便利なため 洗浄・消毒から保存液まで一本でできるタイプの「MPS」が増えています。
このタイプは過酸化水素水を使用していないため、殺菌力が問題になることがあります。
今回、国民生活センターが主な8製品を調べたところ、6製品が殺菌効果が不十分とされました。
1社の担当者は「目に優しい製品作りを心がけて殺菌効果を抑えていた。正しい使用法ならば十分感染を防げる」と話しています。
国民生活センターはメーカー各社に対し、殺菌効果を高めるとともに正しい使用方法を周知徹底するよう改善を要望し、消費者庁も消費者に注意を呼びかけています。
コンタクトレンズで最も嫌な合併症は「アカンントアメーバー角膜炎」です。
日本コンタクトレンズ学会の調べでは、例年10人前後だった患者数が昨年約80人に増え、今年も100人を超す見込みです。
8割がソフトコンタクトレンズ使用者で、2週間交換のレンズでMPS使用者が多くみられます。
MPSで感染を防止するためには〈1〉レンズ表面をこすり洗いする〈2〉清潔な液に一定時間以上浸しておく〈3〉保存ケースは洗って乾燥させ、定期的にケースを交換する 等が必要です。
コンタクトレンズはきちんと使用し、定期検査を行い、生活に役立てて欲しいと思います。
岡山駅前
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