ仕上げていたのは流石だなと思いました。当日は私用のため、舞台を作るだけで本番に出席出来なかったのだけが残念でした。(制作 M)





卒論や修論を抱えた方も、就職活動中の方もいらっしゃいました。
参加メンバーの皆様、本当に本当におつかれさまでした。
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公演を終えて・1

2009年02月09日 22時39分42秒 | ポスト・プロダクション
構想2年とも10年とも噂されている(?)公演が無事終了しました。
当日は足元の悪いなか、お越しいただきありがとうございました。
ご覧くださった方から後日いただいた感想をご紹介いたします。

<<<ご覧いただいた方からの感想>>>
●一言でいうと新鮮でした。はじめから終わりまで劇中なのかなぁと開演前は思っていましたが、三人称的なしゃべり(語り)や漫才的なものも入った変化に富んだ舞台で面白く観せていただきました。
三人称的な語りや漫才的なしゃべりは、普通に話しているようにみえて実はひとつの演技。それも自然な感じで表現されていたように思います。
ぜひ再演を!

●いつも授業で使ってる教室が劇場になってたり、研究室の先輩が役者になってたりしてとてもおもしろかったです!!本物の劇団みたいでした!合間にはさまれたコントやお芝居でなんとなくわかったり余計わからなくなったり、話や映像から色んなことを想像して、全てを見せるのではなく考えさせられた気がします。

●劇作家オ・テソクの劇そのもの全体の流れは正直わかりにくかったのですが、コメディ要素も含む中断を挟んでの上演にはとても引き込まれました。

●司会がいて間に説明が入るというのはあまり見たことがない上演形式で面白かったです。

●ハンドメイドなかんじがして楽しかった。
舞台の進行だけでなく、様々な形でシムチョンやオテソクにapproachしていて良かった。
場が飛んでいて、内容や背景が分からなかった。

●おもしろかったです!最後のFLOWの映像にぐっときました……
あの異様に長い物言わぬエピローグに、私はなんか内省の機会を与えられたような気持ちになりました……すごく不安感かきたてられた……(;´д`)
あとやっぱり講義とか研究の内容をアカデミックな内輪ネタにとどめとくんじゃなくてああやって一般市民に発信しようっていう態度が素晴らしいですよね!!!制作もすごいしっかり機能してて、チラシもインパクトがあってよかったです!
実は私学生劇団で芝居もちょっとやってるんですが文学部生としても芝居人としてもすごく触発されました!あの暗転できない教室じゃなくてちゃんと小劇場でやってるのも見てみたい…!そんじょそこらで前衛を名乗ってやってる小芝居より絶対より良いものができると思います(何様!?笑)!!役者陣も迫真の演技だった!!






上演後の懇親会でも、嬉しい感想や賛否両論うかがうことができました。
その場での懇親会は、参加者からの提案で実現しました。
私たちが普段、授業で利用しているB13教室で上演して、その舞台のままディスカッションが出来たら、そんなに貴重な経験はない、ということでした。

感想を寄せてくださった皆様、ありがとうございました。
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上演プログラム

2009年02月09日 22時31分09秒 | ポスト・プロダクション
アカデミック・キャバレー Vol.1 『シムチョンは今・・』

<演目>
1、前口上
2、『シムチョンはなぜ・・』第1場・宮殿
3、沈清伝とは?
4、歌『戦争は知らない』
5、『シムチョンはなぜ・・』第5場・病院
6、しあわせチャペル
7、オ・テソクとは?
8、『シムチョンはなぜ・・』第6場・牢獄
9、韓国の伝統的結婚式(映像)
10、おたより紹介
11、『シムチョンはなぜ・・』第9場・船上
12、『FLOW(2)』(映像)

オ・テソク『シムチョンはなぜ二度海に身を投げたか』(1990)より


<構成・演出>
永田靖 正木喜勝 イ・ソンゴン 小林壮路 須川渡 山脇清香

<翻訳>
2007年度2学期「演劇学演習」受講学生

<出演>
シムチョン・・・阿部明日香
セミョン・・・川口高志
竜王・・・八ヶ代健
従者・・・横山由梨

司会・・・管家愛
語り手・・・池田拓郎
語り手・・・加藤玲士
語り手・・・濱口敬一
読み手・・・小林壮路
読み手・・・須川渡
読み手・・・望月美穂
読み手・・・渡部明子

<制作>
角倉加奈子 初田直樹 原めぐみ 宮地伸哉 山岡愛

<URL> http://blog.goo.ne.jp/shimuchon 

2009年1月30日(金)17時~18時
美学棟B13教室にて

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FLOW (2)

2009年02月06日 19時05分22秒 | ポスト・プロダクション

 

名残惜しいのでもう一枚。撮られた舞台写真には顔がはっきりしているものが多く、掲載するのが憚られるのですが、これもまた登場人物でした。伊奈新祐さんの『FLOW(2)』、エンディングの6分でした。(N)

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公演終了

2009年02月04日 22時34分22秒 | ポスト・プロダクション

 

無事に公演終了。ありがとう。皆のおかげです。いろいろ勉強になりました。そして何より、演習からリハーサルのわずかな時間でしたが、皆と一緒に芝居ができて楽しかったです。(N)

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『シムチョンは今・・』 本日公演 

2009年01月30日 17時00分00秒 | 演劇学研究室
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アカデミック・キャバレー vol.1
『シムチョンは今…』
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日程:2009年1月30日(金)17時開演(16時45分開場)
会場:大阪大学豊中キャンパス 美学研究室棟1階・B13教室

※入場無料。上演時間は約45分程度です。座席は60~70席を予定しています。

●アカデミック・キャバレーとは??
演劇学研究室の演習の一環でおこなう研究上演です。ヨーロッパ演劇でいう「カバレット」、いわゆる「演劇」ばかりではなく、歌やモノローグ、漫談や映像など様々なスタイルが混在した一種の「構成芝居」になっています。

●上演後に懇親会を行いますので、ぜひご参加下さい。

【お問い合わせ】大阪大学文学研究科演劇学研究室
        06-6850-6111(内線2177)
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ゲネ

2009年01月29日 22時53分15秒 | リハーサル
今日はゲネでした。キャストの仕上がりも上々です。あとは本番を待つのみです。明日30日5時開演です。皆さまのご来場を心よりお待ちしております!(MY)
(写真は舞台からみた客席です)
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平面図

2009年01月24日 15時52分44秒 | 準備段階
 いよいよ本番まで1週間をきりました。今日は土曜日ですが、昨日にひきつづき現場で稽古です。キャストのみなさんもずいぶん板についてきましたが、これからつめなければならないところもあります。上の画像は平面図です。客席配置をすこし修正しました。(MY)
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演劇教育ワークショップ 1月31日

2009年01月23日 23時17分48秒 | リハーサル
シムチョンの公演に関連したシンポジウムを開催します。台北と札幌から人をお呼びしています。上演日の翌日、同じB13教室です。どうぞお越しください。

演劇教育ワークショップ 教育上演の課題と展望 Vol.2 -台北、札幌、大阪
1月31日(土)13:00~17:00
大阪大学文学研究科美学研究室棟1階B13教室

13:00~
《教育上演とポスト・プロダクション》
「2008年度北翔大学舞台芸術系教育上演について」大林のり子(北翔大学)
「大阪大学演劇学研究室上演『シムチョンは今・・』について」永田靖・正木喜勝・須川渡・小林壮路(大阪大学)  

15:00~
《台北藝術大学戯劇系の演劇教育と教育上演》
「台湾伝統演劇教育の現状と課題」張啓豊(台北藝術大学)
「台北藝術大学における現代演劇の教育と公演」林于竝(台北藝術大学)                                (通訳付)
懇親会

日本学術振興会人文社会科学振興プロジェクト
日本演劇学会近現代演劇研究会
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教室を劇場に

2009年01月20日 23時10分14秒 | 準備段階
 いよいよ本番まであと10日になりましたが、ここですこし会場の様子をお伝えしたいと思います。会場は普段講義や演習が行われる「教室」で、12月25日の記事にもあるように、机や椅子が並んでいます。これをかたづけて、上の画像のように設営する予定です。右の茶色の部分が舞台です。この場所で芝居をするのは、おそらく私たちがはじめてではないでしょうか。ここでみなさんにお会いできるのを楽しみにしております。(MY)
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年明けのリハーサル

2009年01月09日 23時12分57秒 | リハーサル

年明け最初のリハーサルは、主に前半の段取り確認と演技指導(?)が行われました。

以前の記事にもありましたとおり、演技経験もさまざまな皆さんなので、台本への向き合い方もさまざま。その葛藤している様子が、見ている側としては新鮮で、面白いところです。 …とは言え、出演する方々の頑張りをへらへらと眺めている場合ではありません。テキスト、構成、段取りなど問題は山積み。煮詰めどころ満載です。

本番まで3週間をきりました。次の全体稽古は、21世紀懐徳堂の多目的スタジオです。(Y)

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講演会 大阪ヨーロッパ映画祭

2009年01月04日 22時51分52秒 | 演劇学研究室

 

あけましておめでとう。今年も授業以外にもいろいろ盛りだくさんの予定があります。また皆さんの力を貸してください。・・・ここ数年、演劇学研究室は大阪ヨーロッパ映画祭を協賛しています。その関係で映画祭のために来日した俳優や映画監督をお呼びして講演会を開催します。昨年度は、ブルガリアから映画女優と映画監督をお呼びしました。皆さん自身にとってもこういう機会を有意義なものにしてくれると私たちも嬉しいです。今年は何があるのかな・・乞期待。(N)

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年の瀬のリハーサル

2008年12月31日 16時13分06秒 | リハーサル

 

暮れも押し詰まった29日に、12月最後のリハーサルをしました。こんな時に実は迷惑だったかもしれませんが・・。Wさんが素敵なチラシも作ってくれました。何と研究室のOBが二人も応援に駆けつけてくれました。稽古は13時~18時くらいまでたっぷり。・・でもまだまだです。1月になってから追い込みです。皆さん、要覚悟。でもひとまず、忙しかった2008年とも、本日でサヨナラ・・皆さん、良い年を!! (N)

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森本薫

2008年12月31日 15時49分13秒 | 演劇学研究室

 

『女の一生』で有名な劇作家故森本薫の遺品を寄贈くださるという話になり、A先生と私とで大阪は平野区にある森本氏のお宅まで行ってきました。お宅で拝見したのは、文学座での上演台本、映画のシナリオ、初版本の数々から眼鏡、万年筆や使い古した辞典類まで多岐に渡ります。もちろん多くの写真も。すべてあわせて150点ほどです。くるみ座の資料のおよそ10分の一もありません。それらは現在、PACに保管していますが、近いうちに総合学術博物館に寄託することになると思います。そうしたらまた小規模でも展覧会ができればいいですね。この日のことは朝日新聞の記事にも。(N)http://www.asahi.com/showbiz/stage/theater/OSK200812280009.html

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「くるみ座の半世紀」展

2008年12月28日 21時23分09秒 | 演劇学研究室

 

演劇研究室では、展覧会を企画実施することもあります。昨年は、「くるみ座の半世紀-関西演劇の源流」展を行いました。この「くるみ座」という劇団は戦後すぐに京都に誕生し、およそ60年間の間活動し、新劇の展開と発展に功績を残しました。政治的な作品というより、いわゆる「劇作」派の森本薫、岸田國士、久保田万太郎などの作品を多く上演しました。その劇団が2007年に解散したのを期に、私たちのところにその資料のほとんどを寄贈くださいました。その頂いた資料をもとに、大阪大学にある総合学術博物館でこの展覧会を開催する運びになりました。期間は2007年の11月1日~12月22日、そのオープニングには、劇団最後の主宰者中口さんとその女優佐々井さんをお呼びしてトークショー、そしてレセプションを開催しました。およそ50名の劇団OBやファンの方が来られ、まるで過ぎた時代が甦ったかのようでした。(N)

 

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