パクスロビド

今日は午前診のみですが、昼から小学校の保健委員会に出席する予定です。
児童はいつも張り切って発表してくれます。
今日も楽しみです。


新型コロナウイルス感染症。
先がまったく見えませんが、ファイザーが開発した新型コロナウイルス感染症の飲み薬「パクスロビド」が、１０日にも専門家部会を開き、承認の可否を審議する方針を厚労省は固めました。
了承されれば、米メルクの「モルヌピラビル」に続き、国内で２種類目の軽症者向け飲み薬となります。

後藤厚労相は１月３１日にファイザーと計２００万人分の供給について最終合意したと発表しています。
承認され次第、まずは約４万人分が納入されるようです。

パクスロビドは、細胞内でウイルスが増殖するのを抑える薬で、発症３日以内の患者を対象とした臨床試験では、入院・死亡リスクを８９％減らす効果が確認されました。

重症化リスクが高い軽症～中等症患者が対象となる見通しです。
ただし不整脈や高血圧などの一部の薬と併用はできないようです。

身近な人にも感染者が多く見られるようになりました。
引き続き手洗いなど、感染予防が大切です。