新名眼科 院長日記

角膜内皮細胞移植

今日の大阪は雨。
一日で3月の月間雨量の半分ほど降ると予想されている地域もあり、注意が必要です。


角膜で有名な京都府立医科大学で新しい治療が発表されました。
角膜内皮細胞が少なくなり視力低下を起こす水泡性角膜症の患者さんの目に、シャーレで迫{した他人の角膜内皮細胞を注射器で注入して移植するというものです。
実際に3人の患者さんに行われ経過は良好ということです。

これまでの治療は角膜内皮細胞移植が行われていました。
時間がかかり、角膜内皮細胞の確保も必要でした。

迫{細胞を使用することで多くの人に短時間で治療が行われる可能性が出てきました。
京都府立医科大学では、今後2年間で約30人に移植し効果を確認することになっています。

本当に各方面での進歩が速い時代です。
良い結果を期待したいと思います。
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