関東甲信では梅雨も明けたようです。
6月の梅雨明けは初めてのようです。
東京電力福島第一原子力発電所の原発事故。
汚染水から放射性物質を取り除く作業が続いていますが、トリチウムは除去できず、残った処理水(トリチウム水)の処分が課題となっています。
トリチウムは通常の水素原子に中性子が2個付いた放射性物質で、通常の水とトリチウム水を分けることは難しいとされていました。
近畿大学などの研究チームは放射性物質のトリチウム(三重水素)を含む水を除去する新技術を開発したと発表しました。
近畿大工学部の井原辰彦教授(無機材料)と、アルミ箔製造会社「東洋アルミニウム」などの共同研究チームは、アルミ粉末を材料に、直径5ナノ・メートル以下の小さな穴が無数にあるフィルターを開発。
トリチウム水の混ざった水を温めて蒸気に変え、フィルターに通すと、高率でトリチウム水を除去できたということです。
はっきりとした仕組みは分かりませんが、トリチウム水は水よりも分子が重く、動きにくいため、フィルターを通過しにくい可能性があると推測されています。
本当にいろいろな問題を抱えています。
まだまだ不安がありますが、できるだけのことはしてほしいと思います。
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